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Andrew W.K. 「The End of Our Lives」

心にダムはあるのかい

昔「ひとつ屋根の下」というドラマで江口洋介が言っていたセリフ。たぶん2のときだったと思う。
高校の頃にこのセリフを聞いて、すごくいい言葉だと思った。今でも心に残っている。

今の自分、ダムがないと思う。
余裕をなくして、どうしようもない怒りが表面に溢れてしまうことが、最近ある。
分かってもらえないのは、自分にも責任があるのはよく分かっているんだけど、
でも相手に対する負の感情が、勝手に溢れてきてしまうのが嫌になったりする。

大人になればなるほど、なんか自分が汚い人間になっていくようで、すごく嫌だ。

最近、会社終わってから一人でヤケ酒をすることが増えた。
別に毎日飲んでいないし、アル中になっている訳ではないんだけど、
ビール飲んで、物思いにふけって、自分の行動を反省して、
また次の朝を迎える、という機会が増えた。

そして、そんなとき、ビールと共に自分のどうしようもない感情を、
いい方向に昇華させてくれるのが、また音楽だったりする。

僕はそんな気分のとき、決まって聴くアルバムってのがある。
例えばGreen Dayの『American Idiot』、Manic Street Preachersの『Generation Terrorists』、
eastern youthの『感受性応答セヨ』、野狐禅の『鈍色の青春』など。

今日も帰りの電車の中で『American Idiot』を聴いていて、
やるせない負の感情が、ポジティブな闘争心に昇華していくのを感じたり。
「Holiday」「Boulevard of Broken Dreams」って続けて聴いて頭の中が一度沸点に達して、
「LetterBomb」にさしかかると声を上げてしまいそうになったり。


家に帰ってきてビール飲んでて、今日はふとアンドリューが聴きたくなった。
ファーストでもなく、カバーアルバムでもなく、セカンド。『The Wolf』。
巷ではアンドリューらしくないイマイチなアルバムってのが一般的な評価みたいだけど、
僕はこのアルバム、発売当初から好きだった。僕が大学院の頃、このアルバム出たの。

「Victory Strikes Again」「Long Live the Party」の頭二曲からいきなりテンション上がりまくり。
やっぱりアンドリューいいなーって思った。

でもこのアルバムの真髄は後半にあると思う。今も昔も変わってない。
「Totally Stupid」「Really in Love」「The End of Our Lives」「I Love Music」のラスト四曲は、
アンドリューの人間臭さが現れていて、本当に素晴らしい曲だと思う。
23歳の頃、僕はこれらの曲をを歌詞カード見ながら聴いていて、泣きそうになったのを思い出す。

ファーストでテンションのリミットをぶっちぎった衝撃の音楽を創造したアンドリューだけど、
セカンドで見えたのは、生の感情というか、彼が抱えている煩悩や葛藤というものであって、
彼はただ決して単細胞でお祭り騒ぎを繰り返すような単純な人間ではなくて、
やっぱりそこに振り切れるまでの、人間としての複雑な感情を抱えているんだなーって、

そんなことを感じられたのが、なんかたまらなく自分の胸に響いた。

実はアンドリューって僕と同い年なんだけど、
全然人生に関しては先を越されていると当時から思っていたけど、
でもやっぱり身近な人間のように思えたのを覚えている。


当時の彼のインタビューがあったので、長いけど彼の言葉を転載。
http://www.vibe-net.com/musicinfo/interview/andrew.html

前作(I Get Wet)を作ったとき、俺は孤独だった。
俺は一人で、一緒にプレイしてくれるバンドもいなく、
とにかく人が集まるような音楽を作りたかった。

前作には、“たくさんの人たちがこの音楽に共感して、
この音楽の一部になってもらいたい”という願いが込められていたんだ。
そして、それが現実になった。

前作を通し、いろいろな人たちがこの音楽に共感してくれて、
“俺の音楽”が“俺たちの音楽”になったんだ。
だから、今作はそんなファンの人たちへのお礼でもある。
そう、すべてきみたちに捧げた作品なんだ。


どこまでこの人は単純というか、真っ直ぐというか、凄く彼らしい言葉だなーって思う。
評判の良くないセカンドだけど、
僕はそんなアンドリューの魂の込められたセカンドがたまらく好きである。

「The End of Our Lives」という曲がある。僕がこのアルバムで一番好きな曲。
有限である人生を見つめ、自分がいかに生きるべきかという葛藤を形にしたような曲。
表現がストレートすぎると眉を潜める人がいるかもしれないけど、
僕は単純な人間なので、こういう青臭い歌詞に触れると、やっぱり胸が熱くなるのを感じる。

