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Ken Yokoyama 「Running On The Winding Road」

短納期で結構重たいかなーって思ってた仕事が、意外にもあっさり終わってしまった。
何でかっていうと、楽しかったのだ。いつも以上に集中力があった。
自分で考えて、人に相談して、また考えてって繰り返し。

その仕事ってのが、A4一枚にお客さん向けの新製品アイディアを説明するための資料作り。
A4一枚といっても、その裏には数10ページ分の背景があるから難しいのである。

まあ昔からパワーポイントの資料作り好きだし、
製品立案からマーケティングまでのシナリオ作りも好き。
うすうす気付いてたけど、自分って研究開発より企画の方が適性あるのかも。

プレゼンは僕がする訳じゃないんだけど、どんな反応があるのか楽しみ。
酷評される可能性もあるかもしれないけど、楽しみ。
仕事が増えることになるけど、これならいいやって心境。


話は全然変わって、横山健のコラムで「Rock in Japan Festival」における出来事と、
それについての彼の意見が述べられていた。
時間あって興味ある方は読んでみてほしいです。
音楽とは何か、ロックとは何か、ライブとは何か、考えさせられるコラムです。

下記URLをクリック⇒左タブの「shits」をクリック⇒相撲取りのアイコン「KEN's COLUMN」をクリック
http://www.pizzaofdeath.com/index_j.html

僕はその場に居た訳ではないんだけど、簡単に事の顛末をまとめると以下の通り。
・フェスの主催者はライブ中のモッシュ、ダイブの禁止を例年以上に厳しく取り締まることを決定。
・健はライブ開始前に、その趣旨を伝えたので、観客はルールを守ってライブを楽しむ。
・健が状況に苛立ち、観客を挑発。
・モッシュ、ダイブが大量発生し、運営側としては問題に。


Ken Bandみたいなパンク系のライブでは、モッシュ、ダイブ(サーフ)は必ず起こる。
激しい音楽で観客同士、身体をぶつけあうのは楽しい。
また僕はダイブとかサーフはしないクチなんだけど、これらの行為が楽しいことも良く分かる。
観客として、モッシュやダイブは一つの楽しみ方として、ある。

一方で主催者側は、怪我人の出ない安全なフェスを作りたいとの理念を掲げ、
その上で怪我を誘発するようなモッシュ、ダイブを禁止した。
過去に後遺症が残るような大怪我をされた方がいて、もう二度とそんな事故は起こさない、
という信念の元である。

こうして、「モッシュ、ダイブをしたい観客」と「モッシュ、ダイブを禁止する主催者」という、
対立の構図が出来上がった。どちらの立場からの主張も正論である。


モッシュやダイブをしなくてもライブは楽しめる。それは真実である。
音楽を聴く、という観点でみれば別に暴れる必要はない。
僕なんかはメタルでもパンクでも、後ろの方の余裕あるスペースで、
好きに身体を動かしながらライブを観ることが増えた。

実際僕がロッキンに行っても、その制限を不満に思うことはないだろう。
しかし観客の楽しみ方を主催者が制限し、自分はその管理された空間で音楽を聴いている、
そういった違和感は感じたんだろうな、と思う。


「自由」という言葉は嘘臭い。完全なる自由空間なんて、人間世界の中ではありえない。
「自由」と感じる空間が成立するとすれば、そこに「秩序」があるからである。
そして「秩序」をもたらしているものは、
「法」であったり、「ルール」であったり、「常識」であったり、「社会通念」であったりするだろう。

パンクのように観客が激しく暴れるようなライブでも、秩序はある。
多くの人間は、周りの人を怪我させないように暴れる。
転んでいる人間は起こしてあげるし、具合悪そうな人間は外に出してあげる。

これらの行為は「法」とか「ルール」とか、決められているからそう行動しているのではなく、
各々がそうすべきだと考えているから、そのような行動に至っただけであると思う。
観客にそういった認識があれば、明文化された「ルール」がなくても、「秩序」は保たれる。

