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Arch Enemy 「Burning Angel」

Arch Enemy、『Wages of Sin』完全再現ライブの感想。

自分がこのライブに懸けていた想いは下記の通り。
http://hogeisendan.blog63.fc2.com/blog-entry-346.html

毎度のことながら、自分でもよくこんな暑苦しい文章書けるなーと感心する。
それくらい自分にとって『Wages of Sin』は思い入れのあるアルバムであって、
またArch Enemyというバンドに対する思い入れは深い訳であります。


当日の会場、横浜ブリッツ。
ソールドアウトという状況が示す通り、とにかく会場は人で溢れ返っていた。
当然ながら熱気も凄い。開演20分前くらいに着いたけど、ロッカーは9割近く埋まっていたと思う。

前座のEngelのライブが終わって、ステージ転換の際にいつもの如く、ステージ前方にスタンバイ。
このライブの週は出張続きで精神的にヤケになっていたこともあり、
とにかく色んなものを発散したかった。狂いたかった。

SEにいかにもなスラッシュメタルナンバーが続き、いよいよステージは暗転。
『Wages of Sin』のオープニング「Enemy Within」のイントロが流れ出す。
メンバーが登場し、大歓声。ドラムのフレーズから始まり、イントロのツインリードが炸裂。
この瞬間に観客は「オイ、オイ、オイ」の大合唱。

いつもながらにかっこいい。
メタルのドラマ性が凝縮された最高のナンバーでライブはスタート。

アチエネのライブ、いつも音響に対して文句ありまくりだったんだけど、
今回のライブの音は素晴らしい。二本のギターの輪郭ははっきりとし、
硬質だけど「鳴り」が感じられるドラム、アタック感は控えめだけど低音をはっきりと聞かせるベース。
全ての楽器の響きが渾然一体となった、バランスに長けた素晴らしい音作りだったと思う。

何よりアンジェラのボーカルの声も、楽器の音に埋もれずよく通っていたし。
今回のPAに関してはグッジョブとしか言いようがない。
いきなりの迫力に、一気にテンションは沸点に達した。

間を置かずに「Burning Angel」がスタート。
この曲はモロにMegadethの「Hanger 18」っぽいんだけど、
あの8分のコード上昇フレーズは、典型的なメタルチューンっぽくて、これまたテンションが上がる。

イントロのギターフレーズでは「おーーーおおおおーおーおーおーおーーー」の大合唱。
自分、ギターフレーズで合唱するのが好きなんです。
こうして合唱出来るようなギターフレーズを作ってしまうマイケルアモットは素晴らしい。
日本のファンも基本、ギター合唱好きだよなー。Unisonicの「I Want Out」でのギター合唱も凄かった。

普段のライブでは定番だけあって、鉄板の盛り上がり。

そして一方で普段聴けない「Heart of Darkness」へ。
今回のライブでArch Enemyのミドルテンポ曲の素晴らしさを再確認した。

このバンド、やっぱり早くて激しい曲が人気高いと思うんだけど、
切り裂くようなザクザクのギターリフに、硬質なリズムが追随するこの曲は本当に気持ち良かった。
モッシュは一旦止んで一気にヘドバンモードへ。

また雰囲気は一転し、誰しもが認めるであろう代表曲「Ravenous」へ!
当たり前のように再度のエグいモッシュ発生。狂った。
テレビのBGMでも使われるくらいの名イントロ。この曲でもギターフレーズに大合唱。

いつもライブでやる曲であるけど
「Heart of Darkness」の繋がりで聴けるのが本当に嬉しかった。
完全再現ライブという企画の素晴らしさを身を持って体感していた。

「Savage Messiah」は一転してへヴィなスローナンバー。
この曲はギターの不穏さがたまらない。
ダニエルとシャーリーのリズム隊も本当に光っていた。

彼らってテクニカルであるんだけど、凄く味のある演奏出来る人達なんだなーって思った。
今までのライブでは音響がイマイチなこともあって実感できなかった。
ダニエルのドラムって、機械のような正確さが持ち味なんだけど、
シンバル一発の打ち方にしても、タムの叩き方にしても、凄く色々な表現を駆使している。

昔はその冷静すぎるリズムが、
バンドの演奏の勢いを削いでいるような感覚を持ったことがあったけど、
そんな認識が明らかに間違いであったことに気付いた。

自分がドラムという楽器に深く入れ込むようになったこともあるんだろうけど、
ダニエルのドラムに対して、僕は今回のライブにおいて魂を感じることが出来た。

「Dead Bury Their Dead」の前にアンジェラがMC。
この曲は去年の震災で苦しい思いをした全ての人に捧げたい、
この曲は希望についての歌だ、なんてことを言っていたような。

アンジェラのMCって日本人向けにゆっくりはっきりと語っていて、
凄く観客に対して自分の思いを伝えたいという誠実さを感じる。
日本人らしく、みんな静かに聞き入って、思わず拍手して、歓声上げてと。

凄くいい空気がこの時に形成されていたように思う。心地よかった。

曲が始まるとスラッシュビートのパートでは、再度モッシュ発生。
この曲、結構リズムチェンジが激しい曲だと思うんだけど、
ミドルテンポのパートに移ると一斉に周りがヘドバン始めて、なんか笑った。

