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The Blue Hearts 「ロクデナシ」

※今日の記事は、自己中な記事です。御容赦下さい。


今年は実はそんなにあっという間という気がしない一年だった。
結構時が流れるのが長いと感じる時期もあったので。

去年から仕事人間になっているせいで、今年も仕事の思い出が多い。

とにかく去年は新製品の立ち上げで時間に追われる日々で、
冬場は月の半分くらい東北の工場に詰めていた気がする。
去年の12月は、クリスマス過ぎてからまた工場飛んで、最終日までずっと向こうにいたはず。
当然年が明けて、今年の3月までそんな日々が続いてた。

ただ、そんな日々が3月で終わって、僕は4月から新しい職場へと異動した。
当時、こんなことを書いていた。読み返してみて当時感じていた寂しさが蘇ってくる。
http://hogeisendan.blog63.fc2.com/blog-entry-363.html

現場と密に繋がった設計部門から、研究開発部門への異動。
完全に今までとは違う人達と絡んで仕事をするようになった。

とにかく自分にとって初めてのことづくしで、正直戸惑った。
完全に今までと異なる分野の仕事で、自分が何をすればいいのか分からない。
しかもまともに後輩と仕事のしたことがなかった自分に、部下が5人もついてしまった。
とてもじゃないけど、指示なんて出せないし、いきなり壁にぶちあたった。

当時のことも書いていた。
「こんなに長く感じた二ヶ月は、ここ数年なかったと思う」って書いていて、
やっぱりここら辺のイメージが、今年の時の流れが遅く感じさせたのかな、と思う。
http://hogeisendan.blog63.fc2.com/blog-entry-370.html

正直、自分もそこまでバカではないので、段々と自分の立ち位置が分かってきた。
外部から入ってきたコンサルの視点で、自分の部署の課題を捉えて、それを解決していくことにした。

出来たことと出来なかったことは半々くらいだけど、
でも間違いなくいい方向に持っていけたとは自負していて、
ある製品はきっぱり諦めてストップしてしまったけど、
標準品となりえる主力の製品については、競合他社よりも性能の良いものを作り上げることが出来た。

再来年の春くらいには、きっとその製品をお客さんが買ってくれて、
市場に出ていくことになるだろうと思う。
今はどんどんお客さんに売り込みをかけてるから、きっと採用される数も増えていく。

去年までやってた製品が最近世の中に出始めたけど、また新しい楽しみが増えそうだ。
当然量産に向けたハードルがあるから、また工場に詰める日々が続きそうだけど。


自分はリーマンショック前に転職活動をしていた。
理由は単純で、会社が嫌いだったからである。早く出たいと思っていた。

ただ、活動中にリーマンショックが起こって、
わざわざ求人が狭き門になったタイミングで自分を売る必要はないと思って、
もう少し会社で耐えてみようと思った。極端に言えば、空気のように生きようと思った。

多分ブログを始めたのも、そんな悶々としていた時期。
あの頃は経費の問題で早く帰れと言われていたから、何か始めようと思って始めたような気がする。
我ながら当時は下手クソな文章書いてたなーと思う。少し無理をしていたのは間違いない。
別に今上手い文章書いている訳ではないから、少なくとも今と比較して、という意味で。

でもそんな日々の中で、偶然ある実験の中で発見が生まれ、発明が生まれた。
それは今までの研究開発での困りごとに対する起死回生の解決手段となっており、
実験室レベルではあるけど、間違いなく特性は当時、他社と比較してナンバーワンのものだった。

何より、どこの会社もやっていない、
うちの会社オリジナルの技術になりえることが自分の心を躍らせた。

ただ、その頃は全く再現性がなく、なぜそのような構造の製品が出来るのか分からなかったけど、
毎日遅くまで残って実験して検証していくことで、徐々にそのメカニズムを明らかにしていった。
自分の中では、これは量産まで行けるんじゃないかという予感が、段々と確信に変わっていった。

ひょっとしたら初めて会社に入ってから心から仕事が楽しいと思えた時期だったかもしれない。
「そんなことできねーよ」って色んな人に言われる度に、実は内心嬉しさを感じていた。
誰も出来ないと思うことは、きっと今まで誰も考えたこともないこと。
それが実現すれば、絶対に新しいことが出来るはず。そんな気持ちが自分を支えた。

