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Limp Bizkit 「Gold Cobra」

このアルバムは全く悩むことなしに購入。
Limp Bizkitの『Gold Cobra』。
オリジナルメンバー再集結後、一発目となるアルバム。

彼らは過去に名盤と呼ばれるアルバムを作り上げ、
2000年前後においては、俗にいうミクスチャーロック、ラップメタルのシーンを築いた上、
そのシーンを先頭に立って引っ張ってきたバンド。

そんな彼らの全盛期から、10年近くの月日が流れた。
音楽シーンもガラリと変わり、リンプのフォロワーと呼べるようなバンドは、消えた。
最早リンプのような音楽は、現在の音楽シーンにとっては、過去のものになっている。

今回のアルバムの焦点は、そんな今という時代の中、
彼らはどんな音で勝負するのか、というところだった。


「Introbra」で徐々に盛り上げていって「Bring It Back」なんだけど、いきなりの衝撃。
イントロのギターリフ、かっこよすぎ。
それに続くのはかなりヒップホップ、R&B色が強いリズムアレンジなんだけど、
ウエスの変態的なリフがとにかくハマっている。

サビのところの高揚感はかなりヤバい。最初聴いたとき、リンプ、復活!って思った。
なんか感動的だった。素直にかっこいい。身体動かしたくなる。これは名曲。

1stシングルとなった「Gold Cobra」。
これも今までのリンプにないテイストの曲。かなりヒップホップ寄りな感じ。
フレッドの一部のライムがかなり、エミネムっぽい感じがする。

どっしりとしたミドルテンポのベースがかなりかっこいい。
中間部でハイポジション使ったメロディアスなフレーズもあるし、ベースが大活躍なこの曲。
当然ながらこの曲でもウエスのギターはキレまくり。
ま、サビはいつものリンプって感じなんだけど。

「Shark Attack」は取り立てて特徴のある曲って訳でもないんだけど、
ハーモニクス交えたウエスのギターリフが、やはりかっこいい。どうやってあの音出してんだろ。
そんでどうやったらあんなリフ思い浮かぶんだろうな、不思議だ。

「Get a Life」もぶっといベースとドラムが印象的な、ヒップホップ色が強い曲。
なんだけど、サビではフレッドが大絶叫。かなり昔のテイストが強いかな、この曲。

「Shotgun」は頭からヘビィなリフが炸裂。
なんだけど、この曲もガラッとテイストが変わっていくのが面白い。
高音単フレットでのウエスのギターリフが、これまたかっこいい。

圧巻はラストのギターソロ。これ、最初に聴いたときにビビった。おー、すげーって。
切れ味鋭く唐突にフレーズが切り込んでくるところは、ほんと鳥肌。

「Douche Bag」もイントロから変態的なギターリフ。絶妙なチョーキング。
なんか、ここまでウエスのことばかり書いてるな。
リーサルのサンプリングなんじゃないかって思うくらいの音を出している。

「Walking Away」は昔のリンプっぽいバラード調の曲。
中盤から一気にディストーション入ってテンションが上がっていって、
ラストに爆発って展開は非常にベタではあるけれども、やっぱり気持ちはアガる。
かなり普通に弾いてるけど、この曲のギターソロもかっこいい。

「Loser」もかなりヒップホップテイストが強い。なんかこの曲のフレッドもエミネムっぽいなぁ…。
何気にこの曲のドラムのハイハットが印象的。
リンプのアルバム全般にいえることだけど、ドラムの音、
このアルバムでもすごくクリアで輪郭はっきりしていて、かっこいいと思う。

「Autotunage」と「90.2.10」は個人的にはうーん…って感じの曲なんだけど、
相変わらずウエスのギターは変態。グワングワンしたギターの音、ほんとどうやって作ってんだろ。
あと、「90.2.10」のラストでのDJプレイはかっこいい。

「Why Try」は一転して頭からガツンと一気に畳み掛ける。
いやー、この曲はかなり昔のリンプっぽい。
このアルバムで一番のキラーチューンかな。ライブで相当盛り上がりそう。

この曲でのウエスのプレイはほんと凄い。これはほんと凄い、名演。
もう自由奔放って表現がぴったり。

ラストを飾るのは、これまたヒップホップ色の強い「Killer in You」。
なんだけど途中からはブラックサバス風のグルービーなリフも飛び出し、
どことなく王道ロックっぽい雰囲気も醸し出していたり。
正直ラストの曲としては、ちょっと余韻が薄いかなーって印象もあるけど、やっぱりいい曲。