ライナーから、彼のこの曲に込めた想いを転載。

大きなギター・サウンドがベースになった、数年前の自分の気持ちを込めたパーソナルな曲。
お金や機材を盗んだこともあったけど、それじゃだめだと思うようになった。
もっと真剣に音楽をやろう、俺には死ぬ前に音楽を全うする使命があるってね。
共感を覚える人は多いと思う。

だって、まだすべては終わっていないんだ。
俺たちはまだ生きなきゃいけない。
俺たちにはまだすべきことがあるし、もうなにも無駄にしない。


自分は英詩を訳すセンスがないと思ってるんだけど、
自分なりに歌詞に触れてみたいという気持ちがあって、
どうせならその足跡を自分のブログに残しておきたいと思って、訳詩は書いています。

今までの訳詞も含めて、あまりにも稚拙で不快に思う人がいたかもしれないけど、
でも自分のブログなので、許してもらいたいと思っています。


Had the power on full
And a reason to run
Learned a little bit slow
But it's better than none

持て余すほどの力に満ち溢れ
駆け抜けるための理由があった
本当にゆっくりと分かってきたんだけど
何も分からないよりはいいと思うんだ

Learned a little bit slow
But at least we had fun

本当にゆっくりと分かってきたんだけど
でも楽しめただけ良かったんだと思う

Looking out on the lot
Driving over the dance
Riding up to the top
Bringing lunch in advance

景色を眺めながら
踊り狂いながら
頂点を目指して登りながら
弁当も前もって準備しておきながら

Riding up to the top
Bringing all that i can

頂点を目指して登っていく
俺が出来る全てのことを引き連れて

If you only do good
And you figure it out
If I do what I should
If I do it all now

君が良いと思うことをやろうとするなら
君が分かろうとするなら
俺がやるべきことをやろうとするなら
俺が今 全てをやり尽くそうとするのなら

Don't be waiting for luck
Find a way to do more
Are we doing this?
What are we doing this for?
Because we can...

幸運をただ待つなんてことはやめよう
もっと良くやり抜くために 自分のやり方を探そう
俺達は行動しているのか?
俺達は何かのために行動しているのか?
俺達には出来るんだから

Before the end of our lives
The end of our lives
The end of our lives
Before the end of our lives, oh

俺達の人生が終わる前に
俺達の人生が終わる前に
俺達の人生が終わる前に
俺達の人生が終わる前に

There were days that I stole
But I also got robbed
So I made a mission my goal
And a vision my job

他人のものを盗んだ日々もあった
でも俺自身 また盗まれたものがあったんだ
だから俺は自分の使命を成し遂げることを目標とした
為すべきことを明らかにしたんだ

Made a mission my goal
But the vision got lost

使命を遂げることを目標とした
でも目標を見失ってしまった

If you only do good
And you figure it out
If I do what I should
If I do it all now

君が良いと思うことをやろうとするなら
君が分かろうとするなら
俺がやるべきことをやろうとするなら
俺が今 全てをやり尽くそうとするのなら

Don't be waiting for luck
Find a way to do more
Are we doing this?
What are we doing this for?

幸運をただ待つなんてことはやめよう
もっと良くやり抜くために 自分のやり方を探そう
俺達は行動しているのか?
俺達は何かのために行動しているのか?

To love the times we have
To like what makes us sad
To live when others die
To lose and say goodbye
To last until our moment comes

俺達が過ごすこの時間を愛すること
俺達を悲しませるものも 愛おしく思うこと
死にゆく人々もいる中で 生きるということ
失って 別れを告げること
俺達が死にゆく瞬間が来るまで それは続くということ

But it isn't over
You know it isn't over
You know it isn't over
You know it isn't over
You know it isn't done

でも終わってはいないんだ
終わってはいないんだ
終わってはいないんだ
終わってはいないんだ
まだ遂げられていないんだ 分かるだろ

Before the end of our lives
The end of our lives
The end of our lives
Before the end of our lives, oh

俺達の人生が終わる前に
俺達の人生が終わる前に
俺達の人生が終わる前に
俺達の人生が終わる前に

Just because this life ain't easy
Doesn't make it bad

人生ってそんなに簡単ではないんだけど
でも別に悪く考える必要もないんだ

It isn't over
It can't be over
Be glad

終わってはいないんだ
終わらせることなんて出来ないんだ
嬉しく思おうよ


B0000AFOGM一匹狼
アンドリューW.K.
ユニバーサル インターナショナル 2003-08-27

by G-Tools


Andrew W.K. 「The End of Our Lives」 謎に映像がついてますけど。

テーマ : お気に入り&好きな音楽
ジャンル : 音楽

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プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

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