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At the Drive-in 「Arcarsenal」

変態とか、異常とか、常軌を逸してるとか、
自分はそんないわゆる「まとも」の対義語が好きである。
人間なんてみんな一緒じゃつまならい。自分が思う嗜好を追求すれば良いと思う。

向井秀徳氏も「全人口の80%以上が変態」って歌ってるし。

とはいえ、この世の中、徹底的に変態できる人ってのは、ほんの一握りの天才だけであって。
自分も憧れるけど、どうしても捨てきれない何かがどこかに残っているような気がして、
決して変態にはなり切れないのを感じる。
社会通念とか、発育環境とか、精神の根源に根付くこれらの作用の力は非常に大きい。

本格的に反社会的な行動は許されるべきではないにせよ、
いい意味での「変態」という言葉に、僕は孤高の響きを感じたりするのは事実。

ミュージシャンって表現者という言葉で置き換えることが出来る存在であると思うけど、
その表現方法に対して「変態的」という形容が為される場合がある。
いわゆる「常識」に対比して、一般人が理解できないような表現手法を採る人に対して。

自分の中でのイメージは、例えばFaith No Moreのマイク・パットンみたいな人。
フェイスノーモアみたいに新規性が高いもののコマーシャル性もある音楽を作ったかと思えば、
Mr.Bungleみたいに、普通の感覚では奇怪不能な狂った音楽を作ってしまったりもする。

当然ながら彼は日常的な嗜好も変態的です。参考までに…。
日本公演での飲尿パフォーマンスは伝説になっているみたいです。
http://d.hatena.ne.jp/yomoyomo/20070425/faithnomore

そんな変態的なミュージシャンの一人として、
自分が認識しているのが、オマー・ロドリゲス・ロペス。
彼の表現に対する欲求の高さは素晴らしいと思う。

彼のディスコグラフィーだけど尋常じゃない。
大物ミュージシャンは数年単位でアルバムを出していくのが普通であるにも関わらず、
彼の創作意欲には留まるところがないようである。絶倫。
http://en.wikipedia.org/wiki/Omar_Rodr%C3%ADguez-L%C3%B3pez_discography

彼が今やっているバンド、Mars Voltaもどこからこんな音が沸いて来るんだろうって
不思議になるくらいの創造性がある。
何かのインタビューで、彼はパートごとに演奏を撮っていって、最後に繋ぎ合わせて曲にするという。

きっちりと一曲を書き上げてから録音していくんではなくて、
パートごとに頭に浮かんできたイメージをとにかく撮りためていくみたい。
映画を作るのと同じようなイメージって言ってたけど、
ま、凡人には出来ない作り方であるのは間違いないと思う。

そんなイメージをステージ上ではアドリブの応酬で形にしていく。
いつかのライブで見たけど、一曲が30分くらいになっていたイメージ。
レコーディングのときから鍛えているから、きっとライブでもそんなことが出来ちゃうんだろうな。

そんな彼が若かりし頃にやっていたバンドがAt The Drive-In。
なんとATDIが再結成なんてニュースを見て驚いた。

インタビューでこんなこと言ってたし、積極的に再結成することなんてないだろうと思っていた。
ATDIとMars Voltaは完全に別物と言っていいような音楽になってしまったと思っていたし。
http://www.theskinny.co.uk/music/features/46303-life_mars

オマーにどのような心境の変化があってこのような決断に至ったのか、
そしてコーチェラでのライブ以降のATDIの活動はあるのか、興味は尽きない。

彼らのアルバム『Relationship of Command』は、
後続のバンドに多大な影響を与えたアルバムということで、
00年代のベストアルバムとして挙げられることも多かったように思えるけど、
正直自分にとってポストハードコアシーンが云々ということはよく分からない。

ただ『Relationship of Command』が出た2000年頃、
確かに新しい音楽が出てきているなーって実感があった。
メタル聴いてた自分でもATDIってバンドがあるってことは、友人の影響で知ってたし。
Jimmy Eat World、Get Up Kidsとシンクロしていたバンドだと、勝手に思っている。

今でこそ信じられないけど、彼らの音楽はエモとして語られていたような。
「エモーショナル」なメロディを「激情」で叩き付ける「新世代ハードコアバンド」って感じで。

改めて聴き直してみると単純なエモバンドとはとても言えないような、
後のマーズボルタに繋がるような実験的な音作りや展開がふんだんに盛り込まれているものの、
当時の認識ってそんな感じだったと思う。

僕個人としては、オマーよりもセドリックのボーカルの方が圧倒的にイメージが強かった。
彼のボーカルがATDIを作っていると、そういう認識だった。
実際彼のボーカルスタイルが、Usedあたりに代表されるスクリーモなるジャンルを
形成するきっかけになったんだろうし、それは正しいと思う。

自分の中でオマーを意識するようになったのはMars Volta以降だった。
ま、ATDIでも典型的なパンク、ハードコアの枠に留まらないバッキングこなしてたと思うし、
十分に目立っていたとは思うんだけど。

ただ、自分の中で、オマーの変態っぷりに衝撃を受けたのはライブ動画だった。
ATDIでのオマーはヤバい。

一度でいいから当時のライブ観てみたかったと心から思えるブチキレっぷり。
クスリやってるとしか思えない超絶テンション…。実際やってたみたいだけど。
なんていうか人間の動きしてない。感極まってギター弾かないで手拍子してるだけだったり。

こんなライブ、再結成後にもやるんかねぇ…と。
逆にAt The Drive-Inの曲をMars Voltaばりにインプロの嵐でアレンジしてしまっても
面白いだろうなーって思ったり。

とりあえずフジロックかサマソニで呼んでほしいです。
サマソニは絶対声かけてんだろーな。うん、観たい。呼んでくれ。

B00004X0Q0Relationship of Command
At the Drive-In
Virgin Records Us 2000-09-12

by G-Tools



At the Drive-in 「Arcarsenal」
2001年のライブ。これはかっこ良過ぎるでしょ。ちなみにこのテンションでライブ1曲目らしいですw



ちなみにATDIを日本で有名にしたのは「空耳アワー」の力も大きかったと思っています。
あのアワード獲得作品は1:18~。リアルタイムで見てた人も多いのではないでしょうか。
個人的には3:00~のガンズの作品が最高に好きです。何回観ても笑える。

テーマ : お気に入り&好きな音楽
ジャンル : 音楽

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プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

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