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Metallica 「Nothing Else Matters」

Sonisphere Festivalでのメタリカのライブのこと。

サブステージで行われていたメガデスのライブが終わり、一通りの余韻が一巡すると、
メインステージからはメタリカコールが轟き始めた。
まだ開始まで30分近くあるのに、PAの後ろ側まで観客で埋まり、既に空気は出来上がっていた。

メタリカを待つ間、雨が降ってきた。
多くの人は雨具など持っていないので、数少ない屋根のある場所に避難を開始し始めた。
僕もレインウエアを来て、ちょっとした木々の茂みに入り、一人じっと時間が過ぎるのを待っていた。

しかしながらそんなシビアな状態であっても、
ステージの方からは突発的にメタリカコール、そして手拍子が沸き起こっては消えていく。

午前中から観客のTシャツ観察していたけど、バンドT着ている人の殆どがメタリカTシャツだった。
実際にも一番ファンが多く、待望されていたのはメタリカであった。
早くもライブが始まる前から、そのただならぬ期待の空気が高まっていく様を、
例え遠くからであっても感じることが出来た。

SEがAC/DCに切り替わった。これはライブの開始が近いことを示す合図である。
僕もステージの方に再び向かい、最後方に近い位置で、ステージを望む。
観客の上方には汗が上気して形成された、白い靄が煙っている。

そして会場は暗転し、おなじみのSE「Ecstacy of Gold」が流れる…。

この瞬間の大歓声、今でも思い出すことが出来る。
モニターに映像が流れ、ようやく陽が落ちた漆黒の闇の中に、荘厳なメロディが響いていく。
最後方であっても周りには、メロディに合わせて歌う人、多数。

そして流れたのは「Creeping Death」のイントロだった…。
この瞬間の大歓声と、僕の身体の中に走った戦慄を、これまた鮮明に思い返すことが出来る。

全然場違いな海外のフェスの中で、ようやく自分の中の感情が、
隠すことなく、余すところ無く、溢れてきた瞬間だった。
なんてかっこいい音なんだろう。ギターとベースとドラムの音。
とんでもないスケール感で、メタリカの音は僕を襲ってきた。

リフに合わせて頭を振る。
もうどうでもよくなって、日本でのライブのように、一心不乱に音に身を委ねる。
前方の観客は拳を振り上げて、これまた凄い盛り上がりを見せていた。
日本のライブでは絶対見ることない、花火と発炎筒が観客の中を彩っていた。

もう1曲目からただならぬ盛り上がり。これが海外のライブか…、と興奮した。
英語が公用語に近い国だけあって、サビは当然のように歌っている。

ギターソロが終わって「Die!」の掛け合いは、早くもライブのハイライトのような光景だった。

続いて間隔なしに演奏されたのは、「For Whom The Bell Tolls」「Ride The Lightning」だった。
どちらの曲もイントロが流れた瞬間に大歓声。僕も興奮の声を上げていた。
BIG4のライブという空気を読むような、初期曲のオンパレード。
っていうより、頭三曲はなんと全て『Ride The Lightning』からってことです。

しかし「For Whom The Bell Tolls」のイントロはいつ聴いてもかっこいい…。
高音のベースのメロディに、どっしりとしたドラムが絡み、
そしてクラシカルな雰囲気も携えたギターのメロディが絡んでいく…。

ミドルテンポの曲に合わせて、これまた頭を振る人、多数。
「Ride The Lightning」はライブで初めて聴いたけど、
これもまた曲の展開がたまらなくかっこ良くて、メタリカの真髄を見る気がした。

ライブではおなじみのヘヴィな曲「Harvester Of Sorrow」を挟んで、
続いて演奏されたのがこれまた『Ride The Lightning』から「Fade To Black」!

