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THE HIGH-LOWS 「不死身の花」

車の中で聞いてやっぱり名盤だと思ったのが、ハイロウズの『Relaxin' WITH THE HIGH-LOWS』。
昔から好きなアルバムだったけど、天気の良い昼間、青空の下に車を運転しながら聴くと、すごく気持ちいい。

ブルーハーツにおける『STICK OUT』が『バームクーヘン』なら、『DUG OUT』が『Relaxin'』といった趣。
衝動的な激しさは抑えられ、8ビートで疾走するようなパンクな曲はあまり無いんだけど、
とにかくメロディ、そしてそのメロディを引き立てるアレンジが素晴らしすぎるアルバム。完成度、高過ぎ。

個人的には『Relaxin'』と『HOTEL TIKI-POTO』が、ハイロウズの到達点として数えられる傑作だと思う。
それまでのアルバム、その後のアルバムもいいけど、僕はこの2枚が一番好き。
日本のロックってここまでできるんだーって感動がありました。初めて聴いたとき。


1曲目は誰しもが認める名曲「青春」。ひょっとしたらハイロウズで一番有名な曲かも。
この曲、僕の周りでも歌う人間多かった。この曲聴いてると、昔を思い出して、熱い気持ちになります。

「NO.1」は軽快なシャッフル曲。サビでの分厚いコーラスがすごくいい。そして歌詞。

人間らしくありたいだなんて
それは人間のセリフじゃないだろ
僕らしくなくても僕は僕なんだ
君らしくなくても君は君なんだ

すごくいい歌詞ですねー。「今度のがNo.1だろ」ってなんかブルーハーツ時代っぽい歌詞です。

一転して、夏のセミの声がサンプリングされたイントロから始まる、しっとりしたバラード「岡本君」。
この曲は子供の頃にマーシーの友人が亡くなったことをテーマに作られた曲のようです。
とにかく切ない名曲。「またねじゃない本当のさよならだ」ってフレーズが胸に染みます。

更に一転してレゲエ風のリズムで始まる「パンチョリーナ」。
横ノリのリズムがすごく気持ちいい。この曲はハイロウズの新機軸のような。歌詞もいい。
調、大島っていう鉄壁のリズム隊がいるから出来る曲。
この二人、アルバムを通してめちゃめちゃいい仕事してると思う。やっぱ上手いっすわ、この人たち。

「夕凪」は上手く表現できないけど、映画のサントラのようなリズムとギターの上に乗っかって
サンプリング音とサックスがたまらなく焦燥感を煽る、今までにないタイプの曲。
「R作戦」の実行者の気持ちを高ぶる気持ちを抑えるかのように、
しかし熱い気持ちが伝わってくるようなヒロトのボーカルがかっこいい。

「不死身の花」はこれまた名曲。メロディとアレンジも勿論素晴らしいんだけど、歌詞がとてもいい。

積雪の下に 氷の中に
暖かい春を待ってはいない
永遠にずっと変わらないなんて
燃えないゴミと一緒じゃないか

ヒロトの書く歌詞ってあっさりしてるんだけど、すごく真実を的確に表現している気がする。
人間って永遠の命を夢想することがあると思うんだけど、永遠ってのは実はつまらないこと。
いつか枯れるから、いつか死にゆくから、「生」というものは輝きを持つんだと思います。
しかしこんなことをさらっと歌詞にしちゃうんだもんな…。ヒロトは天才的なソングライターだと思います。


「ボート」はミディアムテンポの爽やかなバラード。キーボードのバッキングが好き。
この曲の歌詞もまたすごくいい。この曲の歌詞をもっと深く掘り下げて考えてみたら、色々書けそう。

「ミーのカー」は「ロッキンチェアー」を髣髴とさせるギターのバッキングが印象的な、軽快なロックナンバー。
この曲はヒロトのハープと間奏部のキーボードソロがすごくかっこいい。

