スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Coldplay 「In My Place」

今更な感じだけど、フジロックでのコールドプレイのこと。

この日のライブは、Arctic Monkeys⇒Coldplayという並び順が、
僕の中での感動を高めたんじゃないかと思っている。

どちらのバンドも、カリスマ性のあるフロントマンがバンドを引っ張っているという共通点があり、
世代は若干異なるけど、共にUKの出身でデビューアルバムから売れまくったという共通点がある。
とはいえ、彼らのキャラとかアプローチって、全くの正反対。

コールドプレイのクリスは、いかにも健康優良児といった感じ。
爽やかで、すごくいい奴で、みんなを楽しませようというサービス精神満載。
学校における生徒会長的な存在。

一方で、アークティック・モンキーズのアレックスは、
少なくともステージ上では愛想がなく、不健康的な感じ。いかにもロックスターという佇まい。
クラスの端っこの方で、女子にキャーキャー言われても、斜に構えていそうな存在。

ステージの演出も、アクモンはスポットライト一発でシルエットが浮かび上がるような
クールな空間を作り上げていたのに対して、
コールドプレイはレーザーを駆使して、カラフルにステージを彩っていた。

アクモンは必要以上に観客を煽ることはせずに、ただひたすらに音楽だけで
乗せていこうというスタンスでライブを進めていたのに対し、
コールドプレイは、観客を積極的に煽って合唱させたり、手拍子させたりと、
観客との一体感を重視して、ライブを進めていた。

双方共にアルバムごとに音楽性を変えていっているバンドだけど、
アクモンの場合は大衆性とは真逆な方向に自らの音楽性を追求していっているのに対し、
コールドプレイの場合は、アルバムを重ねるごとに大衆性が増して、ポップになっている気がする。

こうやって書いていると、何もかもが全く違うバンドのように思えてくる。
でも、何か不思議とArctic Monkeys⇒Coldplayという並びは、妙にしっくり来るものがあった。

それが「何」とは素直に言えないんだけど、ライブにおけるスケール感の大きさとか、
音楽に対する真摯な姿勢とか、熱い情熱の発現とか、そういったものや、
共にUKのロックをルーツに持つバンドが漂わせる空気感とか、
そういうところに共通点を見出せたからなんだと思う。


あまり期待しないで見たArctic Monkeysは本当にかっこ良かった。
Arctic Monkeysが素晴らしいライブをしてくれたおかげで、
Coldplayのライブに対する期待感が高まった。
アクモンってフジのシチュエーションに合うバンド。いつかグリーンのトリとして見てみたい。

Arctic Monkeysのクールなライブが終わって、しばらくした後にColdplayの出番。
会場が暗転して「バック・トゥー・ザ・フューチャー」のテーマが流れる。
こんな曲をSEにしてしまうところが、彼らのスケールの大きなところ。

メンバーが現れて、花火が炸裂。新曲「Hurts Like Heaven」でライブはスタート。
当然知らない曲なんだけど、もういきなりの派手な演出で、心は鷲掴みだった。
ステージ上はもうとにかくレーザーやらなんやらでカラフルで、視覚的に楽しい。

クリスがギターを取って、カッティングを始める。
え、まさか…、という感じで、あの超有名なギターカッティングが入ってくる。
2曲目にして「Yellow」。これは相当な不意打ちだった。ステージ上は黄色い照明。
とにかく物凄い大歓声。なんかもう早くもライブのクライマックスが訪れた感じだった。

僕も思わず叫んでしまった。うぉーって。これは本当に最高だった。
バンドの演奏も最高だし、クリスのボーカルも最高。
名曲とは、ほんとこういう曲のこと言うんだよなって、感激。

いきなりのクライマックスにさらにとどめを刺すように、次の曲は「In My Place」!
あの美しいギターのアルペジオが苗場の山々の中で、本当に綺麗に響いていく。
これもまた不意打ちだった。ライブ始まったばかりなのに、早くも会場は出来上がってしまった。
クリスが煽り、サビでは大合唱。この曲のクリス、本当にかっこ良かったな。

とにかく序盤が鮮烈な印象で、ライブ中盤も素晴らしかったんだけど、
今振り返るとそこまで覚えていない。
でも新曲がやたらとカラフルで、凄くライブ映えしていたのが印象に残っている。
次回のアルバムも相当いいアルバムになっているんだろうな。

あとはクリスのMCが、とにかくいい奴感が満載で、凄く良かったのを覚えている。
こんな時期にライブしに来てくれてありがとうって、素直に思った。
ジョニーが明らかにU2のエッジ意識したギター弾いてるのも印象的だった。
ちょっとあれは意識しすぎだろって感じで、ちょっと笑えるくらい。

序盤が強烈だったライブだけど、終盤のクライマックスは「Viva La Vida」。
もちろんCDで聴いてもいい曲なんだけど、この曲、ライブだと、化ける。
初めて聴いたけど、あのスケール感は半端じゃない。祝祭だ、ほんとに。
苗場の山々に響き渡る大合唱は、本当に素晴らしかった。フジロックのマジックを感じた。


当たり前のようにこのライブもアンコールがあったんだけど、
アンコールの1曲目がこれまた超名曲の「Clocks」で大感激。
僕はこの曲が一番好きなので、イントロのピアノのフレーズがなった瞬間、叫んでしまった。

あの曲のイントロ、別に大したフレーズじゃないと思うんだけど、何であんなにも心に染みるんだろう。
美しいメロディに聞き惚れてしまった。

続けざまに演奏されたのが、これまた超名曲の「Fix You」。反則としか言いようがない。
クリスがしっとりと、しかし情熱的に歌い上げる。
この曲のとき、観客は本当に聴き入っていたと思う。会場中が固唾を飲んで見守っているというか。

ラストは新曲で締め。
いつまでも鳴り止まない拍手が、そのライブの素晴らしさを物語っていたと思う。


今回のフジロック、たぶんいつまでも忘れない感動的なライブって意味ではThe Musicが一番だけど、
ベストアクトって観点では、Coldplayが圧倒的だった。
失礼な言い方になるかもしれないけど、Arctic Monkeysも優秀助演賞って感じ。
金曜日に見たこの2つのバンドのライブは、本当に素晴らしかったと思う。

いつかまたArctic Monkeysも、少し大衆的に受け入れられる路線に戻って、名盤作って、
今度は逆の立場でライブ見せてほしいなーってことを考える。

近年はフジロックの金曜日に外れなし、のジンクスを見事に今年も踏襲してくれた。
素晴らしいライブを見せてくれたバンドに感謝したい。


(セットリスト)2011.7.29 Fuji Rock Festival 2011
Hurts Likeheaven
Yellow
In My Place
Major Minus
Lost/Singin In The Rain
The Scientist
Cemeteries Of London
Violet Hill
God Put A Smile..
Us Against The World
Politik
Viva La Vida
Charlie Brown
Life Is For Living

Clocks
Fix You
Every Teardrop


B000069AUIA Rush of Blood to the Head
Coldplay
Capitol 2000-01-01

by G-Tools



Coldplay 「In My Place」 Live

テーマ : お気に入り&好きな音楽
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
FC2カウンター
Twitter...A

hogeisendan < > Reload

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。