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THE HIGH-LOWS 「ロッキンチェアー」

久しぶりに聴いたハイロウズ。

大学時代に色々とつるんでいた方々と遊びに行く。
某県の山中へ。そして当然の如く、昼から飲む。
あの面子が集まって面白くないわけがない。一日中笑い続けてたのは久しぶりかも。

飲んでる途中に先輩がおもむろにBGMとして色んな曲をかけていた。
その中にハイロウズ。懐かしいー、と。

調べてみると、「ロッキンチェアー」が出たのは1996年らしい。もう13年前だ。
時間の流れって恐ろしすぎる。

しばらく聴いていない曲を聴くと、その曲を聴いていた当時のことを思い出す。
基本的に写真がずっと好きじゃなくて、過去の写真を殆ど取っておかなかった僕にとっては、
音楽が写真でいう「アルバム」の代わりであったりするのだ。


初期ハイロウズの曲って、出た当初は複雑な気持ちだった。
意味が分からない歌詞、メッセージ性の無い歌詞。
でも曲と演奏は明らかに最高。

こんな曲たちを前にして、少年時代の僕はどういう立場を取っていいのか分からなかった。
単純な二分論に傾倒しがちな少年は、
ブルーハーツは好き、でもハイロウズはメッセージ性がないから好きじゃない。
そんなスタンスをとってみようと気取ったのであった。

でもそれは間違いだった。
好きなものは好きなんだ。その感情はそのままにしておいていいものなのだ。
大学時代のあるとき、そんな結論に至ったのである。

時間だけは湯水のようにあった時代に。


B00005FDP2Tigermobile
THE HIGH-LOWS 甲本ヒロト 真島昌利
キティ 1996-12-06

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THE HIGH-LOWS 「ロッキンチェアー」
どっかの番組の収録ライブのようです。かっこよすぎ。
ブルーハーツでは出来ないギターリフ主導のロックンロール。
鉄壁なリズム隊の上で、マーシーのギターと白井さんのキーボードが踊ります。




THE HIGH-LOWS 「ロッキンチェアー」
Mステ動画のようです。
TV収録は「カラ演奏」であることを逆手にとった素晴らしいパフォーマンスです。
パンク精神を感じます。




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ZAZEN BOYS 「Honnoji」

日本人にしか出来ない音楽がある。

幻想かもしれないけど僕はそう思っているし、実際そういった音を出していると思うバンドが、
日本にはたくさんいると思っている。

その一つがZAZEN BOYS。
僕が最もライブに行っているバンドの一つ。


初期からして色んなことやってるんだけど、
ダンサブルなビートにお経系ラップを乗せたようなスタイルの曲が僕は当初好きだった。
しかし、このスタイルは時を経て封印されるようになる。

メンバーの入れ替りを伴いながら音楽性は急速に変化していき、
変拍子をかなりの割合で取り入れるようになり、
ギターロックではなくキーボード主体のメロウなファンク調の曲が増えた。

そんな音楽的変化を遂げる過程の中で、
『ZAZEN BOYS?』をはじめて聴いたとき、これはもう俺の好みじゃねーなって、最初は思った。

ナンバーガールから入った人間は、「向井=ギターロック」の幻想を捨てきれない。
テレキャスをかき鳴らして、叫んでこそ向井だと。

しかしながら何回か聴いていくうちに、彼らの音楽の奥深さに戦慄を感じていったのを覚えている。
不思議と。耳に馴染んで、中毒状態。
何ていうかハマると骨の髄までどっぷりハマる、本当に変なバンドなのだ。
他に形容すべきバンドは無いし、世界的に見ても唯一無二の存在であると思う。

『ZAZEN BOYS?』の一部の曲で実験的に進められた方向性は、
『ZAZEN BOYS4』にて更に推し進められている。
カシオのギターパートすら無い曲もあり。もはや何でもありの様相。

一方でリズム隊の存在感は増した。とにかく色々なことをやっている。
日向の派手なベースも良かったけど、一郎の堅実に跳ねるベースのノリもまた良い。
松下敦に関してはもう脱帽。この人のドラムはおかしい。すごすぎる。

ただ、音楽面では急激な変化を伴っているんだけど、
向井が曲に描き出す世界観に限っては大きく変化していない気がする。
「繰り返される諸行は無常」だ。人間世界は儚い。
この人の狂っているような歌詞世界は本当に癖になる。頭の良い人だ、ほんとに。


と、まあ淡々と言葉を連ねてる訳だけど、
とにかくこのバンドは凄いということを、表現しようとしたらこうなってしまった。

座禅はちょっと前に海外でライブやってきたみたいだけど、
海外でもインパクトのあるバンドとして通用すると思う。
もっと海外に出て活動する姿を見てみたい、なんて勝手に思ったり。

