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Dead Kennedys 「Kill the poor」

個人的に、アベノミクスという言葉は好きではない。

しかしながら政権交代後の経済政策により、経済動向が変わったのは事実。
この政策が正しかったかどうかは、未来からの視点でのみ評価されるべきだとは思うけど、
少なからず、経済動向に変化を生じさせた点に関して、自分は評価している。

円安への流れが生まれ、株価が上昇した。
株価の上昇は、日本の上場企業の利益が増加することを見込んだ動きであり、
その点では、日本の経済は今後上向いていくと評価されていることの裏づけであると言える。

でも日本にとっては良いと言えても、多くの国民にとって、
アベノミクスがもたらす結果は、不利益となる可能性がある。

多くの人間が語るように、企業の利益が増えたとしても、
給与が増えなければ、インフレの結果として、生活は苦しい方向に進む。
多くの株を持っているのは富裕層であるし、
国民の多くは株高によるメリットを享受できないと考えられるし。

とはいえ、仮に民主党政権のままの経済政策が続いたとして、
それが日本を浮上させたとは思えないし、
「変えるため」の動きを取ろうとしているのは間違っていないと思う。

そんな世の中に生きる人間としては、そういった先を見越した準備をし、
生き抜くための戦略を立てることが、今求められているんだと考えられる。
自分の親の世代を倣った、今まで通りの生き方は、もう出来ないんだって。


若年層の失業率が世界中で問題になっている。ギリシャでは62.5%なんてとんでもない数字。
世界的に見れば、日本なんて大したことないように見えるけど、
でも8.1%ってのも高い数字のように思う。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013060102000132.html

現代は、若い世代が損をする時代である。
既得権を有する上の世代は、その権利を十二分に行使した結果、
若年層に割を食わせながら、自分達は逃げ切ろうとしている。

海外では若い世代のデモが多発しているけど、
でもそれが実を結んでいるようにはとても思えないし、
将来展望の見えない、閉塞感を感じる世界になってきたなあと感じる。

職に就けない若者に対して、彼らの努力が足りないという指摘は正しいと思う。
そのような世の中になることを見越した準備をしてこなかった人間が悪い。
しかしながら、じゃあそれでいいかというと、自分はそうは思えない。
たまたま生まれた時代が悪かった、そんな言葉も説得力を有する時代になった。

子供から、生んでくれてありがとう、ではなく、何で生んだんだと責められる親。
最近そんな悲劇を夢想して、物思いにふけることがある。


自分は製造業という業界にいる人間で、レベルは低いとはいえ、
そこそこの規模の会社にはいるし、正社員であるし、
今のところは、失業というものからは、まだ遠い位置にいる。

では十年後、二十年後に同じように会社が利益を出し続けて、
自分の給料も年齢と共に上がって、なんてシナリオが描けるかというと、否。

あまり会社の内部のことは書けないけど、
うちの会社ではもうイノベーションは起こらないと感じている。
バブル時期に入社した多くの人間が、これからも十年、二十年と会社に残っていくと考えると、
いくら自分がこれから頑張ろうと思っても、心砕けてしまいそうなのが現状。

そもそも、この先、高度経済成長期のように、
革新的な「モノ」が次々とリリースされるような時代はもう来ないように思える。
先人達の努力のおかげで、はっきり言って、
もう切実に必要なものは無くなってしまったように思えてしまう。

寧ろ個人的には、もう「モノ」を作らない方が、世界にとって良いのではないか、くらい考えたり。
今のところ、無限に利用可能なエネルギー源というものはない訳だし。
クリーンエネルギーと呼ばれている太陽電池だって、
それを作るために多大なエネルギーを使っている訳だし。

先進国に生まれた人間だから言える戯言であると実感はしているが。

少なくとも、過去に比べて、
製造業の世の中に対する貢献度は低下しているんじゃないかというのが、自分の考え。
更にいえば、製造業は中国あたりの追い上げを受けて(汚い手段を含む)、
日本の技術的な優位性もどんどん低下していくであろうとも、考えている。

