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Dizzy Mizz Lizzy 「Silverflame」

Dizzy Mizz Lizzyのライブに行く。素晴らしい体験だった。感動した。

ライブはバンドの演奏を聴き、パフォーマンスを目撃するために行くんだけど、
あのライブの空間を、あの場にいる人たちとで共有出来る事こそ、ライブの醍醐味であることを再確認した。
あの場に集まっていた方々、みんなDML待ってたんだなーって感激した。


Beatlesの「Dizzy Miss Lizzy」をSEにメンバーが登場。
やっぱりテレビで見ていた彼らよりも、老けていた。マーティンは特にそう思った。太ってたし。
メンバーの登場に興奮しながらも、時間の流れを実感した。

でも1曲目「Thorn In My Pride」が始まって、一気にスイッチが入った。
ティムはずっとソロでミュージシャンやってるから上手いのは当たり前なんだけど、
マーティンとソレン、上手かった。すっごくいいリズム作ってた。低音が気持ち良かった。
二人はプロのミュージシャンとしては引退してたんだけど、きっと音楽は続けてたんだろうな。

そして立て続けに「Find My Way」「Barbedwired Baby's Dream」と。もう感激です。
「Find My Way」はもっと盛り上がったときに聴きたかったけど、やっぱり良かった。
14年前にテレビで見ていた彼らの姿がフィードバックするようだった。あの映像よりも上手かった気がする。

「Barbedwired Baby's Dream」ではイントロが始まった瞬間に客がめちゃめちゃ盛り上がってた。
この曲のリフかっこいいもんなー。ティムのギターソロも最高だった。
ティムのキメに合わせて客がいちいち反応していて、すごくいい感じになってきた。

そしてファーストから「For God's Sake」「Mother Nature's Recipe」と続く。
16のビートが気持ちいい。マーティンとソレンのリズム隊がここでも光っていた。かっこよかったなー。

「赤坂ブリッツのライブに来た人はいるかい?」とMCを挟み、
そのときにやらなかった曲ということで「Hidden War」。美しいメロディがとても身に染みた。
ティム、歌めっちゃ上手い。昔観たライブ映像よりも、全然上手かった。
ミュージシャンとして積み重ねてきた歴史の重みを実感する。

「When the River Runs Dry」「And So Did I」とオルタナ風のヘヴィな曲が続いた後に、
個人的1回目のクライマックス。「Rotator」。この曲は客もかなり盛り上がっていた。サビかっこいいもんなー。

2回目のサビが終わってギターソロ始まるところで、ティムがこっちの方に走ってきた。
すっげー楽しそうな顔で。美しい旋律とドラマ性も相まって、思わず熱いものが込み上げてきた。
あの瞬間、僕にとっては過去のバンドではなく、現在のバンドだった。音楽でしか味わえない興奮があった。

セカンドから「Run」を挟み、「Love Is a Loser’s Game」。
バンドの演奏、特にティムのボーカルは素晴らしかったんだけど、
ティムが客に歌えって振って、客がそれに応えてちゃんと歌えてるのがとても良かった。
みんなすげーよって思った。あの場で一緒に歌えて、とても幸せな気分になった。

これまたバラードの名曲「11:07 PM」。ほんと名曲の多いバンドだと実感。ティム、ほんとに絶好調だった。
続いて「Wishing Well」。ここのキメをバンドメンバー全員で完璧に決めていた。
全くブランクを感じさせない。すげーや。

「67 Seas In Your Eyes」では間奏部でメンバー同士のセッションが延々と続く。
ティムに負けじとマーティンとソレンが食らいついていく。最終的にはソレンのドラムソロになっていた。
何であんなに叩けるんですか…、ブランクないんですか…、と驚き。
センスある人って、きっとブランク関係ないんですね。正に現役のバンドの演奏だった。

そして本編最後に「Waterline」「Glory」と名曲二連発。個人的2回目のクライマックス。
やっぱりこの2曲は客もめちゃめちゃに盛り上がる。前の人々、飛びまくってて、すごくいい光景だった。
14年前のライブ、もっと激しかったんだろうけど、同じように盛り上がってたんだろうな。
あのときにもやっぱり観てみたかったな。

しかし「Glory」のイントロはヤバかった。
あのギターフレーズはロック史に残ると個人的に言いたいくらい、素晴らしいフレーズだと思います。

本編が終わり、アンコール待ちなんだけど、このときも客の一体感が炸裂。
自分の周り、みんな手拍子してる。しかも他のバンドのライブよりも、息が合ってた気がする。
みんなリアルに出てきてほしいんだろうなって思った。もしくはメンバーに思いを伝えたいって気持ちか。
予定調和のアンコール待ちって感じじゃなくて、すごく良かった。

アンコールは軽快なリズムが印象的な「Love Me A Little」に続き「Silverflame」。
個人的に3回目のクライマックス。身体を動かすこともしないで、食い入るように演奏を聴いていた。
ここでもティムの歌、めちゃめちゃ良かった。
メンバーを見つめながら、14年前の自分のことを思い返すような気がして、ここでも胸が熱くなった。

この曲でもティムは客に歌わせてたけど、客もちゃんと歌ってた。
バンドと客とが完全に一体になっている気がした。双方が作り上げる感動的な空間があった。
いつまでも続いてくれればいいのになーって思った。