そして個人的に待ってましたーの「Web of Lies」!
この曲凄く好きだった。普段のライブではやらない曲。恐らくこんな機会がなければ絶対聴けない。
へヴィなんだけど、サビなんて物凄くキャッチーで、すごくいい。

ギターソロがこの曲はまた最高なのであります。
正に完全再現に感動。

また、この曲はベースが凄くメロディアスなラインを弾いてて、
それがこの曲の魅力であるんだけど、当たり前のように再現されていてこれまた感動。
ほんと良かった、この曲。アンジェラに合わせて思わず歌ってしまった。
「うぇーぶ、おーぶ、らーーーいず」って。

「The First Deadly Sin」はまた一転してスラッシュナンバー。
少し疲れの見える観客達もまた一斉にモッシュ開始。
この曲のアンジェラはかっこ良かった。確かMC前にバイオレントな曲だと言っていた気がするけど、
観客の暴虐性に火をつけるような獰猛なボーカルとパフォーマンスで観客を引っ張っていたように思う。

「Behind the Smile」ではまた雰囲気は一転し、陰鬱で重いギターリフが会場を覆う。
この曲でもダニエルのドラムに釘付けだった。
ツインリードのギターソロがこの曲も素晴らしかった。

続いてインストの「Snow Bound」へ。
この曲は普段のライブでも定番であるんだけど、予想もしなかった事態が発生する。

マイケルが完全に音を外した…。

会場の「えっ…」っていう空気。そして沸き起こる笑い。
もう一人のギター、ニックも苦笑い。何やってんだよマイケル…。
後で知ったけど、ドロップチューンペダルのミスだったみたい。すっげー音低かったもん。

当然の如くやり直しで、今度はちゃんとギターのキーが合っていて、拍手。
なんか子供のお遊戯会みたいな感じだった。次はちゃんと出来たねーみたいな。

ま、面白かったから許す。完全再現の中にある、不完全再現。だからライブは面白い。

ラストの「Shadows and Dust」がこれまた良かった。
正直感動したのがイントロ。スネアが入るところで、
思わず自分は「オイ!」なんて声が思わず出てしまった訳だけど、
そんな人間がかなりの割合でいて、ちょっと笑った。同じような習性の人達だなーって。

自分、なんでもかんでも「オイ、オイ」ってかけ声かけるのあんまし好きじゃないんだけど、
メタルのライブの場合は、そのダサさがいいと思うし、自然にやってしまう。
他のジャンルのライブではあんましかけ声かけようなんて思わないんだけどなぁ、不思議だ。
「オイ!」と叫んで拳突き上げるのは、最高のカタルシス。

この曲のギターソロがまた絶品で素晴らしい。
あまり注目度の低い楽曲であるけれど「Shadows and Dust」はもっとフォーカスされていい、
アチエネの魅力が詰まった素晴らしい楽曲だと思っている。

この曲のギターソロを見ていながら、思った。
あまりにも早い時間の流れ。自分が待ち焦がれていたライブが、もう終わってしまう。
狂っていたけど、でも冷静で、感傷的になっていた自分がいた。

この曲が終わって巻き起こる盛大な拍手。
『Wages of Sin』完全再現ライブは、完璧な形で終わった。
僕の期待を大きく超えるような、本当に素晴らしいライブだった。


僕はArch Enemyというバンドと出会ってから、ずっとアルバムを買い続けていて、
かなり熱烈なファンの一人であると認識してはいるんだけど、
でもライブに関しては、毎回楽しくはあるんだけど、少なからずの不満を抱えて帰っていた。

今回のアチエネのライブは、本当に僕が求めていたものだった。
彼らと出会って約15年。今でもファンでいて良かった。
心からそう思える素晴らしいライブだった。

早くも今年のベストライブは決まりかな…。


これで追加公演行けてれば最高だったんだけどさ。

「Fields Of Desolation(完全ヴァージョン)」これは聴きたいよ…。
ライブ行ける方はこの曲でめちゃくちゃ盛り上がって、
次日本来たときも完全バージョンやってもらえるようにお願いしたいです。

【追記:4/18 PM10:50】
これ書き終えた後、無性に追加公演に行きたくなってきました。
チケットまだあるの分かったので、思わず明日のチケット買いました。
仕事なんて、もう何とかするしかないです。
「Fields Of Desolation(完全ヴァージョン)」もう一生聴くチャンスないかもしれないし…。


(セットリスト) 2012.04.14 横浜BLITZ

Enemy Within
Burning Angel
Heart of Darkness
Ravenous
Savage Messiah
Dead Bury Their Dead
Web of Lies
The First Deadly Sin
Behind the Smile
Snow Bound
Shadows and Dust

Yesterday is Dead and Gone
Drum Solo
Lament of a Mortal Soul

Silverwing
Guitar Solo
Intermezzo Liberté
We Will Rise
Nemesis
Fields of Desolation


B000063KPJWages of Sin
Arch Enemy
Century Media 2002-04-02

by G-Tools



Arch Enemy 「Burning Angel」
ギターフレーズでの合唱がたまらない。いかにも日本っぽい盛り上がりでいいです。
ライブ動画見てると、あの時の興奮が蘇ってくるのを感じます。



Arch Enemy 「Web Of Lies」 音のみ



Arch Enemy 「Shadows And Dust」 音のみ

テーマ : お気に入り&好きな音楽
ジャンル : 音楽

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プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

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