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Unisonic 「Unisonic」

一週間経ってしまったけど、Unisonicのライブのこと。

去年のラウドパーク、自分のベストアクトはUnisonicだった。
あのライブは伝説と言っていいくらい、個人的にインパクトのあるものだった。
昔の自分の記事読むと、あのときの興奮が蘇ってくる。
http://hogeisendan.blog63.fc2.com/blog-category-62.html

あのときはスタンドで観ていたんだけど、次に来日したときはステージの近くに言って、
ファンの方々と一緒に盛り上がりたいと思った。
会社帰りでしかも金曜ということで正直キツかったけど、早めに前方を確保して、開演を待っていた。

チケットはソールドアウトこそしなかったものの、中々の入り。
自分より年上っぽい人の方が多い。あまり普段行くライブにはない光景だった。

ライブの一発目はアルバムと同様に「Unisonic」。
キスクは最早お馴染みになったスキンヘッドで登場。そしてグラサン着用。
ロブハルフォードばりのルックスに一点の曇りもなかった。あのときと全く変わってない。

そしてこれまた変わっていないのがボーカル。
元々彼らのデビューアルバム『Unisonic』は、Helloweenの曲みたいな超高音の曲はなく、
キスクが歌いやすそうな中~高音のメロディを据えた曲が並んでた訳だけど、
それにしてもキスクのボーカルの存在感は際立っていた。凄い。

サビでは観客にコーラスを求めて、ゆーにーそにーーーっく!と。
観客にもアルバムの曲は浸透していて、一曲目から大いに盛り上がる。
バンドの演奏も完璧と言わざるを得ない。特にマンディのギターが凄くいいと思った。

ストラト使いのギタリストって、あんまり好きなギタリストいないんだけど、
彼はストラトのトーンを活かしたフレージングと奏法で、
ストラトというギターの魅力を引き出していたように思う。

続けざまにポップなメロディが印象的な「Never Too Late」。
この曲でもサビのキメのフレーズはしっかり観客がフォロー。

『Unisonic』というアルバムはHelloweenみたいな
パワーメタルを求める方々には不評だったみたいだけど、
自分は名盤と呼ぶ程ではないにせよ、今の等身大の彼らの魅力が詰まった、
素晴らしいアルバムだと思っていた。

キスクが無理なく歌えて、かつ気持ちよく歌える曲。
ポジティブなフィーリングに溢れた彼らの楽曲は、ライブで大いに映えていた。

そこから続いたUnisonicの楽曲は派手さに欠けることもあり、
若干観客のテンションが落ち着いた感があったけど、キスクの煽りもあり、
別に盛り下がっていた訳ではなかった。手拍子はずっと続いていたし。
「My Sanctuary」はマンディのギターのカッティングがかっこ良かった。

中盤、キスクがMCで自分の容姿の変化をネタにした後に(髪も抜けて腹も出たみたいなこと言ってたような)
昔の曲を歌うぜ、といった感じで始まったのがあのイントロ。

March of Timeだー!

イントロのツインリードで観客はこの日一番の盛り上がりに。湧き上がる大歓声。
自分の隣のブロックではステージに向かって観客が凝縮し始めた。
そしていかにもハロウィン節の高速ツーバスフレーズが始まると、軽いモッシュが起こる程だった。

オーソドックスなメタルバンドのライブとしては、かなり珍しい現象だったように思う。
それくらいこの曲は観客のテンションを上げたということ。

またこの曲で凄かったのはやっぱりキスクのボーカル。
この曲のサビは超絶ハイトーン使うんだけど、全くフェイクを使わずに原キーで歌っている。
神々しいと思った。ここまでボーカリストに対して、凄いと思ったことはあまりなかった。

ライブ終わったときに思ったけど、メタルというジャンルに関して言えば、
ロニージェームスディオ以来だと思った。

自分がこれまで好んで観てきたメタルバンドのライブって、
ボーカルが「かっこいい」けど、「凄い」と思うことってあまりなかったと思う。
キスクの超絶的なハイトーンを聴いていると、素直にすげーって気持ちが沸いてきた。
ディオのボーカル初めて聴いたときと、同じような感覚だった。

ライブ動画観てるとピッチは不安定だし、決して上手いって感じはしないんだけど、
でも、すげーって思う。彼の独特な声質に助けられている部分も大きいのかな。
とにかく、マイケルキスクという人は、ボーカリストになるために生まれてきたような人に思えた。