色々と昔と変わっているところはたくさんある。

「Nookie」や「My Generation」「Rollin」に見られたような、一撃必殺の爆発力はない。
フレッドは、あの独特の高音でラップすることはなくなった。
ヒップホップテイストが強い曲が増えた影響もあり、曲のテンポも大分落ち着いた。
リーサルのプレイも、かなり派手さは抑えられ、あくまで裏方に徹している。

昔の彼らを期待する人間にとっては、このアルバム、たぶん物足りないと思う。
派手ではあるんだけど、なんか、こう、渋い。即効性はあまりない。


でも僕は、このアルバム聴いていて、すごく嬉しくなった。
よくこんないいアルバム作ってくれたって。
文句なしの会心作。今年の夏、聴きまくること間違いなし。

なんていうか、すごく全ての音が自然に聴こえる。
こういう再結成もののアルバムって、必要以上に原点回帰を意識したり、
その逆に無理に流行りの要素を取り入れたり、なんか作り物感が出てしまうことがあるんだけど、
このアルバムに関しては、なんかそんな要素が一切感じられない。

自然にラップして、歌って、演奏して、音を出してる。
あの5人が集まって作ったのは、やっぱり昔やっていたようなミクスチャーミュージックだった。

でももう彼らは歳を取っているし、最前線に立っていた頃とは違って、
色々なプレッシャーからも解放されているということもあり、
あくまでリラックスして、じっくりとアレンジを練り上げて、
楽しみながら作っていった音楽って感じがする。

特にウエスの自由奔放なギタープレイ聴いてると、ほんとそれを感じる。
過去のアルバムと比較しても、ここまで好き放題やってはいなかった。

もっと売れたいって思ってたら、もっと狙ったアルバム作ったと思う。
そういう選択をしなかったリンプの音楽は、たまらなく僕の心を掴んだ。

リンプ・ビズキットは、再び今の音楽界に帰ってきた。
それを声高に宣言するかのような会心作。
僕は『Gold Cobra』というアルバムに、そんな評価をしたいと思う。


しかし、このアルバムの曲はライブでかなり盛り上がりそうだ…。
2年前のサマソニでのリンプのライブはとにかく素晴らしかっただけに、
あのメンバーでのライブ、また早く目撃したい。

マジで来いよ、ほんとに。


B0050LJIRKGold Cobra
Limp Bizkit
Interscope Records 2011-06-28

by G-Tools



Limp Bizkit 「Gold Cobra」
チープで品のない、素晴らしいPV。このダサさが、彼らの魅力だよなーって再確認。
しかし、ほんと青空が似合わんバンドだな…。
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テーマ : お気に入り&好きな音楽
ジャンル : 音楽

Hi-Standard 「Brand New Sunset」

当たり前のように、Air Jamのチケットは当たらなかった。
申し込んでおいて、ここまで当たる気のしないチケットは正直記憶にない。

ハイスタだけではなくて、こんなメンツだもんな…。
http://www.airjam.jp/lineup/index.html

ハイスタの盟友ともいえるブラフマンに01、磯部正文、マッドのKYONO率いるWFU。
ファットマイク率いるギミギミズに、ハードコアパンクの大御所マーフィーズ・ロウ。
僕よりも若い世代に絶大な人気を誇るホルモンにハイエイタス、10FEET。
何で?って感じだけど、突然ここで再結成のキングギドラ。

こんなメンツで売り切れにならない方がおかしい。
行ける人にはほんと楽しんでほしいなあ…。


今回のハイスタ再結成の件についても、横山健が自身のブログで語っていた。
http://www.pizzaofdeath.com/staff/column/ken-column.html

印象的だった言葉を、抜粋。

ここでは「オレ達の間にこの11年間どんな事柄があった」か細かいことは言わない。
「いろいろあったけど、また一緒に音楽を鳴らし、
同じステージに立つ気持ちになった」ということだ。

この10年間を思い返すと少し不思議な気もするけれど、
それでもこうやって再び集まることは自然なことなのだろう。

まぁ当たり前と言えば当たり前なのだ。
オレも難波もツネも、20代の多感な時期を一緒に過ごし、
一緒に物を創り、人生観や価値観を分け合い、一緒に世の中と相対してきたんだから。


