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Coldplay 「Viva La Vida」

生き帰りの通勤電車に乗りながら、歩きながら、僕の胸の奥では常に音楽が鳴っていた。
現実世界に戻りながらも、僕はまだフジロックの余韻の中にいる。

苗場という山奥で音楽に浸かることの意義。

人によって定義付けは様々あると思うけど、僕は、
あの日常から離れた非日常の空間を体感するということに、意義を感じている。

都会に住む僕にとって、今は自然というものは非日常のものになってしまった。
ましてや一日中音楽が鳴り響いている空間なんて、音楽フェス以外にない。

当然僕の目的はミュージシャンのライブを観ることにあるんだけど、
(ブッキングの質が下がったら、フジロックには多分行かなくなる)
でもあの日常の中では絶対に味わうことの出来ない非日常の空間に自らを置くことで、
僕はまた「日常」の生活を新鮮な気持ちで送ることが出来る。

単純な二元論で語ってしまうけど、
都会に住んでいる人間にとって、地方は非日常。地方に住んでいる人間にとって、都会は非日常。
双方がそれぞれの世界の中に浸ることで、自分の置かれている環境について、
新たな気付きがあるであろうことは、多くの人が語る通り。

苗場、そして湯沢という土地に毎年足を運ぶことによって、
段々と僕はあの土地に対して愛着が湧くようになった。
また、あそこに行きたいって思えるのも、
フジロックに通い続ける一つの理由になっているのかもしれない。

とにかく、僕にとってフジロックでの三日間は、
僕が日常を送るために必要な期間になっているのは、間違いない。
ま、いつか行かなくなるだろうから、「絶対」ではないのは事実なんだけど…。
でもやっぱり、行けなくなるとしたら、寂しい。

正月に開催発表されて、春先から徐々にアーティスト発表されて、
夏前にタイムテーブルが発表されてと、長い期間ドキドキしている訳だけど、
あの空間は、あっという間に、終わる。あっけないくらいに。

いつまでも続いていてほしいけど、終わってしまう。
残酷なくらいに、現実というものは突きつけられる。
家に帰ってきて、リストバンドを切り落としたとき、今までにないくらいの寂しさを感じた。

僕は今までにないくらい、今は仕事に没頭し、追われる日々が続いている。
はっきり言って、疲れていた。フジロックも、例年に無く、肉体的にはしんどかった。
だからこそ、現実に戻ることに対する寂しさが、僕に込み上げたんだと思う。
本心では、もう今の生活から逃げたいと思っているのかもしれない。

でも僕は、今の日常から逃げることは出来ない。
フジロックの記憶も段々と薄れていって、そして僕は日常に完全に立ち返ることになる。

決してフジロックに行ったことが、僕の仕事に対してインスピレーションを与えるとか、
いい影響を与えるとは思わない。
でも僕はフジロックに行って、あの体験をしたからこそ、現実世界でまだ頑張ることが出来る、
きっとそんなこともあるんじゃないかと、信じていたりする。

今年のフジロックも、最高の三日間だった。
何もなければ、また来年もきっと僕は苗場に足を運ぶことになるだろう。
あの至福の音楽空間を求めて。


記憶が薄れる前に、簡単に印象に残ったライブについて、さらっと書いておく。

(7/29 金曜)
・Jimmy Eat World
前にフジで観たときよりも全然良かった。演奏が凄く締まっていて、楽曲の良さを引き立てていた。
しかし「Sweetness」の盛り上がりは圧巻。あの曲、ほんと鉄板だな。

・Arctic Monkeys
正直あまり期待してなくて、最初イスに座って見てたけど、あまりのかっこ良さに、
思わず立ち上がって最後まで魅入ってしまった。アレックスは、ほんとロックスターってオーラがあった。
「The View from the Afternoon」「I Bet You Look Good on the Dancefloor」の
二連打は反則級のかっこ良さだった。セカンド以降のアルバムも買おう。

・Coldplay
今年のフジロックのベストアクトを挙げるなら、僕はコールドプレイかなーって思う。
このバンド、昔は好きでなくて最近聴けるようになったんだけど、
ライブを観て、すっかり彼らの虜になってしまった。

フジの山奥に打ち上がる花火。2曲目でいきなりの「Yellow」、
「Viva la Vida」での大合唱、アンコールでの「Fix You」の美しさ。
今思い出しても、あのゾクゾクした感じを思い出せる。

何を隠そう、フジから返ってきて、「Viva la Vida」がずっと流れている…。


(7/30 土曜)
・The Get Up Kids
音作りがいまいちで、正直ノリ切れなかったライブなんだけど、彼らのライブを観れて感激。
ほんといい曲多いバンドだと思った。「Holiday」は鉄板の盛り上がり。