序盤からなんなんでしょうか、これ。
唐突に始まった名曲に観客もどよめいているようでした。
しかし、この曲はとにかく夜の山の中というシチュエーションが映える曲だった。
エンディングのギターソロの感動的なメロディは、本当に美しく、漆黒の山中に消えていった。

個人的にメタリカの最新アルバム『Death Magnetic』はあまり好きではないので、
新曲よりも昔の曲が聴きたかったんだけど、このタイミングでデスマグからの曲をやっていた。
正直ライブで化けるって曲でもなかったなぁ…って印象を持ったけど、観客は凄く盛り上がっていた。
日本ではどうなんだろ。

新曲をやった後にジェームスがMC。

今日は歴史的なBIG4のライブの日であり、勿論全てのライブの日は特別なんだけども、
やっぱり今日という日は特別な日だ。
Anthrax、Slayer、Megadeth、そしてスタッフ、俺達を支えてくれた全ての人たちに感謝したい。

こんなことを話していた。会場は感動的な雰囲気に包まれ、大拍手と大歓声が沸き起こる。

『Load』を出した頃、その発言と音楽性の変化から、
メタリカはもう支えてくれるファンなんてどうでも良くなったんだ、
売れてしまえば人間的にも変わってしまう、メタリカも一緒だったんだ。

こんなことを言われていた時期もあったけど、
実際ブラックアルバムを出してからは、迷走気味なアルバムを作り続けてはいるけれど、
ファンに対する感謝の気持ちはずっと変わっていなかったと信じられる。

何よりそのジェームスのMCを受け止める観客の反応が、その事実を雄弁に語っているような気がした。

そんなMCの後にジェームスが一人で「Sad But True」のサビを歌う。
観客もそれに合わせて、一緒に歌う。

凄くいい光景だと思った。メタリカって本当に愛されているバンドだなって思った。

続いて演奏された「Welcome Home (Sanitarium)」も良かった。
これもメタリカの叙情性と攻撃性を存分に味わえる名曲。
この曲は中盤から後半にかけてギターのメロディと共に曲が一気に展開していくところがかっこいい。

デスマグから演奏された「Broken, Beat And Scarred」は曲はさておき、
演奏中はスクリーンに観客の映像がひたすらに流れていた。

最前方の観客、殆どの人がジェームスに合わせて歌っている…。すげぇ。
英語を直感的な言語として理解できるかできないかの差を感じた。
やっぱ英語分かる方が曲への思い入れも違うよな。

再びステージは暗転し、スクリーンには戦争の映像が。
そして戦闘機の爆撃音に合わせて、ステージで爆発音と共に、花火が打ち鳴らされる。
始まったのはこれまた超名曲、「One」…。

まさに野外ならではの演出に、ため息を覚えるほどだった。
とにかく美しい。それでいてシリアスなメッセージ。
メタルという音楽に芸術性が備えうること。
恐らくメタル史上初めて一般的に認められた、メタリカの名曲。

クライマックスに至るまでの曲の展開の見事さといったらなかった。
この曲も野外で聴くことによって、僕にとって特別な意味を感じさせた。

これまた続くのが超名曲「Master Of Puppets」。
ライブの定番曲ではあるんだけど、この曲のリフは何回聴いてもかっこいい。
ジェームスのあのダウンピッキングが、正に鋭利な刃物のように、暗闇を切り裂いていく。

ただこの曲には唯一不満を抱いて、というのもロバートのベースの音作りだった。
低音ゴリゴリ過ぎて、中間部の叙情的なベースラインが台無しになっていた気がする。
あそこはギターの音色に合わせて、もっとクリーンで抜けの良い音にして、
メロディを引き立てて欲しかった。あそこの部分のベース、本当に素晴らしいんだから…。

と、そんなこんなでライブも終盤の雰囲気。
唐突に始まったのは『…And Justice For All』のイントロを告げるSE。
そう、「Blackened」です!

僕はこの曲がめちゃめちゃ好きなので燃えた。この曲のギターリフ、めちゃめちゃ好きなんだよな…。
裏にアクセントを置いた、それまでのメタリカにはなかったリフ。
ラーズのドラムもリズムキープよりも勢い重視で、とにかく走りまくってて、かっこ良かった。

この曲では、まさに会場も大爆発といった感じだった。
サビではみんな拳を上げて、歌って、頭振って、って感じだった。

個人的にこの日のライブにおける一番のハイライトは、次に演奏された「Nothing Else Matters」だった。

この曲はライブでの定番曲で、今までのライブでも観ているんだけど、
この日聴いたこの曲は、とにかく段違いの素晴らしさだった。

イントロで絡みあう2本のクリーントーンのギターのメロディ。
ジェームスとカークの指先一つ一つから、あの美しい音色は紡がれていた。

遥か遠い日本の地から、やってきてしまった自分。
僕はこの曲を聴いているとき、ステージを観ることはなく、放心状態で座り込み、
夜空と薄暗くて輪郭しか見えなくなった、山々の稜線をただ見つめていた。

