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くるり 「愉快なピーナッツ」

くるりの『魂のゆくえ』を購入し、聴く。
さすがの出来である。いいアルバム。繰り返しリピート中。


1曲目の「LV45」から引き込まれる。
『TEAM ROCK』収録、「LV30」の続編との位置づけだと思われる。

どうやら主人公は数年の時を経てレベルアップした模様である。
そして砂漠の中、モンスターとの闘いを控えている様子。

しかし、ここに現れる敵は、モンスターではなく、現実。
仮想の世界にいる主人公は、現実に引き戻される危機に陥る。
ゲームやり過ぎって、ファミコンの電源を切ってしまうお母さんか、本当の敵は。

ここから物語が展開していく。
何となく、だけどこのアルバム、ストーリー調に仕上がっているような。

と、いっても明確なコンセプトが提示されている訳ではなくて、
それっぽく聴こえる、というレベルではあるが。

今回のアルバム、歌詞が面白い。
もっと知りたいと聴き手に思わせるような、そんな力が個々の曲に宿っている。


シングル曲「愉快なピーナッツ」「さよならリグレット」は文句なしの名曲。
アルバムの中でも、やっぱり光っている。

「太陽のブルース」「デルタ」「魂のゆくえ」「背骨」あたりもいい。
全体的にシンプルなバンドサウンドの中に、鍵盤のメロディが映える曲が多く、
聴いていて心地いい、とても。
頭3曲の流れは特に素晴らしい。


僕はこのアルバム、素晴らしいアルバムだと思うんだけど、
じゃあ絶賛かと言うと、そういう訳でもない。
初めてくるり聴くって人にこれをおすすめするかっていうと、しない。

内向きのアルバムのように思えるからである。
アルバムごとに実験的な精神で音楽性を追求してきたのが過去のアルバムだとしたら、
今回のアルバムはそういった過去を一旦削ぎ落として、
今の彼らに必要な要素だけを再構築してみたら、こんな音になりました、って印象である。

今までくるりを聴いてきた人間にとっては、それが逆に新鮮な響きとして聴こえるんだけど、
新しく聴く人にとっては、カタルシスの得られない、つまらない音に聴こえるような気がする。
ここら辺は恐らく賛否両論になる。どういう評価に落ち着くのか。
このアルバムは人の評価がちょっと気になる。


僕にとってはこのアルバム、やっぱり岸田って凄いんだなーと再確認する機会になった。
決してポップさは失わず、アレンジは変幻自在。
素晴らしいソングライター、ほんとに。

「愉快なピーナッツ」だと、イントロのギターリフにドラムのリズムが重なるところが好きである。
リフの頭にアクセントを置いて聴いていると、
ドラムがズレて入っているように聴こえてきて、おおーっ、てなる。

古典的なアレンジ手法なんだけど、
さりげなくこういったアレンジを入れてくるところなんて、ニクい。憎らしい。

音数が絞られたキーボードのバッキング、サビのコーラス。間奏部でのギター。
どれもさりげないけど、凄くいい。素晴らしい。


普段からこればっかずっと聴いてるような中毒性のあるアルバムじゃないけど、
末永く付き合っていきそうなアルバム。
僕にとって『魂のゆくえ』はそんなアルバムになりそうである。
ライブでどのように演奏されるのかも楽しみ。

あとは「謎の板」ストーリーがグダグダに終わらないことを祈るのみ…。
(初回特典「謎の板」を使ったARG?が現在進行中なのであります。)


そうだろ 僕の人生は結局
暇つぶしみたいだから
明日のことも足りない頭で 考えて 考えて


B001XBP5YG魂のゆくえ
くるり
ビクターエンタテインメント 2009-06-10

by G-Tools



くるり 「愉快なピーナッツ」
このPVはかなり深いと思うのですが、6割も理解できていないのが残念なところです。
ラストシーンはかなりいいです。攻めの描写です。



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Oasis 「Live Forever」

しばらくの間、プレッシャーのかかっていた仕事が一段落した。
まだ終わった訳ではないけど、自分の担当分は無事に終わりそうである。
前回試作がめちゃめちゃ苦労しただけに、安心。

