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Radiohead 「No Surprises」

同じチームの先輩が、来月会社を辞めることを、今日知った。
ふと呼び出されて、告げられた。理由については、想像通りだった。

その先輩は単身赴任だった。
うちの会社には幾つか事業所があるんだけど、
その先輩の地元の事業所で、その人はかつて仕事をしていた。
嫁さんもその土地の人らしい。子供もいる。

数年前、会社の戦略上、開発系の事業所は整理、統合が行われた。
先輩はそのあおりを受けて、単身赴任をすることになった。

その先輩は技術者としてまだ追求したいことがあったから、会社に残った。
その仕事ぶりは、僕から見ていても、手本になるような姿があった。

しかし、単身赴任を続ける中で、家族の間ですれ違いが出てきたようだ。
その先輩は地元で仕事を見つけ、もう一度家族を立て直したいと、言った。

何ともやりきれない思いを、僕は抱いた。これは誰が悪いんだ、って。
誰も悪くないのか、ほんとに、って。


リーマンをやっている人間にとって、異動というものは付きものである。
人事の権限は従業員ではなく、会社にある。
そこに異を唱えるつもりはないし、それが嫌なら会社を辞めるしかないと思う。

しかし、考える。会社内で行われる転勤という名の異動。
本当にこれは実を結んでいるのだろうか。

異動させた側の人間は、仮にその異動を伴う組織の改変が上手くいかなったとして、
どういった責任を取るのであろうか。
人の人生を左右させるような決断を、本当に自分の人生を賭けてやっているのか。

そんなことを考えていると、更にやりきれなくなった。


とりあえずその先輩とは来週に飲む約束をした。
昔、常磐線にゆかりのあるメンバーで上野で飲んだ。
そのメンバーでもう一度集まって、上野で飲もうと、約束した。

あの時の飲み、めちゃくちゃだったけど、最高に楽しかったもんな。
あの時の再現だ。


こんな気分のときは、とことん暗い曲を聴いてみる。
まだ俺は「No Surprises」ではないんだから、幸せなもんだ。

ここ最近、本当に色々な出来事があって、考える。色々なことを。
人間同士って、何でこうもすれ違うものなんだろう。

A heart that's full up like a landfill
a job that slowly kills you
bruises that won't heal

You look so tired-unhappy
bring down the government
they don't, they don't speak for us

no alarms and no surprises

美しいメロディと、トムヨークの歌が、染みる。
なんだかなー、うん。やっぱ、レディオヘッド、いいな。


B000002UJQOK Computer
Radiohead
Toshiba EMI 1997-06-16

by G-Tools



Radiohead 「No Surprises」 PV
http://www.youtube.com/watch?v=hbtuVoXkOFg

Radiohead 「No Surprises」 1997年のライブ。



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No title

この歌の解釈って、その人の人生観が表れていて面白いですね。

捕鯨さんの場合、「No Surprises」な人生はつまらないものなのかもしれませんが、人によってはこの曲が、変化の激しい現実に疲れ果て、ただひたすら平穏な日常を願う、祈りのような歌として響いたりするわけで。僕の場合、その時の気分で左右されますが、後者のような考え方をしてしまうことが多いです。正直、爺臭いと思いますけど。

何はともあれ、深い歌です。それに美しい。トム・トークはどんなつもりで歌ってるんですかねぇ?

Re: No title

この曲いいですよね。確かに人によって捉え方が変わりそうです。
レディオヘッドの中でも、すごく好きな曲です。

I'll take a quiet life, a handshake of carbon monoxide,
俺は平穏な生活が送りたい 一酸化炭素と手を結ぶんだ

This is my final fit, my final bellyache,
これは俺にとっての最後の発作であり、最後の腹痛なんだ

ここら辺のフレーズから連想するに、僕にとっては世の中からの逃避を望んだ曲に聴こえます。
平たく言えば、もう死にたいです…、って自殺願望の曲に聴こえます。

だから僕にとって「no alarms and no surprises」って、つまらないというより、凄く寂しい状態なのです。
平穏である一方で、この世から逃避してしまった状態。
この曲の主人公と対比すると、まだ痛みを感じることが出来るだけ、幸せなのかなと思います。

でもPV見ると、水中に沈みこんでいったトムヨークは最後に水中から顔を上げます。
「no surprises」な世界を求めながら、でも辛い世の中で俺は生きていくんだ、
そんなメッセージを僕は感じます。

深いですよねー。トムヨークはほんとどんな気持ちでこんな曲歌ったんでしょうね。
プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

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