あの時の自分には、この曲のメロディが自分を支えているように思えた。
この時の心境はとにかくぐちゃぐちゃで正直よく覚えていないんだけど、
とにかく今日はやっぱり来て良かったな。そう思っていた。

音楽の力ってやっぱりあるみたいです。上手く言葉に出来ないけど、そういったものを感じた。

これまた定番の「Enter Sandman」でライブの本編は終わった。
この曲でも、とにかく大合唱が起こっていた。

アンコールではカバー曲である「Breadfan」やって、「Motorbreath」をやってくれました!
この曲もライブで初めて聴いたけど、パンクっぽい疾走感を感じた。

メタリカのファーストって今聴くと、すごくラフな演奏とアレンジで、パンクっぽい感じがする。
本人達もメタルとパンクのルーツを公言しているし。
あれだけ歳を取って、あれだけビッグなバンドになっても、
そういったパンクっぽい青臭さを演奏から感じることが出来たのは意外だった。

しかしいい曲だよなー。やっぱりメタリカはファーストも伝説だな。

ライブのラストは「Seek & Destroy」だった。
これまたライブではおなじみのコールアンドレスポンスが響き渡る。

「Seek & Destroy」を聴きながら、僕は会場を去った。
僕は車で会場に来ているわけではないので、終電に乗らなければいけない。
この後にサプライズあるのかもしれないけど、それはそれでいいと思った。

(実際この曲でライブは終わりだったみたいなので、ギリシャの人たちには申し訳ないけど、
 後でちょっとホッとした。)


実はライブ終わって駅に向かう途中、ライブの余韻に浸る余裕は無かった。
終電乗り過ごしたら、自分どうなるか分からないので。実際かなり危なかった。
駅着いて3分くらいで電車来た。

その後も駅着いてタクシー乗ろうとしたら、乗り合いにさせられてしまって、
雰囲気の悪い道通り始めて、どこか連れて行かれるんじゃないかって恐怖を感じたりした。

ホテルに入ったらビールがぶ飲みして、無事に帰ってこれたことに本当に安心して、
全く余韻に浸ることなく、泥のように寝た。


今振り返ると、あのライブ、本当に一生に一度の体験だったと思う。
あのライブが今後の僕の人生に対してどのような重みを持つのか、今は全く分からない。

でもあーやって精神を削りながら、すがるように聴いて感じる音楽。
あの時間、あの空間だから感じることが出来た音楽が、確かにあった。

そう考えると、やっぱり行って良かったんだろうと思う。


ちなみに、あのライブを観てしまったので、日本公演も行かないといけないと思ってきた…。
メタリカのライブ、観たことない人はおすすめしたいです。


(セットリスト:2010/6/24 Athens, Terra Vibe Park)
Creeping Death
For Whom The Bell Tolls
Ride The Lightning
Harvester Of Sorrow
Fade To Black
That Was Just Your Life
The End Of The Line
Sad But True
Welcome Home (Sanitarium)
Broken, Beat And Scarred
One
Master Of Puppets
Blackened
Nothing Else Matters
Enter Sandman

(Encore)
Breadfan
Motorbreath
Seek & Destroy


Metallica 「Nothing Else Matters」 2009年のLIVE
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Metallica 「Creeping Death」

ギリシャから帰ってきた。

書きたいことは山ほどあるので、しばらくはギリシャでのネタをランダムに書きまくると思います。
しかし、色々な経験をした…。いちいち毎日起こっていたことを日記に付けていたので、
読み返すと記憶が蘇ります。

個々のエピソードなどはおいおい書くとして、まずは今回の旅行の目的である、
スラッシュメタル四天王(BIG4)が出演したSonisphere Festivalについて、
淡々と事実を書きたいと思います。


・Sonisphere Festivalの会場
ギリシャでの会場はTerra Vibe Parkというアテネの中心街から30?40分くらい電車で行ける場所だった。
とはいえ無人駅から30分くらい歩く。殆どの人は車で来ていたみたい。
周囲の雰囲気はフジロックの苗場に近い。山々に囲まれた中に、ちょっとした平地があって、
その地形を利用してステージを作っているという感じ。