健と難波の不仲が原因で、ハイスタの再結成は無い、というのは
ファンの間では、ほぼ周知の事実とも言って良いことだった。

正直、手放しでいいきっかけだったとは思えない訳だけど、
でもこうして日本が大変な状況になって、
彼らがこうしてもう一度一緒に音楽をやろうと決断したことは、
やっぱり日本に対して元気を与えることになるんじゃないかなーって思う。

なんかこうして彼らがまた一つに集まったのって、ほんと奇跡的に思える。
「Stay Gold」なんて、ほんとよく言ったもんだ。
自分自身を照らしてみてもそうだけど、多感な時期を濃密に過ごした仲間との絆ってのは、
結局いつまでも消えないもんなんだって、改めて実感する。

青臭い言い方になるけれども。


Air Jam2000でのハイスタのセットリストがあったので、これまた抜粋。

STAY GOLD
STANDING STILL
SUMMER OF LOVE
MY FIRST KISS
STARRY NIGHT
MAKING THE ROAD BLUES
Lovin' You
BRANDNEW SUNSET
TEENAGERS ARE ALL ASS HOLE
CAN'T HELP FALLING IN LOVE

TURNING BACK
MAXIMUM OVERDRIVE
MOSH UNDER THE RAINBOW

こんなセットリストで盛り上がらない訳がない。
代表曲ばかりなので、たぶん今年の復活ライブでもこれに近いセットリストになるんだろうな。
1曲目に「Stay Gold」やるのかは注目です。
ま、もっと聴きたい曲なんて山ほどある訳だけど。

ハイスタが凄いのはミドルテンポでもしっとりと聴かせてしまう曲を作ってしまうところだと思う。
若い頃は速い曲の方が好きだったけど、今の歳になって「Brand New Sunset」なんて聴いてしまうと、
なんかこう胸がじーんとなるような感じがする。懐かしいな…。

健のギターも、難波のベースも、ツネのドラムも、全ての楽器が歌ってる。

この曲、PVの雰囲気もそうだけど、なんか夏の一ページって感じ。涼しげで、爽やかで。
少し暑さも引いているであろう九月に演るには、きっと最高の曲なんじゃないかな。


I'm here alone my empty room
Take down my posters from the wall
Like old paint memories are fading

There's no turning back now
Nowhere to return to
Yes now I realize

The words that you said
They turned me into a man, I think
It's a brand new sunset
I won't cry, cry, cry

Cause I'm a tough boy


B00005EYOVメイキング・ザ・ロード
Hi-STANDARD
PiZZA OF DEATH RECORD 1999-06-30

by G-Tools



Hi-Standard 「Brand New Sunset」

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ジャンル : 音楽

Whitesnake 「Bad Boys」

夢にまで出てくる、という表現もあながち嘘ではないくらいに、
ここ最近は仕事のことがすぐ頭に浮かぶ。

どーやったらもっと上手くいくのかな、とかこれまでの反省とか。
なんだかんだでプレッシャーを感じている今日この頃。
会社にとってはいい社員だと思う、ほんとに。

平日に遊ぶなんてことがめっきり減った反動なのか、
最近は土日はなんだかんだで慌しいことが多い。


昨日は朝9時から新宿でバンド練。練習後にダベってから大宮に移動。
マンガ喫茶で時間を潰した後、夕方に違うバンドでのバンド練。
そこから打上げの飲み会。そして知らないおっさん交えてカラオケに行く。

僕らのバンドが行く飲み屋はいつも決まっているんだけど、
年配の方々が殆どの店なので、30近い人間でも最若手になるため、はっきり言って目立つ。
しかも、バンドには女メンバーもいるから、余計に目立つ。

という訳で、大体この店に行くと、常連のおっさんに声をかけられる。
ま、そんな雰囲気が好きでこの店で飲んでるんだけど。

昨日一緒に飲んだおっさんは信じられないことに昔ドラマーをやっていたらしい。
好きなドラマーはクリームのジンジャー・ベイカーだって力説していた。
いや、確かにあの人のドラムはかっこいいよ。

そしてビートルズやらジェフベックやらクラプトンやら、
あげくの果てにはイエスや、クリムゾン、エマーソンレイクアンドパーマーなんて
プログレ系のバンドの名前を取り上げて、熱く音楽について語っていた。
自分の好きな音楽を語れる人間を見つけて、きっと嬉しかったんだろな。