そこからはまた『Unisonic』の曲に戻るんだけど、
一度観客の興奮がピークに達したこともあって、
観客のリアクションもどんどん良くなっていったように思う。

壮大な「Star Rider」ではコーラスに合わせて観客も歌ってて、
ライブのハイライトって感じがしたし、
シャッフルの「Souls Alive」もノリやすいリズムに合わせて、
観客が気持ち良さそうに身体を動かしていたのが印象的だった。

ここら辺で感じたことだけど、明らかに去年のラウドパークで観たときとバンドの完成度が違う。
あれからアルバムを完成させて世界をツアーしていく中で、
あっという間にパーマネントのバンドのような佇まいを見せていた。

バックを固める方々は当然ながら敏腕ミュージシャンだから当たり前として、
キスクに余裕すら漂っているのが印象的だった。
ラウドパークのときは表情を見てて苦しそうだなーって思うところもあったけど、
今回のライブでは全く不自然さを感じる場面はなかった。

正直、マイケルキスクという人に第二の全盛期が訪れたんじゃないかって思った。
彼はソロでアルバム出している訳だし、失礼な言い方だと思うけど。
でも本当にインパクトあった。そして自分はキスクのボーカルが好きなんだなーって感じてた。

ラストの「Never Change Me」は自分がアルバムで一番好きだった曲。
どことなくこの曲はBon Joviを彷彿させるような、メロディアスなハードロック。
今のUnisonicがやりたい音楽がここに現れているような気がした。
聴いていても気持ちいい。たぶん演奏していても気持ちいい。とにかくそんな音楽。

でもサビをまるまる観客に歌わそうとしてたのはどうかと思った。
流石にそれは無理だった…。ちょっとキスクが残念そうだったのが、申し訳ない気分を呼び起こした。
次観るときには歌詞を覚えて歌ってあげよう。

そういやキスクがサビ前のフレーズをカイハンセンに歌わせようとして振ったはいいものの、
不意を突かれたカイはマイクの前にいなかったため、無音状態になった瞬間があった。
笑った。もう少しリハーサルしとかんとダメだよ。

本編が終わって少し経つと、カイがステージに登場。
一通り観客を煽ってから、弾き始めたのがあのリフ。

Future Worldだーーー!

これまた観客は大熱狂。あのイントロのギターリフは燃える。飛んだ。
当然ながらキスクのボーカルはCD通りの原キー。
サビでは観客が大合唱。あの曲のサビのフレーズは分かりやすくて、とっても好きだ。

We all live in Future World!

何て素敵な歌詞だ。
ジャーマンだから歌える歌詞だと思うけど、なんかそのセンスが日本人に近くて、
だからハロウィンって日本でも人気あるのかなと思ったり。

当然ながらラストはあの曲です。またピロピロしたツインリードでスタート。

I Want Outだーーー!

個人的にサプライズとしか言いようのなかったラウドパークのときのような感動はなかったけど、
やっぱりこのイントロを聴くと、分かっていても、燃える。
自分が昔ハロウィンを聴いていた頃の気持ちが蘇る。

周りのお客さんと一緒にサビで拳上げて合唱して、ギターソロに合わせて合唱したりと、
ラウドパークでは出来なかった、興奮の輪の中に自分の身を置く、という
今回のライブの目的が達成されて大満足。

何も文句のない中でUnisonicのライブは終わった。
自分が求めていたものを、全て出し切ってくれた。
最後メンバーがステージで肩組んで一礼したとき、心から拍手と歓声を送った。
周りの観客のリアクションも、自分と全く一緒だった。


ラウドパークの時には懐古の感情が先立って、キスクが戻ってきた!っていう感動があったけど、
今回のライブは、今のUnisonicというバンドそのものを観せてくれたライブだった。
等身大の現在進行形の彼らのライブは、本当に素晴らしかった。

Unisonicはあくまで各人のサイドプロジェクトという位置づけだと思うけど、
是非ともまた数年後に活動を行ってほしい。
キスクのボーカルを活かせるのは、やっぱこのバンドだよ。

(セットリスト)2012.9.7 渋谷AX
Unisonic
Never Too Late
Renegade
King For A Day
I've Tried
My Sanctuary
March of Time
Over The Rainbow
Star Rider
Guitar Solo
Souls Alive
We Rise
Never Change Me

Future World
I Want Out


B007QHKMTOUnisonic
Unisonic
Armoury Records 2012-05-22

by G-Tools



Unisonic 「Unisonic」
2011年のラウドパークでのライブ。やっぱりこのときはキスクちょっと苦しそうな感じがする。
今回のこの曲での佇まいは、実に堂々たるものだった。

テーマ : お気に入り&好きな音楽
ジャンル : 音楽

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プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

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