メインステージはフジロックのグリーンステージを縦に長くしたような感じ。
スレイヤーのときくらいから人はかなり入っていた。イメージだけど3?4万人近く入ってたのかな?
PlaceboやOzzyなんかのライブも、ここでやるみたいです。

ギリシャは日没が遅く、夜10時くらいにようやく暗くなったので、
メタリカ以外のバンドは全て明るいお天道様の下で見ることになった。
メタルのライブを明るい中で観るのって違和感があった。
例えばフジロックにメタルってあんまり絵が思い浮かばないんだけど、それが現実に起こっていた。


・Sonisphere Festivalの人々
観客に日本人は、いませんでした…。

歴史的なライブだし、世界中から人が来てるかと思ったけど、ギリシャの方々が殆ど。
あとはEU圏っぽい方々。日本人いたかもしれないけど、会えなかった。
つーか東洋系、アジア系っぽい人すら見なかった。

そしてこのフェス。一人で来ている人が、ほぼ全くいない。
一人でいても携帯でしゃべっていて、誰かと待ち合わせしてるっぽい人が殆ど。
日本のフェスだと、例えばLoud Parkなんかだと一人で来ている人がいっぱいいるんだけど、
ここのフェスは全然違った。外国の方々にとって、フェスってつるんでいくのが常識なんだろうなって思った。

ということで、日本人、しかも一人、ってことで僕は相当浮いていたと思う。
とはいえ特にじろじろと見られたり、絡まれることもなく、特に危険も感じなかった。
孤独感はめちゃめちゃ感じたけど…。辛かった…。

そんな中で、Tシャツ売り場のお兄さんとタバコブースのお兄さんとお姉さんは
商売っ気を出しながらも色々と優しく話しかけてくれて、嬉しかった。

グラストンベリーとか、有名なフェスだとまた雰囲気が違うんだろうけど、
僕は今回の経験を踏まえて、単独のライブはともかく、海外フェスには一人でもう行きたくないと思った。


・Sonisphere Festivalの雰囲気
会場で飯や酒を売っている屋台はほんのちょっとだった。
ライブ以外の楽しみってのは特に見つけられなかった。

飯を売ってる屋台がとにかくなくて、まともに腹を満たせそうなのはホットドックくらい。
という訳で屋台には長蛇の列。ホットドック食べるのにまるまる1時間近くかかった。
ストーンサワーのライブ始まって、終わった。

そしてゴミをとにかくみんな地べたに捨てる。
メタリカが始まる頃には、そこかしこが凄いことになっていた。

日本のフェスがいかに快適でクリーンであるかを実感した。
その快適さを当たり前だと思っていてはいけないなと思った。
フジロックにせよサマソニにせよ、運営側に毎年のように文句が出てくるけど、
極めてレベルの高いところでの不満や文句だと思った。

ちなみに会場を出ると、酒やら食べ物やらの屋台がずらっと並んでいる。
たぶんライブが終わったら、あそこの人たち、屋台の周りで朝まで騒ぐんだと思った。

そういやあんまり泥酔している人、いなかった。車で来ている人が殆どだからかな。


・BIG4のライブのこと
BFMV含めて個々のライブについては後日書くとして、まずは寸評チックな感じで。

ギリシャでは特に共演など、スペシャルな出来事は無かった。
各バンドがそれぞれBIG4だからと特別なセットリストを組むわけではなく、
「今」のバンドを個々で見せ付けるようなフェスになっていた。

個人的にはちょっと残念だった。わざわざ海外まで行く価値があったかっていうと微妙。
メタリカ今年来日するし、他の3バンドは去年日本来たし。

ちなみに別な会場では共演あったみたいです。こういうのを観たかった…。
http://www.youtube.com/watch?v=tnMoYp4jDkg&sns=em

とはいえ、行ってよかったと思える名場面も多数。

Anthraxの「Indian」の途中で、いきなりロニーを追悼して「Heaven and Hell」が始まった。
観客もあのメロディに合わせて大合唱。みんなメタル好きなんだなって感動。一緒に歌った。

