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Manic Street Preachers 「A Design For Life」

マニックスのライブに行く。横浜ベイホール。

金曜のスタジオコーストは完売しなかったみたいだけど、
今日のライブは土曜かつ小さな箱ということで、即日ソールドアウトだったようで。
そこに集うファンも、きっと熱いんだろうなってことで、期待していた。

経験的に、横浜ベイホールのライブって盛り上がります。
あんなアクセス悪くて、見ずらい会場に集まる人たちって、
たぶん純粋にバンドの音楽に飢えてるんだと思います。

僕がマニックスにハマったのは2、3年前なので、ライブは一度も観たことがない。
初めてのマニックスのライブ、すごく楽しみにしていた。


開演30分前くらいに着くと、既に人がいっぱいだった。
はっきり行って、ライブが観やすいスポットは、全て人で埋まっている。

最近は身体を自由に動かせるスペースのある後方でライブを観ることが多かったんだけど、
折角なので前方で観てみることにした。
柱の裏のステージが見づらいところにはスペースの余裕あったので。

意外にもほぼ時間通りに暗転し、メンバーが登場。
ジェームスは動画で見ている通りの、小太りでちょっと髪が薄くなりかけているおっちゃん。
でもニッキーはかっこ良かった。おっさんなのに、華あるよなー。
マイクの前の飾り物が、すごくイメージとぴったりで、素敵だった。

1曲目はいきなり「You Love Us」だった。
僕はセットリスト情報を絶ってライブに来ているので、不意打ちを喰らった感じだった。
なんか観客すげー盛り上がって、飛びまくってる。Aメロから一緒に歌っている人もいるし。
こうなったら僕もアガります。サビのところを一緒に叫ぶ。いやーかっこ良かったなー。

そして「Your Love Alone Is Not Enough」を挟んで演奏されたのが「Motorcycle Emptiness」!
いきなりこれきちゃうんですかーと。僕はもうテンションMAXです。
この曲のギターフレーズが、僕の目の前で、鳴っている。飛んで騒ぎながらも、感激だった。
この曲でも客の合唱が凄かったなー。ほんと素晴らしい名曲です。ナマで聴けて本当に嬉しかった。

僕は『Journal for Plague Lovers』が好きなので、
「Jackie Collins’ Existential Question Time」が聴けたのは嬉しかった。
そして、セカンドから「Roses In The Hospital」。
「We don't want your fucking love」のフレーズは、かっこよかったなー。

中盤にいきなりクライマックスかよーって感じだったのが、
「This Is Yesterday」「Everything Must Go」の流れ。
この二曲はヤバかった。感動してしまった。

マニックスって、正直言って演奏力あるバンドじゃないし、
年も取ってるから演奏に勢いがある訳でもないし、ステージングも凄いって訳でもない。
楽器の音作りなんかも、いい加減だなーって思ったくらいだし。

でも、彼らの音楽には、とにかく、重みがあった。
彼らの音と、そして何といってもジェームスの歌が、たまらなく僕の胸に響いた。

マニックスは、栄光と挫折、喜びと悲しみを激しく繰り返してきた訳だけど、
ジェームス、ニッキー、ショーンの3人は、結成当時から変わらないメンバーで、
ずっとバンドをやり続けている。そして彼らは、リッチーの存在を背負って音楽をやり続けている。

そんなバンドの歴史を、僕はライブという場所で、強烈に叩き付けられたような感覚になった。
なんてゆーか、音楽の説得力が違う。マニックスにしかきっと鳴らせない音楽。

あそこに集まっていた、恐らく昔からマニックスを追いかけているファンの方々の多くは、
曲の良さもさることながら、そんな彼らの姿勢なり、醸し出す空気なりに魅了されて、
ずっとライブに通っているんだろうなーって、勝手に思った。

しかし「This Is Yesterday」は、ほんとに良かった。
僕は『Holy Bible』が一番好きなアルバムなので、この曲が聴けて嬉しかった。メロディが美しい…。
そして「Everything Must Go」もうとにかくスケールの大きな、これまた美しいメロディの曲。
もうライブ締めてもいいんじゃねーかってくらいに、クライマックスを作り上げていた。

また、「Suicide is Painless」がすごくかっこ良かった。
努めて冷静に歌い上げた後、リズムチェンジして、疾走するところなんて、鳥肌ものだった。
この曲はライブの方が断然かっこいいと思った。しばらくこの曲にはハマりそうだな。

そしてここできました「Motown Junk」!たぶんこの日一番の盛り上がり。
この盛り上がりには正直ビビった。客の人達、すげーって思った。ジェームスに合わせて、大合唱。
心なしか、バンドの演奏も、この曲のときは若々しい。ニッキーの動きがかっこ良かったな。

