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King Crimson 「Red」

久しぶりにまともな休日。身の回りの棚卸しをしていた。
溜まっていた新聞読んで、溜まっていた通信教育やって、溜まっていた家のホコリを取ってと、
ようやく身辺が整理できてきた実感が得られて、いい一日だった。
まだやらなくてはいけないことあるんだけど、今日は一区切りにしようと決断。

しかし今月の慌しさったら凄いな…。
ブログの更新頻度が低いってことは…、ま、そういうことなのであります。

そういや結局ライブは先月のモグワイが結果的に今年の締めのライブになりそう。
竹原ピストル、イースタンの極東最前線は前売りで売り切れてて行けなかったし
(どっちにしても仕事の状況的に行けなかったけど)、
カウントダウンジャパンもCoccoが出演キャンセルになったので、行くつもりがなくなった。

バンドの練習もメンバーの予定が合わずに、無し。
ちょっと残念な感じの12月である。


最近ハマっているのが、専ら60年代、70年代のロック。
なんか肌が痛いような寒くて枯れた日には古のロックが欲しくなる。
あの時代のロックって、本当に凄いなーって、改めて実感する日々が続いている。

King Crimsonの『Red』、このアルバムを僕は最近よく聴いている。
クリムゾンといえば『In the Court of The Crimson King』が歴史的名盤とされていて、
当然このアルバムも素晴らしいんだけど、第一次?クリムゾンのラストアルバムといえる
『Red』の方が僕は今のところお気に入りだったりする。

このアルバム、とにかく全体を覆うダークなムードと緊張感がたまらない。
凄く不穏で、重い。これ聴いてると、どよーんとした気分になる。

1発目の「Red」からして超名曲。
インストナンバーでは、個人的には最高に好きなレベルの曲だと思う。

へヴィなギターリフがとにかくたまらない。
キンキンに硬くて重いギターリフ。
どことなく90年代のグランジに繋がっていきそうな荒々しさと重たさ。
ミドルテンポで繰り返されるあのリフは、ずっと聴いていると頭がおかしくなりそうな気になる。

裏でのた打ち回るベースと、どこまでも重たいフィルを絡めたドラムが、
あの不穏なギターリフを最高に引き立てている。
テンションが一瞬として弛緩することなく、最後まで持続していくところが本当に凄い。

雰囲気は一転してボーカルメロディが本当に美しい「Fallen Angel」へ。
でもこの曲は決してだた美しい、訳ではなくて、
全部の楽器が主役といってもいいくらいに、激しいバトルを繰り広げている。

「Fallen Angel」、堕落した天使。死に行く天使に対する悲しみを込めた曲。
このバンドにおけるメロディって、聴いていて気持ちいい美しさではなくて、
終末の直前を感じさせるような、救いようのない美しさって感じで響いてくる。

「One More Red Nightmare」は終始一貫、リズムが印象的な曲。
転調と変拍子、リズムチェンジを繰り返して曲が進行していく。
絶妙な「間」がこの曲の素晴らしいところ。楽器を鳴らさないことが、人間の不安感を煽る。
音を詰め込むだけが音楽じゃない。

この曲でのロバート・フリップのギターは好き。
何気に色んなエフェクターと奏法使って、やりたい放題やっている。変態的。

「Providence」はインプロっぽいバイオリンに、不穏なベースの低音が絡むイントロからして不穏。
不穏な雰囲気がひたすら4分くらい続いて、ドラムが入ってくる。これもまた不穏。
ハイハットの開け閉めと、リムショットを効かせたリズムがたまらない。
ベースは途中からソロパートに展開して、すさまじいウネりを見せる。

なんなんだろう、この緊張感。
どこまでがインプロなのか、譜面なのか、境界線を全く感じさせない。
全てアドリブって思えるくらいの奔放さが凄い。

ラストを飾る「Starless」は言わずと知れたクリムゾンの名曲。

キーボートとギター、そしてボーカルが美しき旋律を奏でているんだけど、
この曲でも、相変わらずの耽美的というか退廃的な美しさ。
どことなくドラムもメロディ楽器のように、メロディアスに鳴っている。

この曲の展開を担っているのは、ベース。
中盤のベースフレーズでは転調を交えながら淡々と音が鳴っていく。
ここからどうなってしまうんだろうって不安感を抱かせながら。

終盤の展開はやっぱり圧巻。
強靭なバンドの演奏にサックスも混じり、一気に終末に向けて加速していく。

サックスの音色は序盤のフレーズをモチーフとしたもので、
相変わらず退廃的な美しさであるんだけど、より一層の切迫感でもって迫ってくる。
長い曲なんだけど、一瞬たりともダレる瞬間がない。
きっとライブで聴いたら物凄いことになっていたんだろうなって思えるような名曲。


『Red』って聴いていて決して心地よいアルバムではない。
でも不思議と繰り返し聴いてしまうアルバム。
僕はこのアルバムを聴いて、ロックという音楽の一つ深い部分に触れることが出来たと思う。
こんな音楽が70年代に成立していたことに驚きを感じる名盤。

ちなみに、このアルバムにラテン風味やパンク風味を混ぜ込むとMars Voltaになるなーって思った。
特にオマーがクリムゾンから影響受けてるかについては良く分からないけど、
彼のどこか狂気じみた音楽には、クリムゾンから流れる血のルーツが
きっとあるんじゃないのかなって、想像したりする。

クリムゾンの全盛期のライブ、さぞかし凄かったんだろうなー。
マーズ・ヴォルタよりも凄かったのかな。もしそうだとしたら、きっととんでもなかったんだろうな。
意味の無い妄想をしたくなる。

今年もあと2週間で終わりですね。
「Starless」風ではなく、もっとスカっとした締めくくりをしたいものです。


B00065MDSQRed: 30th Anniversary Edition
King Crimson
Discipline Us 2005-06-28

by G-Tools



King Crimson 「Red」

テーマ : お気に入り&好きな音楽
ジャンル : 音楽

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プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

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