・Date Course Pentagon Royal Garden
途中から観たけど、これは圧巻だった。もうずっとステージに魅入ってた。
菊地成孔の指揮に合わせて、相当の数の楽器がアンサンブルを重ねていく姿に衝撃。
これはちょっと単独公演行きたいってレベルだった。あと、CD買う。

・Asian Dub Foundation
好きなバンドだけど、今回はいいかな…って思っていたけど、ほんと観て良かった。
観客の盛り上がりって面では、最終日のMusicに匹敵するくらいだっと思う。
楽太郎(現円楽)似のアル・ラムジェンのボーカルがキレまくっていて、最高にかっこ良かった。
あそこまで、バンドと観客が噛み合ったライブって、久しぶりに観たかも。

・Incubus
とにかく、素晴らしかった。弱点がないのが弱点のバンドかも。
ブランドンはほんとかっこいい。ボーカルは絶好調だった。アクションも最高。
バンドの演奏も音作り含めて、ほんと素晴らしい音を奏でてた。

「Promises, Promises」を初めとして、新譜の曲も最高。
ライブの途中には星空も見えて、ほんと美しかった。


(7/31 日曜)
・Feeder
好きなバンドがグリーンに出るのは嬉しい。
バンドにとっても念願のグリーンってことで嬉しそうだった。
ラストではルナシーのINORAN(!)とハイエイタスの細美をゲストにNirvanaの「Bleed」をカバー。
楽しかった。

・Mogwai
あれだけ人が集まったグリーンステージが、雑音を立てまいと静かに彼らの音に聞き入っていた。
ほんと彼らは静寂と轟音のコントラストが素晴らしい。
ただ、正直彼らのライブは昼間ではなくて、夜中に観たかった。
次はホワイトステージのトリあたりで!

・Atari Teenage Riot
フジロックで最も心に残ったアレック・エンパイアのMC。
「Now is the time to play the show in Japan.」
彼らは例え日本が危険だと言われていようが、彼らのメッセージを伝えに、日本に来た。
僕は彼らのメッセージに100%共感しないけど、彼らの生き様に共感する。

三人とも動きはキレキレで、怒涛のハードコアノイズの嵐に乗せて、凄まじい空間を作り上げていた。
しかし、ニック・エンドウは素晴らしい。惚れた。あんな友達ほしい。

・The Music
決してベストアクト、ではなかったけど、最も僕の感情を揺さぶったのが彼らのライブだった。
フジロックと彼らを繋いだ物語の終焉を観て、僕は感傷的な気持ちになった。

「The People」の前のMCで、ロブは彼らのフジロックとの関係について、
そして、日本のファンのサポートについて、語っていた。
ロブの目がグリーンステージのモニターに映っていたけど、ほんとに切ない目だった。

「The People」が終わってメンバーがいなくなっても、彼らを求める拍手は鳴り止まない。
ステージ進行役のMCがしゃべり始めても、鳴り止まない。
最終的に日高社長が出てこないと収拾がつかないような状態に。

僕は昔からフジロック行っているファンほどの絆はないかもしれないけど、
でも僕が好きだったMusicというバンドのステージを、
フジロックという場所で、最後に目撃出来て、本当に良かったと思う。


ちなみに僕は明日から夏休み前まで工場出張になるので、ブログの更新が出来ない。
夏休みの一部を使って、印象に残ったライブのこと、書いていきたいと思う。

今年も本当に素晴らしい、夢のような三日間だった。


B000RPTQ1CViva La Vida Or Death & All His Friends
Coldplay
Capitol 2008-06-17

by G-Tools



Coldplay 「Viva La Vida」 2009年 たまアリ?でのライブ
この曲の大合唱聴くと、フジロックでのライブを思い出します。
しかし、ほんとこれは名曲だよな…。

テーマ : お気に入り&好きな音楽
ジャンル : 音楽

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No title

結局、合流できず、申し訳ないです。
私の知り合いもドコモだったんですけど、去年より繋がりにくくなってる気がします。
グリーン付近でも繋がらないこと多くて。

私も、今回のColdplayにはやられました。
ファンでもなんでもなかったのに、見終わって相当好きなレベルに達しました。
あと、Incubusのあの衣装は…せっかく歌も演奏もカッコイイのに、もったいなかったです。笑

Re: No title

こちらこそ気使わせてすみませんでした。

Feeder結局モッシュピットで観てて、ライブ終わってもしばらく余韻に浸っていて、
着信に気付くのが遅くなりました…。気付いたらもう繋がらず。
今年はスマホ効果なのか、ドコモの繋がらないっぷりは異常でした。

コープレのライブって不思議な力がありましたよね。また観たい。

あと、インキュバスはブランドンの衣装ですよねー。あのワキ全開のやつ。
逆に僕は、あんな服装でもかっこいいブランドンに惚れました。
あの服を着こなすのは、相当な上級者じゃないとムリだと思います。
プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

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