スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

くるり 「愉快なピーナッツ」

くるりの『魂のゆくえ』を購入し、聴く。
さすがの出来である。いいアルバム。繰り返しリピート中。


1曲目の「LV45」から引き込まれる。
『TEAM ROCK』収録、「LV30」の続編との位置づけだと思われる。

どうやら主人公は数年の時を経てレベルアップした模様である。
そして砂漠の中、モンスターとの闘いを控えている様子。

しかし、ここに現れる敵は、モンスターではなく、現実。
仮想の世界にいる主人公は、現実に引き戻される危機に陥る。
ゲームやり過ぎって、ファミコンの電源を切ってしまうお母さんか、本当の敵は。

ここから物語が展開していく。
何となく、だけどこのアルバム、ストーリー調に仕上がっているような。

と、いっても明確なコンセプトが提示されている訳ではなくて、
それっぽく聴こえる、というレベルではあるが。

今回のアルバム、歌詞が面白い。
もっと知りたいと聴き手に思わせるような、そんな力が個々の曲に宿っている。


シングル曲「愉快なピーナッツ」「さよならリグレット」は文句なしの名曲。
アルバムの中でも、やっぱり光っている。

「太陽のブルース」「デルタ」「魂のゆくえ」「背骨」あたりもいい。
全体的にシンプルなバンドサウンドの中に、鍵盤のメロディが映える曲が多く、
聴いていて心地いい、とても。
頭3曲の流れは特に素晴らしい。


僕はこのアルバム、素晴らしいアルバムだと思うんだけど、
じゃあ絶賛かと言うと、そういう訳でもない。
初めてくるり聴くって人にこれをおすすめするかっていうと、しない。

内向きのアルバムのように思えるからである。
アルバムごとに実験的な精神で音楽性を追求してきたのが過去のアルバムだとしたら、
今回のアルバムはそういった過去を一旦削ぎ落として、
今の彼らに必要な要素だけを再構築してみたら、こんな音になりました、って印象である。

今までくるりを聴いてきた人間にとっては、それが逆に新鮮な響きとして聴こえるんだけど、
新しく聴く人にとっては、カタルシスの得られない、つまらない音に聴こえるような気がする。
ここら辺は恐らく賛否両論になる。どういう評価に落ち着くのか。
このアルバムは人の評価がちょっと気になる。


僕にとってはこのアルバム、やっぱり岸田って凄いんだなーと再確認する機会になった。
決してポップさは失わず、アレンジは変幻自在。
素晴らしいソングライター、ほんとに。

「愉快なピーナッツ」だと、イントロのギターリフにドラムのリズムが重なるところが好きである。
リフの頭にアクセントを置いて聴いていると、
ドラムがズレて入っているように聴こえてきて、おおーっ、てなる。

古典的なアレンジ手法なんだけど、
さりげなくこういったアレンジを入れてくるところなんて、ニクい。憎らしい。

音数が絞られたキーボードのバッキング、サビのコーラス。間奏部でのギター。
どれもさりげないけど、凄くいい。素晴らしい。


普段からこればっかずっと聴いてるような中毒性のあるアルバムじゃないけど、
末永く付き合っていきそうなアルバム。
僕にとって『魂のゆくえ』はそんなアルバムになりそうである。
ライブでどのように演奏されるのかも楽しみ。

あとは「謎の板」ストーリーがグダグダに終わらないことを祈るのみ…。
(初回特典「謎の板」を使ったARG?が現在進行中なのであります。)


そうだろ 僕の人生は結局
暇つぶしみたいだから
明日のことも足りない頭で 考えて 考えて


B001XBP5YG魂のゆくえ
くるり
ビクターエンタテインメント 2009-06-10

by G-Tools



くるり 「愉快なピーナッツ」
このPVはかなり深いと思うのですが、6割も理解できていないのが残念なところです。
ラストシーンはかなりいいです。攻めの描写です。



ブログランキング お勧め音楽

テーマ : お気に入り&好きな音楽
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
FC2カウンター
Twitter...A

hogeisendan < > Reload

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。