Megadethでは「A Tout Le Monde」のサビで大合唱が起こっていた。
フランス語の歌詞なんだけど、EU圏繋がりということで、彼らの潜在意識を掴ませる何かを感じた。
この土地ならではの盛り上がりを感じられて、良かった。

一方で、Slayerはトム・アラヤが絶不調。声が全然出てない。
帝王の陰りを感じて、いたたまれなくなった。
BIG4の中で、まさか一番早く衰えてしまうバンドになってしまうなんて…。


Anthrax、Slayer、Megadethと続いて、最後はMetallica。
去年のLoud Parkに引き続き、Megadethはかなり強力なライブをやっていたんだけど、
Metallicaの前には、あまりにも分が悪いと思った。

客の盛り上がり、ステージの演出、PAの音作り、何よりメンバーで作り上げるあの荘厳な雰囲気…。

はっきり言ってMetallicaは別格だった。
Anthrax、Slayer、Megadethも僕は大好きなんだけど、Metallicaは格が違う。
BIG4のライブを観て、僕が感じた残酷な結論が、それだった。

今までもMetallica観たことあるけど、あそこまでスケール感に圧倒されたことがなかった。
それはBIG4の並びでライブを観たから湧き上がってきた感情なのであって、
そのMetallicaの凄さを感じられたことが、今回一番の収穫だったと思う。

いやー、とにかく素晴らしかった…。
メタリカのライブについては後日詳しく。


B00005GB40RIDE THE LIGHTNING
メタリカ
ソニー・ミュージックレコーズ 1988-11-21

by G-Tools



Metallica 「Creeping Death」2009年のライブ。
おなじみのSE「Ecstacy of Gold」から1発目にこの曲イントロが始まった瞬間、戦慄が走りました…。
異国の地で周りの目をそれまで気にしてたけど、この曲で一気に周りがどうでも良くなりました。
もの凄い底力を感じる演奏でした。

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Bullet For My Valentine 「The Last Fight」

今日はバンドの練習がこれからあるんだけど、夜の9時から11時。
日本代表のオランダ戦と被っています。
この時間しかスタジオ取れなかったとのこと。きっとバンドマン達もワールドカップには興味あるんですね。

それはさておき、いよいよ明日から旅に出ます。
どんなことが起きるのか、とても楽しみ。

僕が行くSonisphere Festivalのタイムテーブルの最終版が出てました。

・Apollo Stage
Metallica 21:30 – 23:30
Slayer 18:30 – 19:30
Stone Sour 16:00 – 17:00

・Saturn Stage
Megadeth 20:00 – 21:00
Anthrax 17:00 – 18:00
Bullet For My Valentine 14:00 – 15:00
Suicidal Angels 12:15 – 13:15

2ステージ制で、Anthrax⇒Slayer⇒Megadeth⇒Metallicaの並びになっています。
並びとしてはかなり順当かなーって思います。しかし、凄い流れだ…。

勿論BIG4が僕の目当てなんだけど、Bullet For My Valentineのライブもかなり楽しみである。
実質的には一番手の扱いなのかなーって思っている。
ギリシャでどれだけ人気あるかは分からないけど、かなり盛り上がるんじゃないかっていう予感。


Bullet For My Valentineのニューアルバム『Fever』だけど、本作も素晴らしい出来だった。
彼らの強みはやっぱりメロディだと思う。本作でもポップで耳に残るメロディがふんだんに盛り込まれている。
メロディを引き立たせるコーラスも相変わらずの素晴らしさ。

決してボーカル力がある訳ではないんだけど、
デス声とのコントラストを付けることによって、結果的にその弱点を補っている感もある。
ギターソロのメロディも凄く耳に残るフレーズが多くて、参りましたって感じ。

このバンド、良くも悪くもバッキングやリズムなど、アレンジに難しいことをやらないので、
結果的にメロディがすんなりと耳に入ってくるのが強みなのかなという気がする。
普段メタル聴かない人でも、このバンドなら聴けるって人は多そう。エモっぽい感じも残ってるし。

とはいえ、3作目をリリースした彼らだけど、「進化」という観点では不満が残るのも確か。
『Fever』、はっきり言って捨て曲なしだと思うんだけど、もっと実験的なこともやってほしかった気がする。
新機軸を打ち出していかないと、音楽的創作って面ではそろそろ行き詰るような気がするんだよな…。