しばらく一緒に飲んでいると、おっさんが「カラオケ行くぞ」と一言。
もう少し飲みたいから待ってくれと一旦は答えていたけど、
待ちきれなかったのか、二回目にまた「カラオケ行くぞ」と言うので、
僕らバンドのメンバー四人、そして名前も知らないおっさんが一人、カラオケに行くことになった。

あれだけ熱くロックについて語っていたから、
おっさん、一曲目に何歌うのかと思ったら、まったくの演歌で、笑った。

ま、そっからは完全にジャンル関係なく好きにみんな歌って、面白かった。
最後はちゃんと趣旨通りということで、おっさんにクリームの「White Room」を歌わせて、締め。

まだ終電って訳ではなかったけど、バンドメンバーはみんな家が遠いので、
カラオケが終わって、解散という流れになった。
名前も家も知らないおっさんは、そのまま一人で、また繁華街の中に消えていった。

面白い一日だった。きっとまたあのおっさんとはあの店で会うことになるんだろうな。
この前も店の営業時間が終わった後、その店で知り合ったおっさんと飲みに行ったし、
なんだかんだで、うちらもすっかり顔馴染みになりつつある…、のかな?


帰りの電車の中で寝てしまって、ほんとは赤羽で乗り換えなければいけないのに、
終点の上野まで着いてしまっていた。
電車を乗り継いで、なんとか新宿まで出て、各駅の小田急線で帰る。

終電間際の小田急線は、いつもの如く人が多くて、ほんと地獄だったけど、
今回はちゃんと帰れて、本当に良かった。

帰りの電車の中で、時間は大量にあったので、色々と音楽を聴きあさっていたんだけど、
久しぶりにホワイトスネイクの『サーペンス・アルバス』を聴く。
どうもホワイトスネイクが、今年のLoud Parkに出るらしい。

本物かどうか分からんが、URL見ても、メンツを見ても、かなり信憑性高い…。
http://www.loudpark.com/11/images/image_0624.jpg

久しぶりにホワイトスネイク聴いてみたけど、正直古臭さってのは感じてしまうけど、
やっぱりいい曲はいい曲だと思った。
「Bad Boys」「Still of the Night」「Here I Go Again」あたりは、
ラウドパークでもかなり盛り上がるんじゃないのかなー。若者に受け入れられるか、微妙だけど…。

Krokus、Stryperってブッキングを見ても、今年は大分ターゲットの年齢層が高めになりそう。
Unisonicってのもまたマニア泣かせだなーと。マイケルキスクとカイハンセンだもんな。
これ、絶対ハロウィンの曲、みんな期待しちゃうでしょ。

そして何といってもThe Darkness!
まさかの再結成は知っていたけど、これほんとだとしたら嬉しい。これも絶対盛り上がるでしょ。

激しめのバンドが少なめなので、不満を持つ人も多そうだけど、
ラウドパークの第一弾発表としては、なかなかいい感じなのではないでしょうか。


最近はそんな感じの生活をして、そんなことを考えてます。


B000000OPZWhitesnake
Whitesnake
Geffen Records 1987-07-07

by G-Tools



Whitesnake 「Bad Boys」 2004年のライブ
高校生の頃、ホワイトスネイク好きでした。
めっきり聴かなくなっちゃったけど、いい曲は時代を超えていい曲なんだなーって再実感します。

テーマ : お気に入り&好きな音楽
ジャンル : 音楽

Chthonic 「Takao」

最近Chthonic(ソニックと読みます)というバンドにハマっている。

去年Loud Parkに出演して、相当盛り上がったというのを知っていたし、
今年の7月に来日することも知っていたけど、
最近の僕はブラックメタルというジャンルの音楽を聴く体力がもうないということで、
このバンドも今までちゃんと聴くことなく、スルーしてきたバンドだった。

とはいえ、彼らのニューアルバムが7月に発売されるということで、
先駆けて新曲「Takao」がアップされていたので、初めて彼らの音楽を耳にすることになった。

衝撃だった。

ここまで情念とか怨念とか、悲哀といった感情を感じられる曲を作るバンドって、
しばらく僕は出会っていなかった気がする。
そして、こんなバンドがまた台湾から飛び出してきたってのがまた衝撃だった。