そして僕の上司は抜群のタイミングで自分を設計部門に異動させてくれた。
自分の開発品を自分で立ち上げろと。そのミッションを持って僕は部署異動した。

そこから先のストーリーはあっという間に進んだ。
最後までやりきった訳ではないけど、今年の3月の段階では何もなかった場所には量産ラインが出来て、
製品も何とか世の中に出て行くことになった。


今の自分、昔と同じで会社が嫌いなことに変わりはない。
でも、会社は嫌いだけど、自分のやりたいことを会社の中で見つけることが出来ている。
4月に部署が変わっても、今自分はやりたいことを見つけることが出来ている。

本来会社の企業理念とか、経営方針に共感出来ない人間が会社にいてはいけないんだけど、
でも会社に貢献していると思わせられれば、担当者レベルでそれを咎められることは全く無い。
いい意味で、どう会社を利用するか、という観点で自分の行動を決められるようになった。

それはきっとここ2~3年での自分の経験のおかげだと思う。
何事も打ち込んでみることで、面白さは見えてくるもの。
それは仕事に限らずに普遍的な真実であるとは思うけど。


秋には社長含めた役員に対してプレゼンをする機会があった。
プレゼンターは自分ではなかったけど、質疑応答の殆どは自分が対応した。
平社員として怖いもの知らずの気持ちでいたこともあり、はっきり言って、全くビビらなかった。
万一怒らせることがあっても、別に会社辞めればそれで済む話だろって思ってた。

その時の自分の質疑応答は、普段の会議での質疑応答のスタイルと全く変わっていなかったみたいで、
後で役員相手なんだから、もう少し言葉の選び方とか言い方を考えた方が良かったんじゃないか、
なんて指摘を受けたりもした。自分の中では丁寧なつもりだったんだけど。

でもある人からは「パンク魂見せてもらったよ」と言ってくれて、嬉しかったり。
これこそが自分の目指しているスタイルだ。
どんなに稚拙であろうとも、相手の立場に関係なく、自分の言いたいことは言う。
勿論、指摘を真摯に受け止める謙虚さは常に忘れないことが大事だけど。

自分が管理者になって立場が変われば、また違うんだろうけど、
少なくとも平社員のうちは、正直うちの会社にいて、
怖いと思うことはもうひょっとしたらないんじゃないかと思う体験だった。


そんなこともあり、何となく自分の会社内のスタイルが完成してしまったのが今年だったと思っている。
あくまで「うちの会社」限定の話だけど、どんな部署に行っても、
それなりに楽しさを見つけて、やっていけそうだと感じている。

会社は依然として嫌いでも、何だかんだ今の会社は自分に合っているのかもしれない。
きっとこのまま会社に残っても、色々な部署回って面白い経験が出来るだろうと思う。

ただ、うちの会社でこれまで経験した以上の刺激が、今後得られるかどうかというのは微妙なところ。
一度しかない人生、例え通用しなかったとしても、違う世界で自分を試してみたい気持ちもある。
会社を出ないと、自分が本当に社外で通用する人間なのかって分からない訳だし。

という訳で、来年は社外を意識した一年になると思う。
少なくとも転職エージェントにはコンタクト取ろうと思ってる。
自分のキャリアを買ってくれる転職先がないのなら、
きっと自分はうちの会社でしか通用しないんだと割り切ることが出来るし。

それが来年に向けて思うこと。

一度きりの人生、生まれたからには生きてやる。
誰かのサイズに合わせて 自分を変えることはない。


今年の更新はこれで終わりです。
更新ペースも遅く、定期的に読んで頂けている方はそんなに多くないと思いますが、
皆様今年もありがとうございました。

そしてリアル世界でお世話になった方々もありがとうございました。


B00005EYGAYOUNG AND PRETTY
THE BLUE HEARTS
トライエム 1987-11-21

by G-Tools



The Blue Hearts 「ロクデナシ」
いつまでも自分のテーマソングの一つであります。

テーマ : お気に入り&好きな音楽
ジャンル : 音楽

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No title

2度目のコメントになります。
年末なので、ちょっと思いきってコメントしてみました。

捕鯨さんのブログ大好きで、私はHRやHMはまったく聴かないんですけど、捕鯨さんのブログは読みます(笑)

そして私は捕鯨さんの専門的なお仕事とはまったく無縁の世界で生きてますけど、捕鯨さんのお仕事の話はいつも大変興味深く読ませていただいてます。

なんでそうなのか考えたら、私は捕鯨さんの感じてることや文章にとても魅力を感じるからなのでした(笑)
きっと私と同じような方はたくさんいると思いますよ!

