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Radiohead 「Karma Police」

見出しを見て、久しぶりに週間ダイヤモンドを買った。
買って良かった。面白かった。
http://dw.diamond.ne.jp/contents/2012/0609/index.html


>サムスンが日本のエンジニアの引き抜き攻勢を本格化させたのは1997年のこと。
>李健煕会長が掲げた「ジャパン・プロジェクト」により、
>日本の設計思想や技術をキャッチアップし、開発スピードを上げてきた。

韓国メーカーが日本人技術者を引き抜いているのは有名な話だけど、
技術者に対して、年俸手取りで3500万円なんて提示があるとは知らなかった。
自分の周りにも韓国系メーカー行った人いるけど、責められんわ。
日本の企業で頑張っても、大した対価もらえる訳じゃないし、やりたいことも出来ないしね。

>「三洋電機出身者からすれば、買収されたら奴隷のように扱われるという恐怖すらあったようだ」と
>ハイアールの関係者は振り返る。
>「ジリ貧だった開発費も豊富になり、新しいチャレンジができる」というムードになっているという。

中国という国は信用出来ないけど、企業経営という面では文化の尊重に気を使ってるみたい。
日本だと業績悪くなると、すぐ開発費削られるから、
技術者としてやりがいを失うケースが多々あるんですよね。
例え中国企業傘下にあっても、技術者としてはやりやすそうだし、楽しそう。

(ハイアール社副総裁コメント)
>日本の家電メーカーの消費者に対する理念は素晴らしい。
>その理念がすべての社員に徹底しており、技術力も一流だ。
>これは日本の企業が誇る大きな財産だ。

「すべての社員」「技術力も一流」という言葉に引っかかりはあるけど、
このコメントは日本の強みを評する上で、正しいと納得する。

(ハイアール社副総裁コメント)
>一方で、経営はどうかというと、チャレンジ精神をあまり感じない。
>これは一流とはいえない。二流だ。
>さらに組織運営や管理となると三流だ。

なんで外の方にこんなに見抜かれるんでしょうね。
全くその通りだと思います。激しく同意します。
結局、経営はリスクを背負えないから、決断できない。対応が後手に回る。
リスクを伴うチャレンジを追求する風土が、失われていく。

(ハイセンス社総経理コメント)
>戦後日本の成長を引っ張った、がむしゃらに働く人たちは、いなくなってしまったようだ。

いや、いるんですよ。それが実を結んでいないだけで。
固定費削減の旗印の下に、特定部署の人員削減は進み、労働時間が異常な部署が増えている。
一方でがむしゃらに仕事をしたくても、経費削減の名の下にやりたいことも出来ない人がいる。
色んな矛盾を抱えているのが、今の日本の技術者の労働環境だと思う。

>今春、(家電)3社はいずれもトップ交代に踏み切った。
>しかし、前任者の責任は明確にされず、数々の"失敗"は総括もされていない。
>それどころか、ソニーの○○前会長は取締役会議長、パナソニックの○○社長は会長、
>シャープの○○前社長も会長として残った。

自分を社長にしてくれた人間を前にして、前任者の経営を正面から否定できるのだろうか。
潔く自ら一線を退くという美学が、日本にはあまりないみたい。
東電の件もそうだけど、よくも表世界に顔を残せるもんだよ。経営の「責任」って何なんでしょうね。
一度の失敗が許される一般社員じゃないはずなのに。社員にはその失敗を責め立てるくせに。

>2000年以降の家電3社の「失敗の本質」は、あえて一つに絞るならその"近視眼"に尽きる。
>足元の利益に安住し、経営リスクを取った"遠距離"の戦略に踏み出さなかったことで、
>後追いをしてきた韓国勢のさらに後追いをするという失敗が繰り返されている。

自分のような一般社員も含めて、日本企業の凋落は全ての人間に責任がある。
それでも明らかに、経営の責任によるところが大きい。自分はそう思う。

>「本当はソニーがiTunesとiPodを出すべきだったと言われるのが、一番腹が立つ」
>アイデアや技術があっても部門対立ゆえに実現しないソニーの現状に、社員はそう憤る。

組織間の縄張り意識が全体としてのシナジー効果の発揮を阻害する。
日本の色んな組織に対して当てはまること。お山の大将が多すぎるんですよね。

>「日本勢で固まって、本当に世界で勝てるのか」。ジャパンディスプレイへの参画を決める際、
>日立製作所の首脳陣の間では、そのような議論があったという。
>それもそのはず、歴史を紐解くと電機業界の国内再編は連戦連敗。

これも結局、異なる会社同士のシナジー効果が得られなかった結果によるものなんですかね…。

>幸いにして、日本企業は現場が強い。実務に近い人たちが本気を出せばやれることはある。
>往々にして、それを邪魔しているのは本社だ。会社の規模を小さくし、
>上にお伺いを立てずにやれるようになったら、必死になってパラダイム転換に挑戦する人は
>必ず出てくるはずである。

会社の規模が大きくても、海外のメーカーでやれているところはやれているはず。
日本だと何かを始めるのに、稟議やら決裁やらと、フットワークが重過ぎる。
提案しても、現場を分からない人が理屈をこねくり回して、決断もしないんだから、どうしようもない。


って、こんなことブログに書いていても仕方ないんですよね。
自分の思うところを、行動に移していかなければならない。背負うものがないうちに…。

でも、自分も背負うものが出来てきたら、
自分が非難する人達と同じように行動するようになってしまうのかな。
きっと日本の経営者の方々も、純粋な情熱を持って、
日本のために働いてきてこられた方々が殆どのはず。

それが人間ってものなのだろうか。

今の日本って、連続性の中では、きっともう変われないんじゃないかと思う。
阿鼻叫喚が訪れ、歴史の断絶が起こるとき、初めて日本はきっと変わる。
いつか血を流す覚悟が必要なのかもしれない。武器を手に取る覚悟が必要なのかもしれない。

連続性の中で日本を変えていける方法を研究されている方っていないのかな。
まだ僕達に抗える余地はあるのだろうか。知りたいことがまだ自分には多すぎる。


これからこの曲聴きながらちょっと散歩してこようと思います。

Phew for a minute there,
I lost myself.. I lost myself


B000002UJQOk Computer
Radiohead
Capitol 2000-01-01

by G-Tools



Radiohead 「Karma Police」

テーマ : お気に入り&好きな音楽
ジャンル : 音楽

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プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

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