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My Little Lover 「ALICE」

僕が中高生の頃はJ-POPの全盛期だった。
CDの売上げは当時が一番多かったし、毎月のようにミリオンセラーが出るような、
音楽業界にとっては、今振り返るとかなりバブルな時代だったのかなーって思う。

僕も毎週カウントダウンTV見てたし、ミュージックステーション見てたし、
なんだかんだで当時売れた曲は、殆ど口ずさめる。
当時の音楽って、良くも悪くも、いかに印象的なサビを作って、
そのメロディをいかに心地よく聴かせるか、ということに相当な力点が置かれていたと思う。

そうした即効性の音楽っていうのは飽きられるのも早くて、
当時のミュージシャンのCDって、今でも相当な数のCDが中古CD屋に叩き売られていることが多い。
3000円のCDが100円になってしまうって、何かほんと音楽が使い捨てられている気がして、
あんましいいもんではないと思うけど…。

とはいえ、そんな音楽の中でも今聴いても、おおって思える音楽があるのも事実。
そのミュージシャンの一つがMy Little Lover。
「Hello,Again」や「Destiny」なんて、僕らの世代では知らない人はいないと思う。

去年のいつだか忘れたけど、マイラバの『singles』を100円で買ったんだけど、
昔聴いたのとは大分印象が違って、相当作り込んでいた音楽だったんだなーって、
感銘があったのを思い出す。
それ以来、思いついたときにポツポツと聴くことも増えた。

「Man & Woman」「白いカイト」「Hello, Again」と全てが名曲といっていいくらいの
シングル曲に続いてリリースされたのが、「ALICE」。
僕はこの曲が今は一番好き。「YES」も捨て難いけど。


クリーントーンのギターカッティングにハネたリズムがとても心地よい。
akkoのボーカルも上手い訳ではないんだけど、すごく綺麗な声が魅力的。
Aメロでのオーソドックスな符割りを無視した言葉の詰め込み方もすごく面白い。

そしてサビの歌詞。

鏡のように光る 喜び抱いてる
いつだって恋だけが 素敵なことでしょう
いとしいあなたの心の中 のぞいてみる
誰だって恋だけじゃ 愛にたどり着けない

「いつだって恋だけが 素敵なことでしょう」
この歌詞って何気に凄いと思った。「恋だけが」と言い切ってしまう。

マイラバって恋愛のことを歌った曲が多いんだけど、
一般的な恋愛の曲と違って、恋愛至上主義と言うか、恋愛こそが人生の楽しみの全てなんだ、
くらい言い切ってしまうような歯切れの良さが、とても勇気あるように思えて、好印象。
自分には絶対言えないフレーズ。

熱いハートが体に何か伝えたがっている
▼△*+×□▲☆って意味を超えている

このフレーズも斬新だなーって思う。
言葉にならない部分の音は、インターネット接続時のモデムの音を表現したってことみたいだけど、
こんなフレーズをサビにしてしまって聴かせてしまうところは、
やっぱり相当アレンジのセンス無いと出来ないことだと思う。

これまでの曲は小林武史が書いてたんだけど、この曲はakkoも参加したということで、
よりディープな世界観を有する歌詞に仕上がっていると思う。
やっぱakkoっていう人も、ミュージシャンとしてセンスある人だったんだろうな。

小林武史のアレンジって、凄く音を重ねていて、いかにも当時のJ-POPって感じなんだけど、
何だかんだで古臭さを感じることは少なくとも僕にとっては無いし、凄く自然に聴かせていると思う。
このアレンジありきの、メロディなのかなーと。
こちらもやっぱり才能ある人だったんだなーって、今振り返るとすごく思う。


当時の日本、なんだかんだでいい曲はいっぱいあった。

そしてマイラバが売れている裏側では、ミッシェルやブランキー、ハイスタのような、
テレビで紹介されるJ-POPとは一線を画したバンドが次々と頭角を現してきていて、
何だかんだで音楽の世界が色々と変わりつつあることも、何となく感じてはいた。

僕の大学時代には、そんな流れが爆発したような感じ。
ナンバーガールやスーパーカーみたいな新しいロックバンドが次々と出てきたし。

きっと音楽業界的にも過渡期にあったんだろうな、当時は。
幸せな時代だったんだと思う。


B00005RGYHSingles
TAKESHI KOBAYASHI MY LITTLE LOVER
トイズファクトリー 2001-12-12

by G-Tools



My Little Lover 「ALICE」

テーマ : お気に入り&好きな音楽
ジャンル : 音楽

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プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

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