私はクリスマスに夜中の3時まで仕事してたんですが、疲れてグッタリな時にラジオから懐かしいブルーハーツの「少年の詩」が流れてきて、なんとも力が湧いちゃいました。
音楽の力ってすごいですよね。

お仕事忙しそうですが、来年もまた楽しみに読ませていただきますね!
素敵なブログ、1年間どうもありがとうございました。

No title

こんばんは。
今年も残すところ、あとわずかになりましたね。
今年も捕鯨さんの記事にいつも励まされ、そして勇気づけられた私がいます。
ありがとうございます。
捕鯨さんのブログを読むたびに、
音楽に対する愛情や優しさ、
そして仕事にかける情熱が心にしみてきました。
私も仕事がんばらなくちゃ(^-^;
と、反省しています。
いつか、
捕鯨さん達の開発した商品を使う時、
捕鯨さんや皆さんのことを思いながら、
感謝して使いたいって、そんな風に思いました。

ライブレポも、本当に毎回楽しみにしていました。
来年も、期待してます。
いつか、捕鯨さんの叩くドラムが聴きたいです
(夢みたいな話ですけど(^-^)

話は変わりますが、
今夜(深夜)ETVで、横山健さんの東北ライブの特集が再放送されるようです。
友達に教えてもらったのですが、
AIR JAM の模様も放送されるようですよ。
もしよろしければ、捕鯨さんも、ぜひ(^-^)

今年もいろんなことがありましたが、
新しい年が、良い一年になりますように...。

来年も、どうぞよろしくお願いいたします。


Re: No title

namiさん

コメントありがとうございます。
最近メタルのことばっか書いてる気がしますけど、
それでも読んで頂けているということで嬉しいです。

記事では仕事についてあーいうこと書いてますけど、
別に日々情熱に燃えている訳ではなくて、
普通の人と同じように、かったりーななんて言いながら生活しています。

でもこうやって文章起こしておくと、自分が感じていたことが後から振り返られるし、
自分にとっての戒めになるんですよね。
自己満足なところがあるんですけど、それを面白いと思って頂けるとありがたいです。

自分も「少年の詩」がラジオから流れてきたら力湧きそうな気がします。凄く好きな曲です。
ブルーハーツって年取ってから改めて聴いてみても、
本当に凄いバンドだったなんだなーって感じます。音楽に力があるってのは同感ですね。

namiさんもお仕事大変そうですが、身体を壊すことなく過ごされることを願っております。
こちらこそ来年もよろしくお願い致します。

Re: No title

クリープさん

コメントありがとうございます。
今年、自分のブログ読んで頂いてありがとうございました。

自分の開発した製品は実は最終製品という形ではないので、
ひっそりと電子部品という形で、あるものの中に入り始めました。
現段階ではまだ出始めたばかりですが、偶然でも将来使われることがあると嬉しいですね。

ちょっと横道それますけど、自分が苦労して製品立ち上げを経験すると、
世の中に溢れている製品それぞれにドラマを感じてしまうんですよね。
どんなに小さい部品でも一つ一つに開発者の思い入れがこもっているように思えてくる。
そんな見方が出来るようになったのも今年でした。

自分のドラム、機会があれば聴いてみてもらいたいですよー。
ただ、今は非常に品の無いバンドやってるので、がっかりさせること間違いなしですが(笑)

ハイスタの特番は妹が録画しているはずなんで、実家でたぶん見れるはずです。
何だかんだ今年のAir Jamも行きませんでしたけど、またタイミング来たら3人集まってほしいですね。
10年後でもいいので、一度ライブ観てみたいと思ってます。