プロデューサーにDon Gilmoreを起用したのも、そんなアルバムの特色になっていると思う。
Linkin Park、Avril Lavigne、Hollywood Undead、The Veronicasなどを手がけた方で、
いわゆる「売れ線の」プロデュースが出来る方。

うろ覚えだけど、BUURNのインタビューで、ドンは楽器の録音にはあまり興味が無く、
ドラムなんて数日間で録音終わってしまって暇だったなんてことが書いてあったような。

メタル的な方向を追求すると、どうしてもリズムやアレンジが難解になる嫌いがある。
二律相反なのかは分からないけど、今回は『The Poison』から『Scream Aim Fire』に見られた
メタル的な方向への進化を一端留保し、広く一般層にもアピール出来るようなメロディを前面に出した、
そんなアルバムが『Fever』だったんだと思う。

個人的には『Fever』を名盤とは呼びたくないけど、素晴らしいアルバムなのは確か。
多くの方々の耳に触れることになって、爆発的なセールスを上げて、
メタルの世界を大いに盛り上げてもらいたいものです。

「Bittersweet Memories」から「Dignity」の流れが、僕はアルバムのハイライトだと思っています。
壮大な世界観を作り上げ、珠玉のメロディで歌い上げるバラード「Bittersweet Memories」、
『The Poison』の頃っぽいリフとアレンジで、疾走感がたまらない「Dignity」。

アルバムの後半にこういった山場を作れるバンドは、本物だと思います。

数年前に観たライブはいまいちだったけど、世界中を飛び回って経験を積んだ、
彼らの成長した姿に期待したいと思う。


B0038VPB5WFever
Bullet For My Valentine
Red Int / Red Ink 2010-04-27

by G-Tools



Bullet For My Valentine 「The Last Fight」 PV
最後のシーン、覆面を被って闘っていた相手が、実は自分自身だった…ってところが印象的です。

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Metallica 「The Four Horsemen」

うちの会社では一定の勤続年数に応じて、まとまった休みを取れる制度がある。
そこで再来週から5日間休みを取って、海外に行くことにした。
普段激烈に仕事をされている方々には申し訳ない気持ちになるんだけど、
僕も年休しばらく取ってないし、給料も安いんで、勘弁してくださいって感じである。

色んな人に「意外」と言われるけど、私、実はこれが初海外です。
学生の頃、周りのみんなは海外行ってたけど、なんかその流れに疑問を持って、
天邪鬼だけど、俺は海外には行かないって思ってた。日本を知らずに、海外行ってどーすんだって。

今振り返ると勿体無いと思う反面、やっぱりそれは間違ってなかったと思っていたりもする。
まー、それが僕の運命だったんでしょう。結果的にみればいいタイミングだったと思う。

しかしながら、満を持してって感じである。
どんな体験をして帰ってくるのか、全く想像が出来ない。
日本ではホームレスまがいの旅が出来る人間が、めちゃめちゃにビビってます。

予定を決めた旅が嫌いな人間がホテルを予約し、時刻表を眺めながらフェリーを予約してます。
計画通りに実行することが前提の旅になりそうです。
1週間ってやっぱり旅をするにはタイトすぎるので、仕方ないって割り切ってるけど。

元はといえば、乗り継ぎの飛行機の便が翌日に変更になったのが前兆です。
一気にスケジュールがタイトになりました。たぶんよくある話なんでしょうけど。

ちなみにロシアの空港で、いきなり12時間以上過ごすことになりました。
空港で寝るなんて余裕なんだけど、ロシアの空港評判悪いみたいだしなぁ…。
時間もったいねーな。


そんな私の初海外の目的は、これです。1枚しか頼んでないのに、なぜか2枚チケットがきました。
http://gr.sonispherefestivals.com/

この前の記事でも書いたけど、日本ではスラッシュメタル四天王、海外ではBIG 4と呼ばれる方々、
Metallica、Megadeth、Slayer、Anthraxが同日に出演するツアー型のメタルフェスティバルです。
同日に彼等がステージに立つのは、このツアーが初になります。
25年以上のキャリアを持つ彼らだけど、これが初。まさに歴史的なライブなのであります。