もちろん、素材分野、バイオ分野など、まだまだ面白そうな業界はある。
でも少なくとも自分が属する電子部品業界の将来はあまり展望はなさそうだ。
過去における半導体のような、革命的なものなんかが出てくれば別だけど。

だったら自分がそれやればいいじゃんと言われそうだけど、
それは絶対ムリだと分かっている。人間には絶対的な器と適正がある。
自分には絶対出来ない。世の中には天才にしか出来ないことがある。


だったら自分は今後どう生きるべきか。
正直言って、展望はない。

過去のブログでも書いてるけど、学生時代から自分は何をしたいのか、
具体的なことなんて何一つなかった。
夢を追い求める、なんて言葉とは全く無縁の人間である。

でもどう生きるか、その指針はずっとあるし、
いつ自分が死ぬかは分からないけど、世の中に爪痕を残した上で、死にたい。
そう思っている。

若くから起業して活躍している同世代の人間は心から尊敬している。
自分の居場所がないなら、自分で作る。そんな情熱に溢れた人間は凄いと思う。
根本的にめんどくさがりな自分には、絶対ムリだ。

だからといって、会社の中で生きることがパンクではないとは決して思わないし、
体制の中に入るからこそ、体制を変えやすいと思えるのも事実。
心が折れそうな場面は多々あったけど、決して諦めることはなかった。

生まれたからには生きてやる。


貧富の差は今後ますます開いていく。
TPPによって海外から人材が渡ってくれば、給料のスタンダードは下がっていく。
一方で、強いものは更に富んでいく。そんな世の中になっていく。

自分はだからといって、弱いものを守れとも思わない。
当然ながら、社会保障は必要だと思うし、それを切ろうなんてことは主張しない。
但し、生まれることイコール、生き残りの闘いを迫られる世の中に身を置くこと、
そんな世の中になったという自覚がもっと広まらなくてはいけないんだと思う。

嫌な世の中になったけど、若い頃から競争を自覚しないと、生き抜けない。
人間は決して待っていては平等ではないんだと、教えてあげなくてはいけないと、思う。
改めて嫌な世の中になっていくと思うけど、グローバル化ってそういうことだ。


The Dead Kennedysの「Kill The Poor」って1980年の曲だけど、
この曲で歌われていることが、これからの世の中で起こりえることを暗示しているかのようで、
改めて、こういったテーマって、普遍的なテーマなんだなあと実感する。

歌詞の内容は下記URLの通り。中川敬が日本語カバーしたものもある。
http://protestsongs.michikusa.jp/killthepoor.htm

体制側の人間からしたら、代わりの人間はいくらでもいる。
多くなりすぎてしまえば、合法的な手段で間引きしてしまえばいい。

多くの非体制側の人間は、そんな世の中を見越した準備が必要なのだと思うのです。
自らの武器は何かを見極めた上で、それを磨き続けなければいけないんだと思うのです。


B0000240O3Fresh Fruit for Rotting Vegetables
Dead Kennedys
Cherry Red 2000-01-01

by G-Tools



Dead Kennedys 「Kill the poor」
エグい歌詞だけど、演奏はかなりしっかりしている。ポップさすら感じたり。
ジェロ・ビアフラの歌声は個人的に、好き。



ヤポネシアン・ボールズ・ファウンデーション 「Kill the poor」
こちらの日本語カバーも好き。

テーマ : お気に入り&好きな音楽
ジャンル : 音楽

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No title

faith no more でヒットしてきました。彼らのことは10代から好きでたまりませんがw
一番新しい日記を読んで思うこともありました。
不真面目な人間ではありますが、将来の日本については大真面目に考えてます。

@相模原 Angel dust

Re: No title

Faith No More、自分も今でも大好きです。
しばらく来日してないと思うんですけど、マイクパットン先生、観たいですねえ。

自分も不真面目な人間ですが、
比較的世の中のことは背伸びして考える性質の人間なので、共感できますねー。
プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

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