という訳で、少し浮かれている。
あっという間に、フジロックまであと一ヶ月。
タイムテーブルも出ていないのに、当日の行動を妄想したりするのも楽しみの一つ。

今年も観たいバンドが被りまくっているんだけど、
やっぱりこれは絶対観るってバンドはある。
金曜日だと、ベタだが、やっぱりオアシス。


「Live Forever」が聴きたい。
最近のライブではあまりやらんようになってるようだけど、聴きたい。
あの苗場の夜の闇の中で、この曲を聴きたい。

オアシスのファースト、『Definitely Maybe』。
高校時代に初めて聴いたときは、みんながいいっていうほど良くないと思った。

ビートルズの再来だ、なんて持ち上げられ方をしていた彼らだけど、
全然ビートルズの方が凄いし、そもそも似て無いじゃんなんて斜に構えた見方をしていた。

コードにヒネリはないし、曲のアレンジは適当に聴こえるし、
対して演奏上手くないし、頭使って曲作りしているように思えないし。
そこまで魅力的な音楽に聴こえなかったのだ、当時は。信じられないことに。


今になって「Live Forever」を聴くと、その美しさに驚愕すら覚える。
音楽に対して無垢である時期にしか作れない音楽。
ノエル・ギャラガーという人間が、伝えたい想いを素直に音に込めた音楽。

「Live Forever」は極めて単純なコード進行。
リズムのアレンジにしても、ギターのバッキングにしても、
技術的には高校生バンドでもやれてしまうようなレベルである。

なのに、なぜ全ての楽器があんなに美しく躍動しているのか。
それはノエルの天才的なメロディセンスの為せる業ってことになるんだろうけど、
音楽に対する渇望というか、当時の彼らにおいては、
とにかく音楽をやるんだっていう想いの為せる業なんじゃないかって思ってしまう。

Maybe I just want to fly
I want to live I don't want to die

ノエルはこの歌詞を、Nirvanaのカート・コバーンへのアンサー的な意味合いを込めて書いたという。
眩しいばかりの「生」に対する賛歌。

青臭い。でも、その想いが、この曲をどこまでも美しいものにしている。

当時の彼らには、恐らく音楽の理論も無ければ、技術も無かった。
ただし、音楽を通して表現したい「想い」があった。
オアシスの神懸り的なメロディの背景に、そんなことを勝手ながら感じてしまうのである。

全てが素晴らしい。完璧な曲。

Maybe I just wanna breathe
Maybe I just don't believe
Maybe you're the same as me

We see things they'll never see
You and I are gonna live forever


B00002MMQ4オアシス
オアシス
エピックレコードジャパン 1994-09-08

by G-Tools



Oasis 「Live Forever」 US版PV
ジョン・レノン、ジミヘン、シド・ビシャス、そしてカート・コバーン…。
今は亡きミュージシャンたちが登場します。歌詞と照らし合わせてこのPVを観ると、来ます。



Oasis 「Live Forever」 95/96年ツアーのライブ映像。
後ろを振り返り、ジョン・レノンの写真を見上げながら演奏を続けるノエルを見ていると、
なんだか胸が熱くなります。素晴らしい。



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Led Zeppelin 「Rock and Roll」

今日はバンド練、…のはずがメンバーが出張のためキャンセル。
スタジオの予約もったいないので、一人でドラム練。

二時間…、足りない。やらねばならんことだらけ。下手すぎる、俺。
ドラマーって大変。難しい。
今まで一緒にバンドやってくれてたドラマーは何人かいるけど、彼らに尊敬の念を抱く。

ドラムっていう楽器をやってみて、ようやくリズムのカラクリが少しずつ理解できるようになってきた。
リズムのパターンってこんなにあったのね…、
あーやって叩くから、あんなノリになるのね…、なんて。

おかげて最近は、飽きるほど聴いてきた曲でも、
ドラムに注目して聴くことでまた新鮮な発見があったりする。
今までCDでもライブでも、ドラムも聴いていたつもりだけど、聴き流してきたことは多かった。
ごめん、ドラマー。


昔、一緒にバンドをやっていたドラマーがいた。
その人の言葉を思い出す。

ドラマーは影で色々とやっても、基本的に誰も気付いてくれない、もしくは注目してくれない。
その上、リズムがずれたり、ミスショットしたりすると異常に目立つ、
割の合わないポジションだ、と。