この曲が終わり、メンバーは観客をバックに記念撮影を実施。
記念撮影を終えた後のメンバーの表情は満足そうであり、感激しているようにも見えた。
あのときのティムの表情、今でも印象に残っているもんな。

アンコール2回目「Two of You」で本当にライブは終了。
欲をいえば「Rise And Fall」聴きたかったけど、全然それでも良かった。

最後にメンバーはピックやスティックを投げていたけど、
サンキュー、アリガトウって言っていて、すごく嬉しい気持ちになった。

メンバーがいなくなって客電付いて、ステージの撤収が始まっても前方の客はずっと残っていた。
拍手して歓声上げて。そんな光景を僕は遠めに眺めながら、今日のライブの余韻に浸っていた。
14年間待ち続けたんだもんな、僕達は。


今日のライブ、アナウンスされていた通りに、次を予感させるものは何もなかった。
新曲はなく、ファーストとセカンドから、昔の曲をひたすら演奏するライブだった。
メンバーにはメンバーの「今」があり、バンドは彼らにとって「未来」ではない。

寂しい気持ちもあるけど、でもそれが彼らの選んだ道。
14年前にDMLに触れた人たちも、その長い時間の中でそれぞれの道を進んできたはず。

でもそうやって分かれていった個々の道が、奇跡的にまた一つの道に戻ってきた、
今日のライブ、そして各地で行われた再結成ライブは、そんな空間だったんだと思う。

「過去」を振り返るのは後ろ向きなイメージが付きまとうものだけど、
今日のライブにはバンドのメンバーと観客との「現在」が交錯していたと思う。

今日のライブに行けたことによって、また僕は前に進んでいけるような気がした。


ティムは最後に「See You Again」と言っていたけど、それが本当に実現するかは分からない。
でもそれがまた数十年経ってもいいから、現実になったら嬉しいな。そう思った。

とにかく今日は最高だった。バンドのメンバー、そして観客の方々、ありがとう。
酔っ払いながらも、僕は今、その気持ちでいっぱいである。


(セットリスト:2010/5/9 川崎クラブチッタ)
Thorn In My Pride
Find My Way
Barbedwired Baby's Dream
For God's Sake
Mother Nature's Recipe
Hidden War
When the River Runs Dry
And So Did I
Rotator
Run
Love Is a Loser’s Game
11:07 PM
Wishing Well
67 Seas In Your Eyes
Waterline
Glory

Love Me A Little
Silverflame

Two of You


B0000087GUディジー・ミズ・リジー
ディジー・ミズ・リジー
EMIミュージック・ジャパン 1998-03-28

by G-Tools



Dizzy Mizz Lizzy 「Silverflame」 音のみ



Dizzy Mizz Lizzy 「Rotator」 PV

テーマ : お気に入り&好きな音楽
ジャンル : 音楽

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同じ日に行きました!

はじめまして。
DML関連を検索していたらこちらにたどり着きました。

私も同じ日に同じ場所にいました。
ただただ素晴らしかったです。うまく言葉にできない位・・・。
バンドや関係者、ファンの人達みなさんに本当にありがとうと言いたいです。

>今日のライブに行けたことによって、また僕は前に進んでいけるような気がした。
不思議なんですが、私も似たような気持ちを抱きました。
再結成だけれど、「現在」の色がすごく濃かったからなのかな。

see you again、いつか実現したら良いですよね!
いつまでも待っちゃいそうな気がします(20年とか嫌だけど 笑)

捕鯨船団さんはTimのソロワークは聴かれますか?
私はTimのソロも好きなので、こちらのほうでも是非来日してほしいと思っています。
未聴でしたらおすすめです。
DMLと同じ系統とは言えないのですが、こちらも素晴らしいですよ!

おっと、長くなりました。
同じ場所にいらっしゃた方の感想が聞けたのでつい嬉しくなってしまいました。

捕鯨船団さんは沢山音楽を聞いてらっしゃうのですね~
是非とも参考にしに、また寄らせていただきます!

Re: 同じ日に行きました!

こちらこそはじめましてー。

さとしえさんのブログも読ませて頂きました。
バンドに対する想いがすごく伝わってきて、すごく嬉しい気持ちになりました。
DMLに思い入れのある方々があーやって空間を共有できたからこそ、
あんないいライブになったんだろうなって思います。

あのライブってやっぱり特別でしたよね。

僕がDML知ったのは高校生の頃で、地方に住んでいたのでライブに行けるはずもなく、
気付いたら解散してしまっていました。

でも、行こうと思えば行けた。そんな後悔が残っていたんです。
だからこそあの再結成ライブがすごく嬉しかったんです。
14年前に止まっていた時間が、未来に向かって進んでいくようで。

>今日のライブに行けたことによって、また僕は前に進んでいけるような気がした。
って書いたのも、そんな気持ちの表れだったんだと思います。

あのライブに集まっていた方々って若い人たちも勿論いたけど、
多数は僕と同世代、もしくはもっと上の世代の方々でした。
14年前はきっとみんなやんちゃなことしてたんだろうけど、今は大人になっている。

でも昔を懐かしむのではなく、今を精一杯楽しんでいる。
そんな感覚を抱きました。とにかく良かったです。

ティムのソロ、曲単体で聴いたことはあっても、
アルバムとして聴いたことないんですよねー。
今回のライブをきっかけに、ソロも聴いてみたいと思いました。

こっちでも来日してくれるといいですね。来たら行きますわ、絶対。
プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

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