「If You Tolerate This Your Children Will Be Next」は勿論素晴らしかったんだけど、
更に素晴らしかったのが、ジェームスが一人で弾き語りした「Everlasting」。
思わず聴き惚れてしまって、呆然とジェームスをただ見つめて、彼のギターと歌を聴いていた。

たぶん昔より高音出なくなってるんだろうけど、でもやっぱり彼のボーカルは素晴らしい。
声自体が魅力的ってのもあるけど、彼の歌って、なんでか知らないけど、僕の胸を打つ。
サラッといえば、エモーショナルな歌ってなるんだろうけど、上手く言えない。
やっぱり様々な経験を積んだ人間にしか出せない、表現力ってあるんだと思います。

とにかく「Everlasting」はすごく良かった。感動してしまった。

そしてまたメンバーが戻ってきて(ニッキーは衣装替え)、演奏されたのが「Faster」!
この曲、僕は最高に好きです。ジェームスの歌い方が他の曲での歌い方と違って、
パンクな感じで吐き捨てるようなボーカルになるところが好きです。
この曲もよく盛り上がってたなー。この曲の歌詞もかっこいいもんなー。

ラストの前のMCでニッキーが、ジョー・ストラマー、ミック・ジョーンズを引き合いに出して、
ジェームスを称え、彼の名を呼んだ時の観客の拍手と歓声ったらなかった。
拍手はいつ鳴り止むんだって感じだった。心なしかジェームスも感激しているような表情だった。

僕も周りの観客と一緒に拍手して、歓声を上げていた。
その行動は、本当に何も考えずに、自然に出てきた行動だった。

見た目はかっこいいとはいえないけど、かっこいいぜ、ジェームス。

圧巻だったのは、ラストの「A Design For Life」。
この曲、今の僕の状況と心境にシンクロして、思わず目頭が熱くなってしまった。
歌い出しから観客は大合唱。僕もカラオケかよってくらいのでかい声で、思わず歌ってしまった…。

この曲は本当に超名曲だと思います。
これ以上ないくらいの盛り上がりの余韻を残して、ライブは終わった。


今日のライブ、僕は一人で行ったんだけど、
帰り道駅まで歩きながら、自分の人生について考え込む自分がいた。
今日聴いた「A Design For Life」の余韻に浸りながら。

今は仕事に追われているけど、その中でやっぱりやり遂げたいことがあって、
それに向けて今は頑張ろうって考えていたんだけど、
何か空虚な気持ちになってしまった。なんでか分からないけど。

自分って、何があれば満足なんだろう。なんかよく分かんなくなってきた。


ライブに行って、こんなことを考えさせてしまうマニックスって、やっぱ凄いです。
こんなライブに行ってしまうと、毎回行きたくなってしまいます…。

とにかく今日のライブは良かった。
邦楽ではなく、洋楽のアーティストで、ここまで歌詞に感情を移入してしまうバンドって、
ひょっとしたら彼らが一番かもしれない。

自分にとって、とても大事なバンドです。


Libraries gave us power
Then work came and made us free
What price now for a shallow piece of dignity

図書館は俺達に力を与え
労働を産み、俺達を自由にした
浅薄な威厳を得るための対価はいくらであるのだろうか

I wish I had a bottle
Right here in my dirty face
to wear the scars
To show from where I came

俺はいっそボトルを手に取ってしまえは良かった
今すぐここで、俺の汚ならしい顔に
傷跡をつけるために
俺がどこからやってきたのかを示すために

We don't talk about love
We only want to get drunk
And we are not allowed to spend
As we are told that this is the end

俺達は愛について語ることはない
ただ酒を飲んで酔っ払いたいだけ
俺達は消費することを許されてはいない
これが終わりなんだって、聞かされているんだから

A design for life


(セットリスト)2010/11/27 横浜ベイホール
You Love Us
Your Love Alone Is Not Enough
Motorcycle Emptiness
(It’s Not War) Just The End Of Love
Jackie Collins’ Existential Question Time
Roses In The Hospital
This Is Yesterday
Everything Must Go
Some Kind of Nothingness
You Stole The Sun From My Heart
Ocean Spray
La Tristesse Durera
Suicide is Painless
Motown Junk
If You Tolerate This Your Children Will Be Next
Everlasting (acoustic)
Faster
No Surface All Feeling
Golden Platitudes
Tsunami
A Design For Life


B000024UNZEverything Must Go
Manic Street Preachers
Epic 2001-12-10

by G-Tools



Manic Street Preachers 「A Design For Life」
この曲のPVも、めちゃめちゃかっこいいです。ただイントロの音はでかいので注意して下さい…。

テーマ : お気に入り&好きな音楽
ジャンル : 音楽

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プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

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