その通り、今はよく分かります。
だからこそ、ドラマーが上手いか下手かで、バンドの印象はめちゃめちゃ変わる。
優秀なドラマーがいるからこそ、バンドが成り立つのだ。

そういった意味では、やりがいのあるポジションでもあるのである。


最近注目して聴いているドラマー、ジョン・ボーナム。
パワー系で物凄いビートを叩きつけるドラマー。
今までは漠然とそんな印象しかなく、すげードラム叩くなーと、思う程度であった。

しかし、注意深く聴いてみると、てゆーか叩いてみようとすると、
この人のリズムパターン、なんか変なことに気付く。
素人が叩こうとすると、もたれる。全然リズムキープできない。

変なところで足、バスドラが出てくる。えっ、そんなところで踏むの…、って。
そして思った以上に足数が多い。
こんなフレーズの中に、こんな連打詰め込むの…、って。

まだまだ知らないことは多い。精進せねば。


「Rock and Roll」はそのタイトル通り、8ビートのロックンロールである。
しかし、単純なリズムパターンにあらず。
適度な「間」を作りながらも、一方でバスドラの連打を詰め込んだりしている。
あの「ノリ」が出るのは、あのドラミングありきである。

ちなみにイントロのフレーズ、簡単そうに叩いてるように聴こえるけど、ムズいです。
かなり変則的。すげーなー。

あと、この曲のジョン・ポール・ジョーンズのベースは、ルート弾きの手本だと思っている。
ルート弾きって実は最もグルーブを出せる奏法なのではないかと、この曲を聴くと思ってしまう。


B000803CR0レッド・ツェッペリンIV
レッド・ツェッペリン
ワーナーミュージック・ジャパン 2005-05-25

by G-Tools



Led Zeppelin 「Rock and Roll」 スタジオバージョン



Led Zeppelin 「Rock and Roll」
1979年のライブのようです。演奏はリズムキープ云々ではなく、勢い重視です。
適当なペイジのギターも、これはこれで、良いのです。



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くるり 「ブレーメン」

新譜がほしい。

Sonic Youth、Placebo、Dinosaur Jr.。
凛として時雨、椎名林檎、そして…、くるり。

不況下で財布の紐は固い。
この時期は寿シーズンなので尚更である。
先週もあった。おめでとー。


くるりの新譜は迷いながら、ずるずると聴かないでいる。

ちなみに、彼らのアルバムって、ハズレを引いた試しが無い。
アルバムごとに音楽性を変えていく癖に、どのアルバムもやっぱり良いのである。

冒険しながらも、いい曲を作り続ける。
日本のミュージシャンの手本。褒めすぎか。

前作『ワルツを踊れ』は、素晴らしいアルバムだった。
音楽に浸って心地良くなりたいとき、このアルバムを聴くことが多い。
心が浄化される。ほんとに。


オーケストラとの共演アルバムってことで話題になったこのアルバム、
やっぱりすげー、って思ったのは、くるり、というか岸田のアレンジセンスである。

ボーカル、ギター、ベースのメロディに絡み合うストリングスのメロディ。
一つ一つの曲は別にストリングスが無くても、バンドアレンジとして成立しているように聴こえる。
ストリングスに、必然性があるようには聴こえない。
実際、「ブレーメン」はバンド編成のライブでも披露されている。

しかし、ストリングスが入ることにより、曲には別の命が宿る。
ライナーでも近いことが書かれてたけど、オーケストラは主役ではなく、
あくまでバンドサウンドの中にオーケストラを取り込んで、新たな息吹を吹き込んでいるのである。

だからこそ、どちらかが埋没することなく、
ストリングスとバンドサウンドのメロディとが互いを引き立て合うアルバムに仕上がったんだと思う。

あのコード感は本当に素晴らしい。
そして曲作りの大局観。素晴らしい。


パシフィコ横浜で行われたオーケストラとの共演ライブにも行った。

感動。
あのライブはこの言葉がぴったりである。
あの場に居ることが出来たこと。感謝である。

くるり、やっぱり好きだー。
やっぱりアルバムを買おうと思った。
今日の記事は自作自演です。


B000PWQPOIワルツを踊れ Tanz Walzer
くるり 岸田繁
Viictor Entertainment,Inc.(V)(M) 2007-06-27

by G-Tools



くるり 「ブレーメン」 オーケストラとの共演です。



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Slayer 「Raining Blood」

爆音系のメタルフェスとして「LOUD PARK」が定着しつつあるが、
その前身と言えるイベントがかつて日本で開催されていた。

「Beast Feast」。
実は僕、2001年、このイベントに行っていた。
二日開催だったんだけど、当時の面子を振り返ると凄まじい。
http://homepage3.nifty.com/kreutzer/News00-01Former.htm