ライブに行く者同士の共通認識が熟成されて、ライブ中の「秩序」が保たれる。
これが最も理想的で美しい姿だと思う。これは別にライブに限った話ではない。

明文化された「法」「ルール」の存在なしに、自然と集まった人間同士で「秩序」が形成され、
その中で各々が好きなように行動する。これが僕にとっての「自由」の姿だ。


今回の件で、主催者は観客に「ルール」を課すことで「秩序」を保とうとした。
でもこのやり方って、問題の解決法としては最も強力である一方で、
最も人を信用しないやり方である。

例えば、
前回のフェスで大怪我をした人間が出ました。原因はダイバーの足が顔に当たったことです。
この事実があったことを踏まえて、あなたはどのようにライブを楽しみますか。
一人一人が考えた上で、フェスに参加してもらいたいと思います。

こういった啓蒙の仕方は出来なかったのかな、と思う。
ゆとり世代相手だと無理なのか。
自分達で作り上げる「秩序」、その中で生まれる「自由」がライブの醍醐味なのに。


今回のコラムを読んで、健はやっぱりかっこいいと思った。
誰よりも観客のことを考えて、主催者との軋轢も辞さない覚悟で、彼は闘った。
彼の取った行動は決して正しくはないのかもしれないけど、僕は尊いと思う。
自分が疑問に思うことに対して、声を上げられなくなるほど、辛いものはないのだから。

改めて彼のことが好きになった。
久しぶりに1st『The Cost Of My Freedom』を聴く。やっぱりいい。1stが一番好き。

「Running On The Winding Road」。
日本語にすると赤面してしまいそうな熱い歌詞をさらりと英語で歌う。かっこいい。
中間部のギターの刻みがかっこいい。PVもかっこいい。

そしてやっぱり、歌詞がかっこいい。名曲。

Suddenly I want to stop
I have a new feeling
And I know that the road is just the same as my own life
So then slowly start to run again

Where am I now?
Where will the road take me?
I'm just running on the winding road

Running on the winding road
Running all my life
Running on the winding road


B00015M7JGThe Cost Of My Freedom
3Dシステム 2004-02-18

by G-Tools



Ken Yokoyama 「Running On The Winding Road」 このPVは名作だと思います。



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ジャンル : 音楽

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No title

モッシュもダイブも遠ざかって最近すっかりうしろで大人見してる人の意見ですが、自分の身は自分で守るべきだと思ってます。
だから、冷たく聞こえるかもしれないけど、カウントダウンで大怪我した人にも十分責任ある。だって、怪我する可能性のある場所にいたわけだから。
どこの会場だろうと、かなり前の方に行かないとモッシュ・ダイブって起きないです。てことはその人は前に行ったわけで。誰見てたのか知らないけど、ライブで何が起こるか知らないならまずは様子みるとか選択肢があるはずです。その中から前方に行くっていうのを選んだ責任はその人にあります。

規則がなきゃ自分の身も守れないような人間は終わってる。規則がなくたって自分で行動の軸を持って動くのが人のあるべき姿だと思います。


えらそーなこと言ってすみません。

Re: No title

全然えらそーじゃないですよ。その通りだと思います。
前に行って怪我するのは自分の責任で、主催者のせいにするのは間違っていると思います。

一方で、主催者が怪我の原因となるような、
モッシュやダイブのないフェスを作ろうって理念を掲げること自体は、ありだと思ってるんですよ。
普段ライブハウスに行かないようなライトな層も、
怖がらないで前の方でライブが観れるってフェスも、それはそれでいいんじゃないかと思います。

規則という形でそれを実現しようとしたのは、問題だと思いますけど。

あとはバンドと観客がどれだけそれに乗っかれるか。
健も言ってるけど、バンドとしては出ない、という選択肢もあるだろうし、
観客としても行かない、という選択を迫られることになると思います。

それがいいフェスの姿かというと、個人的にはうーんって感じですけどね。
好きにやれるのが一番いい。主催者はもっと観客を信用してもいいと思うんですけど。

こういった話が出るのって、時代の流れなんでしょうね…。残念なことです。
プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

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