そして俺は本能寺で待ってる。

何でこんな曲作れるんだろう…。
まさに変態による変態のための音楽だな。


B001E1TLZEZAZEN BOYS4
ZAZEN BOYS
インディーズ・メーカー 2008-09-17

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ZAZEN BOYS 「Honnoji」 LIVE



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Jimmy Eat World 「Bleed American」

フジロック、悩ましい被りシリーズ・再。
3日目、Jimmy Eat Worldとサニーデイ・サービス。

悩ましい。
どちらも観たい、凄く観たい。

去年のライジングサンで再結成ライブを行ったサニーデイだけど、
予想に反し、それ以来派手な活動は全くせず。
フジロックが再結成3回目のライブになる。

凄く思い入れのあるバンド。
フジの昼間というシチュエーションもぴったりである。
これは見逃す訳にはいかない。


一方でJimmy Eat World。
このバンドはeastern youthとの対バンがきっかけで知ったバンドである。
実際にライブを観た訳ではないけど、そこで彼らの名前は僕の心に刻まれた。

そして後に、『Bleed American』を聴いてぶっ飛ぶ。
このアルバムは強烈なインパクトだった。

歌メロは勿論、度々入ってくるコーラスはとにかくメロディアス。
2本のギターが絡みあうギターのアレンジも、これまたメロディアス。
何ていうか、メロディ、メロディしているアルバム。
それでいて音としてはハードでシャープ。

若かった僕の心を鷲掴みにした。青い若者の心掴むでしょ、これは。

2本のギターを和音を交えて絡ませ合いながら展開させるリフのアレンジは、
パイオニアかどうかは兎も角、この人達が広めたことは間違いないと思う。
勝手な考察ながら、日本のバンドだとアジカンあたり、JEWの影響を感じたりする。

一番好きなトラックは「Bleed American」。
てゆーかこの記事書こうと思ったのは、この曲のライブ動画観たからである。
ほんといい曲だし、ライブかっこいい。心が揺れる。
Jimmy Eat Worldの魅力が存分に詰まった曲。


とはいえ、フジロック当日はやっぱサニーデイかなと思っている。
バンド間の比較というより、ステージの移動とか前後のバンドとか含めての考えだけど。

頭脳警察⇒サニーデイ⇒ソウルフラワーユニオン⇒ROVO⇒渋さ知らズ
なんて流れを無理しないで、のんびりはしゃぎながら観たいなーと。
邦楽フェスかよ、って感じだけど。

まーこればかりは当日にならないと、どう行動するか分からない。
JEW⇒ブラフ⇒高橋幸宏さん ってのもいいなあ…。


B001P9KUT6ブリード・アメリカン
ジミー・イート・ワールド
USMジャパン 2009-03-04

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Jimmy Eat World 「Bleed American」 LIVE
このライブが素晴らしいので、これを貼ります。
これ観ると思わず画面の前で身体動かしてしまいます。
http://www.youtube.com/watch?v=nmheecxN0tE


Jimmy Eat World 「Bleed American」 PV



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Green Day 「21st Century Breakdown」

東京都議選の結果は想像以上の結果で、少なからず驚きがあった。
民主党への政権交代は必須の情勢と見るべきか。

実は私、民主党の政策なり体制、外交思想に胡散臭さを感じる口で、
どうあがいても支持は出来ないのだが、
現行体制に変化をもたらすという観点で見れば、望ましい状況ではある。
今の自民党政権続くよりはいいのかも…、と。複雑な心境。


何故胡散臭さを感じるか、については色々あるんだけど、
政策、および財源に関する考え方が一つ挙げられる。自民党以上の大判振る舞い。

民主党が掲げる政策の一部。
・中学卒業までの子供1人当たり月2万6000円を支給する「子ども手当」の創設
・高速道路無料化
・高校無償化
・職業訓練を受ける失業者に月額10万円程度を支給する求職者支援制度
・後期高齢者医療制度廃止

一つ一つの政策は素晴らしい。
これが実現することで笑顔を取り戻す人たちも沢山いると思う。

しかし、これらの政策は、最終的には恐らく国債の増発により賄われる。
自分も含め、次の世代の負担の下で政策が実行されることになるだろう。
富裕層をターゲットとして、富の再分配を試みようとするなら、評価は出来るんだけど。

だからと言って、高齢者の医療負担をもっと上げろ、なり、
どこの会社でもダブついているバブル入社組のクビは切れ、なんていうつもりは無い。
上の方々の世代は、その時その時の国家制度に基づいて人生設計をしているだけなんだし、
そこに梯子を外すのは国の背信であるとも思う。

よく言われるように、結局ツケを払わされるのは若い世代であることは間違いない。
そうであるから、僕なんかが国策として望むことは、
過去に約束した水準の、国民に対する支出を守ることに全力を注ぐことであったりする。
これ以上の国家サービス向上は僕は望まない。
(例外的に、いわゆるセーフティネットは今以上に必要だと思う。念のため。)


