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Green Day 「Boulevard Of Broken Dreams」

今日もいつものように自分自身の記録を目的に書いているような内容です。


ここ最近、自分が悪い意味でバカになっている気がして、色々と本を読んでいた。
そんな中で読んだのが、小熊英二さんの「社会を変えるには」という本。

4062881683社会を変えるには (講談社現代新書)
小熊 英二
講談社 2012-08-17

by G-Tools


タイトルに対して期待される「社会を変えるには」という点に対して、
自分が薄々と直感的に感じている内容を超えるような新しい視点を提示している訳ではなかったけど、
このような論考が、平易な文章で書き下ろされ、新書として刊行されたことに対して、凄く感銘があった。

自分がこれまで学者の方々に期待していた内容を、小熊さんという方はやってくれたなーって気がする。
それは決して彼の意見に共感するとか、彼の意見を正しいと支持するとか、そういったことではなくて、
何となく多くの人々が感じているであろう「社会は変わらない」という閉塞感に対して、
学者側から打開のための考察材料を、整理した上で提示してくれたということにある。

文章量は多いけど、読みやすいのですぐに読み終えられる。
多くの人に読んでみてもらいたいと思った。


これはまた別の本、柴田三千雄さんの「フランス革命」という著書からの引用だけど、
革命が起こるための条件として、下記の3条件が考えられると一般的に言われているとのこと。

①既存の支配体制の統合力が破綻すること
②大規模な民衆騒擾、都市や農民の民衆蜂起がおこること
③新しい政治集団になりうるものが存在すること

自分はどうせ社会を変えるなら、急進的に変えてしまうことを望んでいる人間、
つまり「革命」を望んでいる人間ではあるんだけど(正直な話、お祭り的な感覚があることは否めない)、
現代の日本において、よっぽどの出来事が無い限り、上記の3条件が揃うことはないと思う。

特に②のハードルが大きいような。
日本人って人間が出来てるから、国内という範囲において暴力による体制打倒は望まない。
恐らく日本外からの脅威に対してしか、民衆の蜂起っていうのは起きないと思う。

今それなりの方々が参加されている反原発運動を眺めてみると、
正直上記3条件のどれも揃っていないし、決して革命に繋がるような運動ではないと思う。

①の視点で見れば、決して統合力が破綻した訳ではなくて、
体制の中で隠蔽されてきた史実が露になったということだと思うし、
②の視点で見れば、反原発運動は暴力を否定した運動であることが明確である。

また③の視点で見ても、今の反原発運動は組織化され政治的イデオロギーに支えられた運動というよりは、
反原発という旗印の下に「人々同士の緩やかな繋がりにより集結した」運動のように思える。
国会前の反原発デモには、その性質が如実に出ていると思う。

決して「革命」には繋がらない反原発運動だけど、では効果がないかというと、
明らかに効果が生じていると思う。政治的なパフォーマンスとしての利用という側面はあるにせよ、
世論を意識させた上で、将来的な原発ゼロという指針を引き出したのは、
当然ながら「完全」ではないにせよ、反原発運動の一つの成果ではないかと個人的に思っている。

自分は将来的に「革命」を望む人間だけど、それってあまりにも急進的過ぎるし、
きっと多くの人々の血が流れることは間違いない。

暴力を背景とせずに、理知的に「社会を変えられる」社会を作ることが出来れば、
恐らく世界史的に見ても、一歩前に進んだ社会となるんじゃないのかなと思う。
「社会を変える」一つの方法論が成功を収めるのであれば、大いなるブレイクスルーになるはず。


自分が何で社会との繋がりを意識するかというと、社会との繋がりを意識しなければ、
自分が生きる目的がなくなるからである。

自分を中心においた場合、自分にはあらゆる欲求が欠落している。
「何をやりたい」ということが全く欠如している。別にやりたいことが具体的にあるかというと、ない。
家族が出来れば別なのかもしれないけど、物質的に豊かな生活をしたいなんて欲求がない。
「自分が幸せになりたい」という気持ちが、自分のことを自分が好きではないので、沸いてこない。

もちろんどうせ生まれたからには楽しいこといっぱいしたいし、
だからこそ酒飲んだり、ライブ観に行ったりってのがあるんだけど、決してそれは生きる目的ではない。
どうせ生きるなら、楽しく生きようという考えに基づいた行動である。

前にも書いたことかもしれないけど、自分が生きることの目的は、
僕が世話になった人達、社会に対して、恩返しがしたい、ということだと思っている。

ちょっと前に自分が書いた記事。あのときと考えは何も変わっていない。
http://hogeisendan.blog63.fc2.com/blog-entry-361.html

そうなると「社会」に対して自分が何を為すべきかということが、
直接的に自分が生きるということに対するテーマになる。
だから自分は稚拙ながらも「社会」に対する分析は常に行っていこうと思うし、
今の「社会」を形成してきた歴史について、もっと勉強しようと思うんだと思う。

自分が生きる今の社会が決して良いとは思わないからこそ、
「社会を変えるには」というのが自分にとっての生きるテーマになる。


その具体的方法が政治家になるとか、活動家になるとか、
決してそんな短絡的なものではないと自分は思っている。

当然ながら多くの人々に影響を与えることというのが、
そのための手段として最も優れているということは間違いない事実ではあると思うけど、
でも「広く」というアプローチとは別に、
「身近な」社会から変えていくというアプローチもあって然るべきだと思う。

今の自分の状況は結果論でしかないけど、たまたま今身を置いている会社の中で、
典型的な日本の会社の縮図とも言えるような環境の中で、
自分がどんなことが出来るのかというのは、十二分に面白いテーマである。
自分の会社だけではなく、旧泰然の会社が変わっていけば、絶対に社会は変わると思う。

今の自分はリーマンである。

リーマンなんて身分保障されているし、特権的階級ではあるだろうけど、
でもリーマンだから社会を変えられないなんてことは絶対にない。
別に政治活動とかデモに参加するとか、そういった形にこだわる必要はないはず。
アプローチの仕方は各々が考えるべきことだと思うし、自分は自分のやり方でやっていこうと思う。

ただ、一応言っとくと、でも今の会社がもうどうしようもないと思ったら、
半年後くらいにすぐ脱落してるかもしれない。
決して自分の「会社」を変えることが、自分の生きる目的ではない訳だし。


こんな歳になってから、ようやく自分の行動指針が明確になってきたような気がする。
普通の人間なら20代の前半にでも自己を確立して、明確な行動指針を立てて、
目指すべき「何か」をどう目指すのかについて戦略を立てて、生きるもんなんだろうと思う。

そういう意味では、自分はゆとり世代である。
ちょっと遠回りしすぎていると思う今日この頃。


B0002OERI0American Idiot
Green Day
Reprise / Wea 2004-09-21

by G-Tools



Green Day 「Boulevard Of Broken Dreams」

テーマ : お気に入り&好きな音楽
ジャンル : 音楽

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プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

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