すごいアルバムタイトルとジャケットなんだけど、
彼らのニューアルバムのタイトルは『Takasago Army』。日本語にすると、高砂義勇軍。
太平洋戦争で日本と共に闘った台湾の原住民による部隊のこと。

アルバムの紹介
http://www.werockcity.com/2011/05/33974.html

高砂義勇軍(wikipediaより)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E7%A0%82%E7%BE%A9%E5%8B%87%E9%9A%8A


『Takasago Army』というタイトルが冠せられているように、
このアルバムでは、日本軍として戦争を闘った台湾の先人達を描いているとのこと。
ベーシストのドリスはインタビューで、その点についてコメントを残している。

以下、抜粋。

“Takasago”は日本統治時代の台湾の古称で、“Takasago Army”は、
その当時に戦った勇敢な兵士のことなんですけど、
このアルバムはウーバスっていうセディック族の青年に焦点を当てて
ストーリーを描いているんですね。

ウーバスの祖父は元々日本軍に反対の立場にいた人で殺されてしまうんですけど、
ウーバス自身は太平洋戦争に徴兵されて前線に赴かなければいけない立場にいて、
先住民としての葛藤もあるし、日本の兵士として戦わなければいけないっていう使命もあって。

そういう葛藤を抱えながら戦地に赴いて勇敢に戦ったっていう勇敢さとか、
心の強さみたいなものにも焦点を当ててみたかったんです。

http://gekirock.com/interview/2011/06/chthonic.php


正直、日本人の僕としては重いテーマではあるんだけど、
台湾人が描く過去の歴史に対し、正面から向き合うということは、きっと有益なことだと思う。

彼らって過去に霧社事件を描いたアルバム『Seediq Bale』を制作しているし、
反日バンドのように思われてしまうかもしれないけど、
彼らは決してそんな浅はかな考えで音楽を制作している訳ではないと、僕は確信している。

東日本大震災が起こったとき、彼らは多額の義援金を日本に対して寄付してくれているし、
更にチャリティーTシャツを作って、その売上げの全額を寄付してくれている。
彼らの日本に対するコメントも、凄く誠意を感じる。

ボーカルのフレディは日本のマンガが好きみたいで、
来日したらマンガ喫茶に篭ることもあるみたいだし、
彼らが主催する台湾のロックフェスFormoz Festivalには日本のバンドをブッキングしたりしている。

彼らが望むのは、過去の歴史を取り上げて、互いにいがみ合うことなんかではなくて、
過去の歴史を事実として互いに見つめた上で、
どのような関係を築き、どのような未来を互いに作り上げていこうか、という前向きな指向なんだと思う。

歴史というものは、事実は一つしかない。
まずは歴史の捏造を暴き、正しい歴史を互いに見つめること。
そしてその歴史について、一方的な視線ではなく、複数他眼的な視点で評価を行うこと。

そのような観点で歴史を評価すれば、
今も課題として残っている他国との歴史認識問題なんてのは解決できるんだと思う。

すごく単純なことだと思うんだけど、ただし歴史認識ってのは
既に政治的な外交カードになってしまっているのが課題で、
これが問題を複雑にしていることは間違いない。

少なくとも僕みたいな一市民レベルでは、
正しい歴史認識、複数他眼的な歴史評価というものを心がけたいと、切に思う。


「Takao」は台湾人が出兵したとされる港「高雄」のこと。
PVではイントロからいきなり日章旗、そして琴の音色が衝撃的。
日本製の戦闘機がリアルに登場し、戦場に向かう兵士と恋人の物語を描いていく。

中盤から後半の展開は素晴らしいの一言。
ゲストボーカルとして台湾の大物演歌歌手を招聘した、台湾語による力強いメロディ、
民族楽器「二胡」によるソロも素晴らしい。

フレディの悲痛なボーカルがとにかくグイグイと曲を引っ張っていく。
この曲における彼のボーカル、本当に素晴らしいと思う。

いきなりリードトラックにこんな曲を持ってこられたら、
ニューアルバム、本当に期待せざるを得ない。


ちなみに『Pandemonium』『Mirror of Retribution』は買って聴いてみて、
そのクオリティの高さに驚いたんだけど、
「Takao」を聴く限り、今回のアルバムは更なる高みに至っているんじゃないかって期待。

