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Atari Teenage Riot 「Speed」

今年は行かないかもって思っていたサマソニだけど、ここにきて個人的に衝撃の発表が…。

Atari Teenage Riotです。

カール・クラックは亡くなっているからオリジナルメンバーではないんだけど、
あの伝説の方々が日本で、ATRとしてライブをやるってのは…、観に行かなくては…。
再結成してたのは知ってたけど、日本に来るとは思っていなかったな。

とはいえ、彼らは音源としてはそこまで聴きまくるほど好きって訳ではなかった。
ただ、とにかくライブを観てみたかった。
CDから放たれるあのエネルギーを、生で体感したらどうなるんだろうって興味がずっとあった。


アレック・エンパイアを筆頭として、彼らは反体制的な姿勢を音楽に込めた政治的なバンドである。
思想としてはドイツ赤軍(RAF)との共鳴が知られていて、東西ドイツ統一後に右傾化する社会に疑問を抱き、
闘争を煽動するようなメッセージを発し続けていたバンドである。

勝手ながら彼らについて書いてあるサイトを転載。
http://kdxn.tumblr.com/post/408845865/riot-sounds-produce-riot

とにかく有名なのが、NATOによるコソボ空爆の反対集会にてライブを敢行し、
結果的に逮捕されてしまうという事件。この映像、YouTubeで見れます。
かなり衝撃的なデモ隊と警官のリアルな衝突、そしてメンバーの逮捕…。

コソボ空爆って日本でもかなり報道されていた記憶があって、
当時青二才の僕でも少なからず考えるところがあったのを覚えています。

1999/5/1 ベルリンにて



でもアレック・エンパイアという人、意外だったんだけど、
決して暴力による革命を望んでいるわけではないようです。
あくまで暴力は、追い込まれた人間が最後に行使すべき手段であると。正論ですね。

これも無断の転載ですがネット上では貴重なインタビューです。
http://www.geocities.co.jp/MusicStar-Drum/5145/pickup/alec.html

彼らの活動が世界を変えたかというと、失礼な言い方になるけど、正直そんなことはなかったと思う。
社会的なシステムというものは、恐らくもう人間の手には負えないほど巨大化してしまっていように思えるので。

でも、彼らのそのメッセージに触れた人間にとっては、共感するにせよ反発するにせよ、
考えるべきテーマというものを突きつけられるわけで、
盲目的に物事を受け止めるのではなく、今起きていることを自分の目と心で理解しようとする。
そんな行為を想起させるという点で、彼らの存在ってのは偉大だったんだと思います。

しかし暴力の連鎖というものは何でなくならないんでしょうか…。
殺し合いではなく、もっと理性的に衝突できるような手段があればいいんですけど。
現状、持つ者持たない者、の線が引かれる限りは、ずっと暴力という手段はなくならないのでしょう。
すごく残念なことですが。


そんな政治的な側面を抜きにしても、Atari Teenage Riotの音はかっこいい。
あまりにもノイジーだからテンション高いときにしか聴けないけど、一度ハマってしまうとヤバいです。

打ち込みのビートにディストーションギターの組み合わせは、MinistryやNine Inch Nailsを彷彿とさせるけど、
ATRの場合はもっとぶっ壊れたブレイクビーツというか、整合感はあまり感じられなくて、
とにかく衝動的に突き進んでいくような、原始的っぽい音が特徴的です。

彼らの登場がMAD CAPSULE MARKETSの音楽を変えたのも有名な話です。
こっちも復活しねーかな…。ムリっぽいけど。

こういう過激な音楽って男の専売特許のようなものだけど、
ハニン・エリアスの存在が個人的に大きいと思う。
彼女のボーカル、すごくかっこいい。アレックとカールとの掛け合いは最高ですね。
ライブでも彼女、相当ブチ切れたパフォーマンスしてたみたいです。


しかし彼らのサマソニの出番は深夜のソニックステージ。
2日券じゃないと入場できないなんてことにならないように祈るばかりです。
チケット高すぎでしょ、いくらなんでも。

単独でライブやってくれるのが一番いいんだけどなあ…。


B000063KOCDelete Yourself
Atari Teenage Riot
Import 2002-03-05

by G-Tools



Atari Teenage Riot 「Speed」PV

テーマ : お気に入り&好きな音楽
ジャンル : 音楽

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プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

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