Sonisphere Festivalはツアー型のフェスで、
僕が行くギリシャは正確にはBIG 4による数回目のライブにあたるんだけど、
それでもこのライブに行くってことは、相当に僕の中で歴史的瞬間に立ち会えるんだという高揚感があります。

はっきり言ってどのバンドも日本でライブ観たことあるし、
Megadeth、Slayer、Anthraxなんて去年観たばっかりである。
でもやっぱりそれ以上に、同じステージ上に、そして同じ日に彼等が立つってことが重要なのである。


そんな歴史的な日であるからこそ期待しているのが、メンバー同士の共演。
どんな組み合わせでも歴史的瞬間なんだけど、やっぱり一番期待してるのが、
Metallicaにデイブ・ムスティンが加わって演奏しねーかなってこと。

Metallicaにはデイブ・ムスティンがいました。詳しくは下を参照してください。
デイブが起こした問題のエピソード、こうやって見ると面白いけど、当事者はキツかったんだろうな…。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%83%BB%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A4%E3%83%B3

結果的に見れば、ジェームスとデイブが別れることによって、
Metallica、Megadethという超偉大なバンドが2つも生まれることになったんだけど、
もし、デイブがMetallicaに残ってたら、一体今、どんな音楽やってたんだろう…。

歴史に「もしも」は無いっていうけど、きっとMetallicaはこんなに有名になってなかったと思う。
たぶんSlayerみたいな、メタルのミュージシャンから熱狂的に支持されるような
バンドになってたんだろうなって気がしたり。ま、全然意味のない妄想なんだけど。

そんな時計の針を逆回転させるような瞬間を目撃してみたい。
てゆーか、絶対みんな期待してるでしょ。


やるならこの曲って妄想は既にある。
「The Four Horsemen」

この曲の原曲はデイブが作っていて、
彼らの脱退後にメタリカがこの原曲を展開させて長尺の曲に仕上げている曲。
刺々しいギターリフの展開がたまらなくかっこいい。
そしてテンポダウンした中間部のパートが凄く好き。

2nd以降のメタリカはこの曲にドラマ性を付与していくことで、
彼らの独自のスタイルを築き上げていったと思っている。
その意味でもこの曲の存在は重要だったんだろうなって思う。
やっぱりメタリカは、デイブ抜きでは、今の存在たることは無かったんだろうと思う。

一方でデイブは「The Four Horsemen」を面白く思わなかったのか、
自身のバンドMegadethで「Mechanix」をレコーディング。
これ、はっきり言って、全く同じ曲です。
ただしメガデスのバージョンは、とにかく怒りが前面に押し出され、攻撃的です。

歌詞を読んでもメタリカへの対抗心が剥き出しであり、相当に彼らの確執が窺い知れます。

そんな確執のあった彼らだけど、月日が経ち、彼らは互いの立場で成功を収めた。
そして互いにいがみ合うにはビッグになり過ぎた彼らは、過去の怨念に清算を済ませることとなった。
仮にこの曲をデイブとメタリカが演奏するようなことがあったら、
そんな過去に対する清算という意味で、象徴的な気がする。

1%未満の妄想かもしれないけど、絶対期待してるでしょ、みんな。

Metallica、Megadethを初めとして、Slayer、Anthraxが同日に同じステージ上に立つということ。
それに一体何の歴史的価値があるのか。はっきり言って、無いのかもしれない。
でも歴史に残るライブになることは確か。僕が何を目撃できるのか、今から本当に楽しみである。


とはいえ、会場までちゃんと行けるのかが一番不安だったりする。
ギリシャ語、読めないんだよな…。


Metallica 「The Four Horsemen」 2010年のライブ
大分歳を取っても、まだまだかっこいいです、この人たち。
ラーズのドラムが、相変わらずの不安定さで、完全にこれがメタリカの味になってます。



Megadeth 「Mechanix」 2001年のライブ
とにかくリフの切れ味が半端じゃないです。メタリカよりテンポが早くて、これがまたかっこいい。



Metallica 「The Four Horsemen」
最後におまけとして…、ラーズの代打として、なんとSlayerのデイブ・ロンバードが叩いている動画です!
しかしドラマーが変わるとここまで曲の表情が変わるか…って好例です。
めちゃめちゃタイトなリズムで、凄く引き締まった演奏です。ま、これは真のメタリカじゃーないな。

