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The Darkness 「I Believe In A Thing Called Love」

最近、The Darknessの『Permission To Land』を中古CD屋で買った。
100円也。いまどき缶コーヒーすら飲めない値段で叩き売られていた。

そんで久しぶりに聴くダークネス。
素晴らしい。これ、絶対名盤だわ。


僕が札幌に住んでいた時代、北海道で唯一の洋楽番組という触れ込みで、
「まる音スーパーデラックス」という番組が深夜にひっそりと放送されていた。
確かに触れ込み通り、洋楽PVを垂れ流すなかなかの番組だった。メタル系のPVも多かった。

別に毎週見ていた訳ではないけど、やってる時間に家にいたら見てた。
バイトから帰ってきたらやってること多かった気がする。

ちなみにこの番組の司会やってたのが、ロッキー和田という人だった。
この人、札幌に洋楽バンドをブッキングするような功労者であるんだけど、
その言動と雰囲気がどうも癪に障る感じで、周りでは馬鹿にされることが多かった。

そんな彼、僕が本州に来てから、少女買春で捕まりました。
全国ネットで出回る彼のニュースは、僕らの周りにあっという間に広まり、
さんざんネタにされたのでありました。

北海道出身の人なら分かるよね…。


そんなことはどうでもよくて、その「まる音」で毎週のように曲が流れていたのがダークネスだった。
下手したら半年くらいずっと流れてたんじゃないか。

当時、すっかりダークネスにハマった先輩は、
まだ幼い自分の子供に毎日聴かせていると、喜んで話していた。
他の音楽よりダークネスがお気に入りだと。ほんとかいな。

確かにでも強烈なインパクトがあった。このバンドには。

まずビジュアル。お前らいつの時代のバンドだって。
ジャスティンの衣装は、いつも胸をはだけていた。
あの映像見たら子供が見たら喜ぶのも分かる気がするけどね。

そして、音楽。これまたいつの時代のバンドだと。
でも、ツェッペリンのようなイギリスの伝統的なブリティッシュハードロックに、
ヴァンヘイレン的な、80年代のアメリカナイズなテイストをまぶした音楽は新鮮であったりする。

とはいえ、音としては完全に80年代のそれ。

2000年代初頭に、ロックンロール・リバイバルなるムーブメントがあって、
それはクラシックなガレージロックを現代風に解釈するようなものだったと思うんだけど、
ダークネスの場合は、徹底的にリバイバルである。

確信犯的に現代的な要素を徹底的に排除し、
過去の音楽を、過去に忠実に、現代において再現している。

当時はそれがすっごくすっごく新鮮だったんだろうな。
このアルバムがUKで1位取ったのです。しかも4週連続らしい。
当然色物扱いだったとは思うんだけど、音楽が素晴らしくなければ、ここまで売れない。


彼らのアルバムを聴いていると、その徹底さに脱帽する。
70年代風の枯れたギターの音もいいし、スイングしまくるリフも最高。
リズム隊も派手なことはやらないけど、とっても安定してる。太いリズム。

何といってもジャスティンのボーカル。
フレディ・マーキュリーに影響受けているんだろうけど、間違った方向に彼は進化した。
裏声を多用するそのボーカルスタイルは、他にはない、唯一無二の存在感があった。

彼のボーカルがあってこそ、ダークネスの音楽が耳に残っていたのは間違いない。


そんなこんなで、スターを気取っていた彼らは、本当にスターになってしまった。
その環境の変化は、彼らに相当なプレッシャーをもたらしたのか、
最終的にジャスティンはクスリに手を出して、バンドは分解してしまったのである。

すごく悲劇的な結末だ…。あれだけゴキゲンなバンドだったのに。


『Permission To Land』

アルバム序盤から、怒涛のように名曲は続く。
「Get Your Hands Off My Woman」「Growing On Me」
「I Believe In A Thing Called Love」「Love Is Only A Feeling」

ここらへんの曲を聴いていると、すごくいいなーと懐かしい気持ちも込めながら感動する一方で、
悲劇的な結末をたどったバンドを思い、苦い気持ちになったりもするのである。

いつか再結成してほしいな。絶対ライブ観に行くんだけどなぁ…。


皆さん、『Permission To Land』、叩き売られてたら買ってあげて下さい。
100円なら損はないですよ。


B0000C4GG7パーミッション・トゥ・ランド
ザ・ダークネス
ワーナーミュージック・ジャパン 2003-10-16

by G-Tools



The Darkness 「I Believe In A Thing Called Love」
ツッコミどころ満載のすさまじいPVです。個人的にギターソロのマーシャルの壁、好き。
これが北海道の深夜、毎週のように垂れ流されていたのです…。そりゃ耳に残るわ…。



The Darkness 「I Believe In A Thing Called Love」
ライブも上手いです、彼ら。ジャスティンのボーカルがライブでも再現されてるのが驚き。



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No title

こんばんは。

これすごいですね!
00'sには到底思えない作バンドです。
でもこういう感じ嫌いじゃないかもしれません。
オペラみたいな感じのヴォーカルとか個性的でいいと思います。
ロックって時代性と切り離せないジャンルだと思うんですが、
こういう同時代性を感じさせないバンドこそが一番すごいのかもしれませんね。

Re: No title

そうなんですよ。これ2003年のバンドですからねー。
このミスマッチ感がウケたんでしょうね。

時の流れと共に、時代遅れとかダサいとか思われるようになったものに対して、
でも俺はこれが好きなんだーってやってしまう姿勢が僕は好きです。

時代を切り開いていく革新的なバンドも好きなんですけど、
こういう過去のものを普遍的なものとして昇華させようと試みるバンドも好きです。
プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

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