来年も引き続きどうかよろしくお願いします。

No title

久しぶりのコメントです。いつも楽しく読ませてもらっています。

音楽についての記事も好きですが、こういう仕事や生き方について書かれた記事は特に何度も読んでしまいます。

私は2012年はこれまでの蓄積に上乗せしていく仕事で、2013年からがらっと仕事の内容が変わっていくことがわかっています。そのため、捕鯨さんの仕事や環境の変化に戸惑いながらもやり甲斐や突破口を見いだしていった2012年の姿勢に、やる気と高揚感を得ることが出来ました。

私は教育関係の仕事をしているので捕鯨さんとは全く職種が異なるのですが、
仕事に対する姿勢は本当に学ばせてもらっています。

これだけ忙しくてもフジロックやいろいろなフェス、ライブに行かれるところも好きです笑

2013年も楽しみにしています!

Re: No title

コメント頂きありがとうございます。

学ばせて頂いているなんて恐縮です。
ブログで書いてることは嘘ではないですけど、あくまで自分の一面であって、
実際の自分はもっと適当な人間なんで。
それでも興味深く読んで頂けるのは凄く嬉しいと思ってます。

仕事の内容が変わられるということですが、やっぱり戸惑いもあると思うんですけど、
これから起こるであろう変化に対して、今から真摯に見つめられていらっしゃるということで、
きっと上手くいくことを信じております。

恐縮な言い方になりますが、お互い2013年が良い年になるといいですね!

今年も自分は去年と変わらずにフェスにもライブにも行くと思います。
ブログの更新もマイペースで続けていこうと思ってますので、
どうか今後もよろしくお願い致します。

No title

2度目のコメントです。
明けましておめでとうございます。バイトがうまく行かず焼酎をぐびぐび飲んでいたのですが、ふとブックマーク一覧に「理系サラリーマンが〜」の文字が。最近きていなかったので来てみると、大好きなブルーハーツのロクデナシが記事タイトルではありませんか!なんという偶然。
やっぱりいいもんですね。捕鯨さんの文章。顔文字とか(笑)とか全然使わず、淡々と。静かな情熱を感じます。
私事ですが2013年こそブログを始めようと思います。いつも始めたはいいけど挫折してしまうんです。どうも文章を飾ってしまって…。なにか続く秘訣などあるのでしょうか?
今年も更新楽しみにしていますね。では

Re: No title

コメントありがとうございます。

自分の文章って自分でも淡々としてると感じるんですけど、
普段の自分の語り口の一側面がそのまま出てるんだと思います。
酒飲んだときなんかは、語り口は全然変わるんですけど。

自分がブログ続けられてるのって、やっぱり面白いからなんでしょうね。

ブログは匿名性が高いので、その分恥ずかしいことが書けるのがいいです。
現実世界の友人の多くにはこのブログのこと教えてないですし。特に会社の人には。
そういったものを記録として残して、後で読み返せるのが面白いんですよね。

ただ、自分一人の日記だったら絶対続いてないです。
訪問人数はともかく、誰でも覗くことが出来るから、一応はちゃんと書こうと思うというか、
ほんのちょっとは考えて文章書くのがいい感じです。

もっと深いところの話はまた別にあるのですが、それはまた別の機会に。

やっぱり面白いから続いてる。それだけなんでしょうね、自分の場合は。
つまらない返しで申し訳ありません。

初めまして!
the muffsを検索したら、このブログを見つけるに至りました。
きっかけはなんでもいい。
ブルハ世代です。
ロクデナシ、サイコーです。
色々変化しても、この曲がテーマソングであり続ける気持ちわかります。
また立ち寄ります!
LIVEリポート、レビュー…続編楽しみにしてます!

Re: タイトルなし

こちらこそはじめましてー。コメントありがとうございます。
確かにきっかけは何でもいいんですけど、Muffsってのも嬉しいです。
周りに好きな人いないんで。

今でこそ色々と音楽聴いてますけど、歌詞も音も、
自分の原点ってやっぱりブルーハーツなんだなーって、
彼らの音楽をたまに聴くと実感します。
きっと死ぬまで聴き続けては、昔の自分に立ち返るんでしょうね。

最近更新滞ってるんですけど、決してブログはやめないので、
どうか今後もお付き合い頂けると嬉しいです。
プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

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