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Ocean Colour Scene 「The Day We Caught The Train」

いつかライブを観てみたいと思っていたのが、Ocean Colour Sceneだった。

僕が高校生の頃は、いわゆるブリットポップ全盛期の頃で、
Oasisを筆頭に、Blur、Pulp、Suede、Supergrassといったバンドが日本でも売れていて、
ラジオではこれらのバンドの曲がよく流れていたし、
CD屋でも店頭の目立つところに、彼らのCDが置かれていたりした。

毎週フジテレビの深夜に「Beat UK」というチャート番組を録画して観ていたくらいだから、
何気にあの頃のUKの音楽、詳しい。CDは殆ど持っていないんだけど。
あの頃、ブリットポップ全盛期の中に、Chemical Blothers、Prodigyなんかも出てきて面白かったな。

そんな時期に伏兵のようなポジションで現れたのが、Ocean Colour Sceneだった。
このバンド、日本でもかなり売れたはず。
今でも中古CD屋行けば、かなりの安値で売られていることからも伺い知れる。
それだけ流通している量が多いってことです。

当時の人気を知る者としては、Ocean Colour Sceneって一発屋のように思ってしまったりする。
でも彼らは昔ほど売れなくなっても、決して解散することなくアルバムをコンスタントに出し続けて、
フジロックでも何回か出演したりしている。

正直僕は今回のライブで昔の曲聴ければそれで良かったんだけど、
ライブはいい意味で裏切られて、かっこいい歳の取り方した、現役のバンドだなーって思いを強くした。


フジロック3日目の昼間、かなり早い時間のグリーンステージ。
残念ながら、あまり人は多くない。ライブ直前でも余裕でモッシュピット入れるくらいだった。
そんなこんなの中、全員サングラス着用で、メンバーが登場。

いや、大分おっさんになったでしょ…。下手すりゃおじいちゃんに近い。
これが初めてOCSを目撃しての感想だった。

でもいきなり1曲目から「The Riverboat Song」ですよ。
これにはさすがに盛り上がる。観客も盛り上がる。
あのギターリフと変則リズムは一回聴いたら忘れられない。この曲ラジオでよくかかってたんだよなー。

メンバーは持ち場を動かず、基本的に直立不動で淡々と演奏を続ける。
リズムに合わせて動き回るバンドが多い中で、かなり異質。正にクラシカルスタイルって感じ。
とはいえ、決して演奏が淡々としている訳ではなく、熱い。

そんで2曲目に「The Circle」。最高すぎます。何てわかっている選曲。
この曲大好きなので、イントロからはしゃぐ。野外の昼間ってこのバンドにすごく合っている。
哀愁を漂わせているけど爽やかなメロディは、
フジロックのグリーンステージにすごくマッチしていた。

そっからは知らない曲が多くなったんだけど、僕も周りの観客も、
全然盛り下がることなく、OCSのライブに没頭していった。

何といってもサイモン・ファウラーのカリスマ性。
ギターソロの合間にモニターに腰掛けて、会場を一通り見渡した後に、満面の笑みを見せたり、
時折サングラスを外して、また観客に向けて笑いかけたり。
そしてまたシリアスに、顔色一つ変えずに歌い上げていく。

動き一つ一つに「粋」なものを感じた。渋い。

観客のリアクションの良さも相まって、サイモンを初めとしてメンバーの演奏は、
曲を重ねるごとに素晴らしいものになっていく。
直立不動のスティーヴ・クラドックが、いつの間にか興奮したのか、
ギターソロめちゃめちゃ粘っこく弾いているし。

とにかくこのライブ、客とバンドとが互いに時間と空間を紡ぎ上げているような気がして、良かった。
いつの間にか観客も増えていた気がするし、明らかに曲が進むごとに、
バンドと客の熱気が上昇していくのを感じた。

そしてクライマックスは「The Day We Caught The Train」。
正にビートルズって感じの名曲。これはブリットポップ期が生んだ、UKロックの傑作の一つです。
サビの合唱は本当に気持ちよかった。本当にこの曲はメロディが素晴らしい。
最高の盛り上がりを見せて、ライブは終わった。観客の拍手は、心からの拍手に聴こえた。


ここまで期待に応えるライブを見せてくれるとは思っていなかった。
この時代まで音楽をやり続けているミュージシャンの底力を見た。
贔屓目はかなりあるにせよ、最高のライブを見せてくれたと思う。

こんなタイミングだからこそ、
再び多くの人にOcean Colour Sceneの音楽の素晴らしさが伝わればいいのになーって思った。
音楽雑誌は彼らみたいな愚直なバンドをもっと取り上げてほしいな。

歴史のあるミュージシャンって、やっぱり素晴らしい。


B000024LIXMoseley Shoals
Ocean Colour Scene
Island UK 1999-03-19

by G-Tools



Ocean Colour Scene 「The Day We Caught The Train」
1998年のライブみたいです。メンバーが、若い…。
しかし会場は凄い盛り上がり。UKのバンドだと今のMUSEクラスの盛り上がりなのでは…?
こんな時代もあったんだなーって、時間の流れを実感します。

テーマ : お気に入り&好きな音楽
ジャンル : 音楽

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プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

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