SLAYERとPANTERAのヘッドライナー。
他のバンドも超強力。MORBID ANGELなんて、あれ以来日本に来てないんじゃないだろうか。
日本のバンドもラウド系は総出演なんて趣だった。
SUNS OWL、BAT CAVEあたりは当時すごく勢いがあって、えらいかっこ良かったもんだ。


当時僕は札幌に住んでいたんだけど、これは行かんとイカンと思い、単身で上京。
実はこれがメタル系、ラウド系の大物バンドのライブ初体験だったのだ。
札幌に彼らは来てくれない。チケット売れないだろうし…。

当日は澄み渡った青空だったことを覚えている。
眩しい位に健全な空の下、新横浜には異様な人間達が集結。
どこでこんなん売ってるんだ、なんてデザインの黒Tだらけ。異様。

会場内での出来事もカルチャーショックだった。

入れ墨ブースなんてのがあった。
ブラックメタル風のメイクしたお兄さんが、その場で客に墨を入れている。
おいおいこんなんありかよ…。

ロビーで客同士の殴り合いも見た。
すぐ収まってたけど、これも強烈だった。
おいおいこいつらまじかよ…。

あと日本にこんなに外人っているんだと思った。
揃って屈強な方々がヤバイ眼をしながら叫んでいる。
おいおい何か変な薬物使ってねーだろうな…。

札幌は都会なんだけど、やっぱり地方都市であり、
こうやって真の都会の文化に触れるのは大いに刺激的であったのだ。
この空間に単身で足を踏み入れた体験により、地方出身の僕もめったなことではビビらなくなった。


このイベント、今では考えられない、えらい画期的なシステムが導入されていたのである。

モッシュピット抽選制。
ヘッドライナーのモッシュピットは混雑が予想されるので、
予め抽選で当選した人だけがモッシュピットに入れる、というものである。
なかなか面白い試みだったと思う。

んで、僕。パンテラは外したのだが、スレイヤーはめでたく引き当てたのであった。
このときばかりは自分の右手に大いに感謝。
この瞬間、ひょっとしたら僕の音楽人生を左右させる瞬間になっていたのかもしれない。


SLAYERのライブ。

当時はYouTubeも無かったし、画面内でも動く彼らを観たことは無かった。
手元にあるのはライブ音源のみ。
否が応でも想像力を掻き立てられるのが、当時良かったところだった。
ステージに並べられたマーシャルの壁を見つめながら、胸はもうバクンバクンだった。

そして彼らが登場。赤い照明にバスドラの三連打。
きたきたきたーって、「Raining Blood」!
あのギターのイントロが鳴り響いた瞬間に上がる、手、手、手。

あれだけの血の逆流感覚は、未だかつて感じたことは無かった。
あっという間にモッシュピットは沸点に達し、混沌。
ほんとにこの体験は凄かった。音楽で人は狂えるのかもしれないって思った。

壮絶って表現がぴったりのライブ。
めちゃくちゃに頭振って、モッシュして、拳を上げて、叫んで…。
ラストの「Angel of Death」まで、超速度で駆け抜けた魔術のような時間だった。


今までで一番凄かったライブは何かって聴かれたら、僕はこのライブを挙げる。
メタルに限らず、色々なジャンルのライブに行くようになったのは、この体験が決定的だった。

ライブの素晴らしさを僕に教えてくれたスレイヤー。
ありがとう、そしてこれからもよろしく、てな感じである。


B000GRUNN6Reign in Blood
Slayer
Universal 2006-08-14

by G-Tools



Slayer 「Raining Blood」
ライブではめずらしいフルバージョン、血の雨演出がたまらなくかっこいい。観たかった…。
この人たちの演奏の安定度は異常です。



Slayer 「Raining Blood」 画質の良いショートカットバージョンも。かっこ良過ぎ…。



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プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

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