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Them Crooked Vultures 「Gunman」

僕は中学校の頃にNirvanaを聴いて、海外にはこんなロックがあるんだーって衝撃を受けて、
それ以来、日本の音楽だけでなく海外の音楽を聴くようになった。
正確に言うとNirvanaだけではないんだけど、でも今の僕の音楽生活を語る上で、
彼らとの出会いは切っても切り離せない。僕にとってNirvanaは今でも大切なバンドの一つである。

そして高校に入りたての頃、Led Zeppelinに出会った。
ハードロックやメタルのルーツである彼らの音楽に触れ、激しくて分かりやすくはあるけれども、
現代の音楽に繋がる様々な音楽的実験の数々に心酔した。

僕がギターを手にして最初の頃に練習していたのが、
「Smells Like Teen Spirit」と「Immigrant Song」だった。

どちらのバンドもメンバーの死によって、永遠に再結成はありえないバンド。
そうではあるけど、残されたメンバーに対する思い入れは特に深いものがあるし、
特にツェッペリンのメンバーに関しては、一度でいいからライブで目撃してみたいと思っていた。

それこそ高校生くらいのときから。
そんな僕の願いが一夜にして一気に実現したのがフジロックの夜だった。


グリーンステージ、SEが終わるごとに歓声が上がるような状況の中、
陽が完全に落ちて、薄暗くなったくらいのタイミングで、メンバーが登場。
デイブがいる、ジョンジーがいる。なんかそれだけで満足だった。

そして、アルバムと同様に「No One Loves Me & Neither Do I」でライブがスタート。
あのイントロで音が鳴った瞬間、叫んだ。周りの人達も叫んでた。
そして完璧なタイミングで鳴らされるユニゾンのリフに、また興奮。

デイブのドラムはテイラーのライブで1曲だけ観ていたけど、
やっぱり自身のセットで叩く方が段違いの強力さだった。
1発1発のショットに魂が込められているような、そんな思いを抱いた。

この人のドラムって頭のリズムを強調するというか、
よく拍の頭でクラッシュシンバルを両手で引っぱたくんだけど、あの瞬間がたまらない。
勢いもパワーも十二分にあるんだけど、基本この人、タメのドラマーなのかなって思った。

Nirvanaのライブ動画のまんま。
常に頭振りながら叩いてて、視覚的にもめちゃめちゃかっこいい。
それでいてリズム乱れることないし。あのドラムには憧れるでしょ。

そんな個性的なドラマーと共にリズムを作っているのが、御大ジョン・ポール・ジョーンズ。
見た目は確かにおじさんなんだけど、はっきり言って64歳には見えない。
まず見た目からかっこ良過ぎ。
俺はあんまり目立たないぜって雰囲気で、控えめにベース弾いている姿がまたかっこいい。

Them Crooked Vulturesってギターリフを中心に組み上げられている音楽だから、
ギターリフとベースをどう絡ませるかってところがポイントになるんだけど、
ユニゾンも完璧にこなしてるし、ルートで支えてても完璧。なんていうか、ソツが無い。その言葉に尽きる。
ギターとドラムを繋ぐ仕事を、とにかく完璧以上にこなしている。

やろうと思えば出来るんだろうけど、必要以上に目立とうとせずに、
バンドとしての仕事に徹している、そんな印象を受けた。
前面に出てくるのがデイブのドラムなら、あるときは手綱を緩めたり締めたりと、
後ろでしっかりとバンドのリズムを作っているのは、間違いなくジョンジーだった。

きっとツェッペリンでも、そんな役割を果たしていたんだろうなぁ。
そういや一部ボーカルも取っていて、それがまたかっこ良かった。

初めて見るジョシュ・オムはとにかく、でかい。声もでかい。何気にギターは繊細。
存在感は抜群で、ジョンジーとデイブに負けてなかった。
失礼ながらネームバリューでは他の二人に負けていると思うんだけど、
ステージ上での立ち振る舞いには、間違いなく一流の人間のオーラが感じられた。