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Anthrax 「Deathrider」

日本ではスラッシュメタル四天王、海外ではBIG 4と呼ばれる方々。
Metallica、Megadeth、Slayer、Anthrax。

前者3バンドは高校の頃から今でも大好きで、折に触れて聴き続けてるんだけど、
Anthraxだけはちょっと毛色が違う感じで、あまり好きではなかった。彼らだけ音が軽い感じがしたので。

でも去年のLoud Parkでライブを観て以来、かなり聴きまくるようになった。
なんでかよく分からないけど、昔よりパンクをよく聴くようになったからかな。
ヘヴィさが無い分、疾走感が前面に押し出されていて、
コーラスの合いの手もハードコアっぽい感じで、なんか爽快な感じがほしいときに気分がすごくハマる。

ステージングもめちゃめちゃかっこ良かった。惚れた。
もっと曲聴いてみたいって思った。


最近「Deathrider」のPVの存在を知って、度肝を抜かれました。
めちゃめちゃ笑った。アホです。素人の方々が色んなところでヘッドバンギングしてます。
便座でのヘッドバンギングが最高でした。どさくさでスコット・イアンとジョン・ブッシュ出てきてるし。

ヘッドバンギングって、何でここまでバカっぽく見えるのでしょう…。最高です。

人はなぜヘッドバンギングをするのか。結構深いテーマです。


Wikipediaより。「健康への被害」という項目に注目です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%AE%E3%83%B3%E3%82%B0

どうもヘッドバンギングはAC/DCのアンガス・ヤングが元祖で、
そこからメタルのミュージシャンを中心に広まっていったらしい。
確かにメタルのパフォーマンスの一つに、激しいヘッドバンギングというものは、僕のイメージの中に、ある。

今まで観たライブだと、Slayerのフロント3人のヘッドバンギングがとにかく強烈で衝撃だった。
Panteraのフィリップ・アンセルモも凄かった。
日本人だと、何気にマキシマム・ザ・ホルモンも気合の入ったヘドバンしてると思った。

そういう僕もヘドバンします。
いかに激しいヘドバンをしながらギターを弾くか、
というどうでもいいテーマに真剣に取り組んでいたくらいです。
メタルのライブでもモッシュするけど、少しスペース確保してヘドバンする方が快感だったりします。

しかし、激しいヘドバンをこなした次の日は、地獄です。
首は勿論のこと、後頭部まで激しい張りと痛みに悶絶します。
むち打ちの症状を自ら作っているような感じでしょうか。


そこまでして、何故人はヘッドバンギングをするのか。

陳腐な言い方をすれば、結局それが楽しいんでしょう。
人間って、バカになることも出来なければ楽しくない。てゆーか損してる。
人に過剰な迷惑かけるのは良くないにしても、突き抜けてバカになれる方が、人生楽しいと思う。

メタル好きな人って、タトゥーびっしり入っていても、いい人が多かったりします。
きっと根は真面目なんだけど、突き抜けたものがどうしても欲しくて。
そんな人達がメタルという音楽を愛しているんだろうなって思います。

僕もそんなバカの一人です。


しかし「Deathrider」という曲、名曲です。
ギター、ベース、ドラムが渾然一体となって迫り来る迫力といったら…。
再録のジョン・ブッシュのボーカルもかっこ良過ぎです。

湿っぽさが全く無く、ひたすらに、そしてむき出しに疾走しまくる最高の曲。
リズムがミドルテンポっぽくなるところなんて、自然に頭を振ってしまいます。

Anthrax、メタルは苦手な人でも、パンクやハードコア聴ける人ならハマるかも。
ちょっと人に薦めてみようと思った。

「Deathrider」、ライブで聴いてみたいなー。
ヘッドバンギングは必須ですね。


Anthrax 「Deathrider」 PV
今まで見たPVの中でも屈指の出来だと思います。ここまでバカなPVは未だかつて見た事がありません。



Anthrax 「Deathrider」 LIVE
ジョーイ・ベラドナ復帰後のライブです。しかし演奏凄いよなぁ…。
特にリズム隊のかっこ良さは異常だと思います。

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ジャンル : 音楽

プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

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