恐らくEmperor、Cradle of Filthのフォロワーとしてキャリアがスタートしたバンドだけど、
台湾の民族的要素を取り入れて、彼らにしか想像し得ない、
完全にオリジナルな音楽を創造していることを期待する。

Sepluturaの『Roots』のような、世界的に影響を与えるアルバムになってほしい。
お世辞ではなく、演奏力も作曲能力も、バンドが醸し出す雰囲気も、
もうアジアって枠を超えたバンドになっているんじゃないのかな。


B0055542XGTakasago Army
Chthonic
Spinefarm Records

by G-Tools



Chthonic 「Takao」 PV

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ジャンル : 音楽

Slayer 「Disciple」

今年もLoud Parkが開催決定!
なんだけど、今年は一日のみの開催らしい。やっぱりブッキング難航してたのね。
http://www.loudpark.com/11/

でも今まで二日連続で行ったことないし、僕は一日でもいいんだけど、なんかちょっと寂しい。
日本で唯一のメタル系イベントだけに、規模を縮小することなく続いてほしかった。

とはいえ、今年のトリは…、ってなると全然頭に浮かばない。
ちなみに歴代のトリの方々。

2006年 Megadeth、Slayer
2007年 Heaven And Hell、Marilyn Manson
2008年 Slipknot、Motley Crue
2009年 Judas Priest、Slayer
2010年 Korn、Ozzy Osbourne

こうやって見ると、スリップノットを除くと見事に80年~90年代が全盛期の方々。
これだけのメンツに肩を並べられそうなトリなんて、メタリカやメイデンくらいしか思い浮かばない。
その辺のレベルになると、たまアリなんて単独で埋められちゃいそうだし、たぶんない。

2000年代にデビューしたバンドも、そこまで大物って感じのメタル系バンドはいないし、
今年もたぶんメガデス、スレイヤーか、ハードロック系の大物になるんだろうな。
ま、誰が出演しようと今年は行きたいんだけど。去年行けなかったし。

今振り返ると、ディオさんが亡くなる前のヘブンアンドヘルは、ほんと貴重だったと思う。
あの歳なのにめちゃめちゃ声出まくってて、ビビった。凄いボーカリストだったなぁ…。
あとは再結成カーカスかなー。まさか観れるなんて夢にも思わなかった。
オリジナルメンバー、デイブだけだったけど、メガデスもめちゃめちゃかっこ良かった。

ラウドパークにも、そこそこの思い出があり。

とはいえ、前も書いたけど、やっぱりメタル系のイベントだと、
Beast Feastのインパクトがでかすぎて、もうあれを超える衝撃なんてないだろうと思っている。
あのときの時代も、あーいうイベントやるのにほんといいタイミングだったと思う。

この前、ふと動画を検索していたら、Beast Feastのライブ動画があり。

この動画観て、笑った。凄すぎ。
たぶんスレイヤーの全盛期って、この頃だったんじゃないかな。
なんかもう、音楽というよりはスポーツ。人間の限界に挑むような、ストイックさがある。

この歳まで色々なバンドのライブを観てきたけど、
衝撃、という観点で見て、たぶんこのときのスレイヤーを超えるライブって、
たぶん一生かかっても出会えないんだろうなーと、確信に近いくらいに思っている。

それくらいにあのときのスレイヤーは凄かった。
僕があのときのライブを目撃したことは、100人に1人くらいに対して、大いに自慢できる。


B000RZGG0QGod Hates Us All
Slayer
Sony Legacy 2007-07-24

by G-Tools



Slayer 「Disciple」 Beast Feast 2001
この時はまだ発売されていない新曲。しかしサビに「God Hates Us All!」だもんな…。
デイブが復帰してから、唯一やっているポール時代の曲じゃないかな。
なんかフロント3人のヘッドバンギングのキレに、ほれぼれする…。



Slayer 「Raining Blood」 Beast Feast 2001
この曲がライブの一発目。
大げさじゃなくて、この曲のイントロが流れた瞬間に、僕の人生は変わった気がする。
ライブの素晴らしさを教えてくれたスレイヤーには、ほんと感謝の一言。



Pantera 「5 Minutes Alone」 Beast Feast 2001
パンテラの動画もあったので。たぶんこれが日本で最後のライブじゃないかな。
こちらはほんとにもう絶対このメンバーでライブを観ることは出来ない。
あれからもう6年半近くも経つんだな…。ダイムのギター、もっと聴きたかった。

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プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

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