サポートメンバーのアラン・ヨハネスもまたいい仕事をしていた。
あの人、ギター上手い。あのバンドの中で二本目のギターって
かなり重要な役割を担っていると思うんだけど、しっかりと存在感を主張していた。
コーラスでも大活躍だったし。


ライブは終始アルバムで彩られた世界観で一貫していて、
セッションを交えながら緊張感を保ち続け、最後の「New Fang」まで駆け抜けていった。
正直もう少しキャッチーな曲あった方がライブにメリハリついたのかなーって思ったんだけど、
それがあのバンドのコンセプトだから、それで良かったんだと思う。

あーいうストレートなロックバンドやらせたら、
Them Crooked Vultures以上のライブ出来るバンドって他にいないんじゃないのかなぁ。
正にロックの教科書というか、お手本というものを目撃した気がした。

観客もとにかく騒ぐというよりは、目の前で起きている凄いものを、
ただありのままに目撃しているという趣だった。

このバンドを観れて、本当に良かった。
しかしあんなライブされたら、後から演奏するバンド、やり辛くて仕方ないだろうな。

MUSEくらいに、ロックの範疇をはみ出すような世界観を持ったバンドじゃないと、
彼らの後に演奏するなんて、しんどくて仕方なかったと思う。
そういう意味ではフジロックのタイムテーブル作った人、なかなかいい仕事したんじゃないかって気がする。

また、観たいなー。もうないのかなぁ…。


B002TUU2XEThem Crooked Vultures
Them Crooked Vultures
Interscope Records 2009-11-17

by G-Tools



Them Crooked Vultures 「Gunman」 Fuji Rock Festival '10
なんともうフジロックの動画がアップされてました!これ見てると興奮が蘇ります。
しかし、何て凄い演奏なんでしょうか。上手すぎ、かっこ良過ぎ。



全然脈略ないけど、今年のフジロック動画としてOne Day As A Lion見つけたんで貼ります。
もうアップされてるんかーってテンション上がったので。ザックとジョン、かっこいいなぁ。
ライブ観てるとき、ギターほしいなぁ…、って思ったけど、これはこれでやっぱかっこいいわ。

One Day As A Lion「Wild International」 Fuji Rock Festival '10

テーマ : お気に入り&好きな音楽
ジャンル : 音楽

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No title

こんにちは。フジお疲れ様でした。

やっぱりすごいですね。全員の絡み完璧ですね。流石ベテランというか。
ジョンジーのあのアタック感とドラムとの絡み、Zepと全然変わらなくて感動しました。デイヴの鬼憑いてるみたいなドラムとがっちりした噛み合いも最高ですね。
大柄でフットワーク軽い感じのジョシュと、ツボを押さえたアレンのプレイも素晴らしいですね。個人的に、ヘヴィ系なのにテレキャスターっていうのがいいと思います。

>>One Day As A Lion
ヒップホップのフィーリング強めでいいですね。歪んだシンセツボです。

Re: No title

>やっぱりすごいですね。全員の絡み完璧ですね。流石ベテランというか。
もうその通りです。完璧って言葉がぴったりの演奏でした。
動画見返してこんなに凄かったんだ…って思ったくらいです。
ジョンジーとデイブのリズム隊は、特に最高ですね。

>ヘヴィ系なのにテレキャスターっていうのがいいと思います。
そういやあーいう音楽だと、レスポール系のハムバッカー積んだギターってのが相場ですけど、
ジョシュは確かにテレキャスですよね。

テレキャスって難しい楽器だと思ってて、色々な音色が出せるけど素人には制御しきれないというか、
そんな側面があると思うんですけど、ジョシュって人は完全に乗りこなしていて、
凄く色気のあるギターを鳴らしていたと思います。
何となくピッキングで歪ませて芯を残したサウンドにも聴こえます。とにかく凄いっすわ…。

One Day As A Lion、個人的には歪んだシンセに変態的なギター乗れば最強だなーって思ってます。
オマー・ロドリゲス・ロペスみたいなタイプのギタリストと組んでほしいなぁ。
プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

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