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ASIAN KUNG-FU GENERATION 「ソラニン」

『ソラニン』を観る。

原作は友人の家で読んでいて、すごくいい漫画だなーって思っていたので、
むしろあまり期待していなかった。あの世界観を映画で描けるのかなって。
でも、すごく良かった。

宮崎あおいがバンドで「ソラニン」を歌うシーンが良かった。
彼女、ギター素人だったと思うんだけど、ギター弾く姿が様になっていたし、
歌も決して上手くないんだけど、すごく感情が伝わってくるような熱唱で、すごく良かった。

種田含め、バンドのメンバーも原作のキャラとすごくマッチしてて、
彼等が織り成す男の友情関係というか、絆が伝わってくるようで、これもまた良かった。
バンドやってた人間なら、感じるものがあったのではないでしょうか。
自分もいつかまたバンドやりたいなーって思った。


まだまだ若い頃、自分は世界を変えられるなんて大それたこと考えたりして、
大いなる夢や希望を抱いて、数多くの人間が壁にぶつかっていく。
今はどうなのかよく分からないけど、東京というのはその象徴だったりする。
夢を抱えて上京し、そして夢破れて、地元に帰っていく。

現実って、そんなに甘くない。
若い頃に抱いた夢をかなえられる人間なんて、ほんの一握りだと思う。

でもそうやって壁にぶつかって、夢を諦めることによって、
自分にとって何が大事で、何が自分の生きる糧なのかが分かってくるんだと思う。

種田が事故で死んでしまう前に辿り着いた境地がそこだった。
彼は音楽で生きていくという自らの夢に区切りを付け、
葛藤の末に、自分にとって大切なものが何なのかを理解することになった。
恋人であり、仲間であり、そして自分が生きる今という時間であり。

ただ彼の場合には、その結論に対して決して割り切れない気持ちがまだ残っていて、
バイクの上で葛藤し、苦しみ、そして赤信号の向こう側へと行ってしまった。

種田ってキャラは、誰しもが通る挫折と葛藤を象徴するようで、
自分を投影した人って多いんじゃないかと思う。

映画を観ていて、今の自分はこれでいいのかって問いかけられているような気になった。
実際映画の中でそういった問いかけを、登場人物同士でよくやっていたし。
でも、迷いはあっても進んでいくしかない。ダメだったらダメで仕方ない。
人生ってきっとそういうもんなんです。


原作の歌詞を使って作曲したアジカンの「ソラニン」が想像以上に良くてびっくりした。
元々アジカンってあまり好きだって思ったことは無かったんだけど、
この曲は文句なしの名曲だと思う。原作の世界観に個人的にはぴったりだった。

クリーントーンのギターがとても綺麗で美しい。
歪みが入ってもカッティングの裏で、美しい和音フレーズ入ってたり、
特にギターのアレンジがすごくいい。
もちろん原作の歌詞を違和感無くメロディに乗せる歌メロも素晴らしい。

メロディメイカー、そしてアレンジャーとしての才能はやっぱ抜群ですね、この人達。
そして「ソラニン」聴けるなら、何かの機会でライブ観てみたいなーって思った。

すごくアジカンの株が上がった一日だった。


ちなみにあの作品、小田急線の多摩川沿いのシーンが多くて、
小田急線に住む自分としては、そこもポイント高かった。
ロケは和泉多摩川側でやってたっぽいけど、僕は登戸側の川沿いによく行っていたから、
あの景色にすごくなじみがあった。

あそこの景色、晴れた日は特に、すごく綺麗なんですよね。
東京なんだけど、空がとても広く見える。贅沢な場所。

仕事を辞めて宮崎あおいが川沿いで昼間からビール飲んでるシーンあったけど、
あれ、昔の僕もやってました。
宮崎あおいだと可愛らしいシーンだけど、20後半の男が昼間から一人川沿いでビール飲んでるシーンは、
それはそれは誰しもが近寄りがたい、ダメ人間のシーンだったことでしょう。

もっと暖かくなったら、久しぶりにまた多摩川沿いで飲みたいと思った。


たとえばゆるい幸せがだらっと続いたとする
きっと悪い種が芽を出して
もうさよならなんだ

さよなら それもいいさ
どこかで元気でやれよ
さよなら 僕もどーにかやるさ
さよなら そうするよ


B0035NO6KEソラニン
浅野いにお ASIAN KUNG-FU GENERATION
KRE 2010-03-31

by G-Tools



ASIAN KUNG-FU GENERATION 「ソラニン」

テーマ : お気に入り&好きな音楽
ジャンル : 音楽

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プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

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