僕は日本の将来に対しては、かなり悲観的である。
一番の問題は既得権者が多すぎること。
既得権者の多くは、次の世代のことを見ていない。

階級闘争なり世代闘争なりが無ければこの構造はまず変わらないんだけど、
暴力が伴う闘争ってのもまた御免である。

だからこそ自分に出来ることは何なんだろうと考えたりする。
今はなんにも出来ないけど。


Green Dayのアルバムのタイトルトラック、
「21st Century Breakdown」に印象的なフレーズがある。

My generation is zero
I never made it as a working class hero

俺達の世代には何も無い
俺は労働者階級の英雄のようにはなれなかった


うちらの世代は決して「My generation is zero」とは言いたくないなあ…。

赤木智弘氏の「「丸山眞男」をひっぱたきたい」という作品は、
うちらの世代の一側面をを少なからず描いている。ある側面の象徴。
思想自体への共感は全く無いんだけど、理解出来てしまう部分もあったりする。
http://t-job.vis.ne.jp/base/maruyama.html

そして自分ももはや保守層なのかもしれないと思ったり。
これ書きながら『21st Century Breakdown』聴き返している。
ビリー、やっぱいいなあ…。


B001SAQVDQ21st Century Breakdown
Green Day
Warner 2009-05-15

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Green Day 「21st Century Breakdown」 LIVE



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くるり 「ロックンロール」

昨日、くるりのライブに行ってきましたー。日本武道館。

武道館って音は良くないんだけど、雰囲気は凄く好きである。
九段下の駅から坂道登って武道館の入口に向かうときのワクワク感もあるし、
あれだけスタンドが高い所にある会場も他に知らない。あそこにしか無い空気がある。

何といっても幾多の伝説が作られた会場である。聖地。
岸田が「ライブハウス武道館へようこそ」なんて気取ったMCしてたけど、
妙に共感と感慨があったり。いい言葉だった。


ライブはいきなりの「ワンダーフォーゲル」から始まり、序盤で「青い空」!
「青い空」は昔から好きな曲で、聴けたのは本当に嬉しかったんだけど、
序盤ということもあり、演奏も観客もノリ切れない雰囲気があった気がする。

岸田の声も序盤は出ていなかった。
もったいなかった。悲しいことに僕自身の感情が爆発するには、至らず。

しかし、『魂のゆくえ』からの曲が始まると、一気にバンドは本領を発揮し始めた。
「LV45」「愉快なピーナッツ」、素晴らしい演奏と歌。
今回のライブ、ニューアルバムからの曲は全部良かった。いいアルバムです。
「Natsuno」「太陽のブルース」「魂のゆくえ」あたりも凄く印象に残った。

「さよならリグレット」から「ブレーメン」のつなぎにも感激。
ここらへんから一気に気持ちが上がってきた。

そして一番のクライマックスは、「ロックンロール」。
会場も恐らくその日一番の盛り上がり。
何ていうか、いい曲。それしか説明できない。音楽で人は感動できるということを再確認した。
確か岸田が興奮してメガネを吹っ飛ばしたのもこの曲だった気がする。熱い。


昨日のライブは、武道館というデカい箱でのライブだったけど、
特別な演出もあまりなく、いつも通りのくるりといった趣だった。
サプライズもあるかな、なんて期待もあったけど、これはこれで良いのかな、と。

そして、今回のライブは『図鑑』、『TEAM ROCK』からの曲が多く、
彼らにとって原点回帰というか、これまでの総括というか、そんな印象を受けた。
鍵盤も無く、ギター、ベース、ドラムのみの必要最小限な編成。むき出しの音。

そんなロックなくるりの中で、佐藤君のベースとコーラスが、やたらに綺麗に聴こえた。
彼のメロディアスなベースラインと、透明感のあるコーラスがあってこそのくるりだと。
彼が土台をしっかり支えているから、岸田が色々と冒険出来るんだと思う。

今回のライブを踏まえて、くるりはどこに向かうのか、
否が応でも「次のくるり」に期待の高まる素晴らしいライブだった。


くるりの魅力って非常に伝えづらい。
自分自身も何で彼らが好きなのか、上手く説明できない。
他の色々なミュージシャンと比べて、別に凄いことやってる訳でもないし。

でも、確かに彼らの曲が好きなのだ。何故か感動してしまうのだ。
不思議なバンド、くるり。感激を呼ぶバンド、くるり。僕にとっては。


B000194U42アンテナ
くるり 岸田繁
ビクターエンタテインメント 2004-03-10

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くるり 「ロックンロール」



くるり 「ロックンロール」
たっしん、クリストファー在籍時のライブです。日本武道館。



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プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

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