「完璧な一日」は、いかにもマーシーっぽいなーって思う、これまた名曲。
オーソドックスなコード展開の中に、ちょっとヒネリを利かせた展開が違和感無く組み込まれていて、
美しいメロディがすごく映えるアレンジになっている。ギターのバッキングとソロがとても美しい。
バグパイプっぽい楽器のメロディがこれまた美しくて、この曲の雰囲気を更に盛り上げている。

この曲聴くと、マーシーも天才的なソングライターだなーって実感する。最高ですね。

「ジャングルジム」はダンスビートっぽいリズムを取り入れた爽やかな曲。
軽快なリズムの上でキーボードとギターが気持ち良さそうに鳴っている。
この曲は更にリズム的な冒険を進めた次のアルバム
『HOTEL TIKI-POTO』に繋がっていく曲のような気がする。

一転して「ヤダ」。何でこの曲入れたのかよく分からんけど、まー面白い。
実は深い意味あったりして。

「タンポポ」はこれまた美しいメロディが映えるミディアムテンポの曲。
多重のコーラスがとても綺麗で、木琴風のキーボードの音がまた素晴らしい。

「魔羅'77」は初期ハイロウズっぽい、歌詞の意味がなさそうな曲。
でも一方で意味があるような気もしないでもない。魔羅だけあって、まー男のシンボルの曲です。
ダンサブルな16のビートに乗って、マラのことを歌う。いいですねー。

「バカ(男の怒りをブチまけろ)」はこれまでのハイロウズには珍しい、直接的な歌詞の曲。

他人のことをバカバカと
言う奴ほどバカなんだ
どこにでもバカがいる
子供でも知ってるよ

聴いていてすごくスカッとします。
まったりしたムードのアルバムの中でラストにこんなパンクな曲を入れてくるところが、ニクいです。
すごく計算されたアルバムなんだなーってことを実感します。


今はヒロトとマーシーはクロマニヨンズをやってるけど、今でも名作と呼べるようなアルバムを作り続けている。
ここまでコンスタントに第一線で活動して名作を作り続けているミュージシャンって他にいるんでしょうか。
あんまり思い浮かばない。文句なしに日本では最高峰のミュージシャンだと思う。

彼らに裏切られたこと、ないもんな。CDでもライブでも。

ハイロウズの曲、ライブでまた聴きたいけど、クロマニヨンズがあるから、今はいいや。


B000059HV6Relaxin’ WITH THE HIGH-LOWS
THE HIGH-LOWS
キティ 2000-06-09

by G-Tools



THE HIGH-LOWS 「不死身の花」 2000年のLIVE。
相変わらずかっこいいです。ハイロウズ、やっぱいいですね。
リズム隊が鉄壁。ヒロトとマーシー、そして白井さんはかっこいいけど、
この二人がいてこそのハイロウズということを再確認します。 



THE HIGH-LOWS 「完璧な一日」 音のみ。これも名曲です。素晴らしい。
ここまでストレートなラブソングって、マーシーの曲としては珍しい気がします。
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THE HIGH-LOWS 「ロッキンチェアー」

久しぶりに聴いたハイロウズ。

大学時代に色々とつるんでいた方々と遊びに行く。
某県の山中へ。そして当然の如く、昼から飲む。
あの面子が集まって面白くないわけがない。一日中笑い続けてたのは久しぶりかも。

飲んでる途中に先輩がおもむろにBGMとして色んな曲をかけていた。
その中にハイロウズ。懐かしいー、と。

調べてみると、「ロッキンチェアー」が出たのは1996年らしい。もう13年前だ。
時間の流れって恐ろしすぎる。

しばらく聴いていない曲を聴くと、その曲を聴いていた当時のことを思い出す。
基本的に写真がずっと好きじゃなくて、過去の写真を殆ど取っておかなかった僕にとっては、
音楽が写真でいう「アルバム」の代わりであったりするのだ。


初期ハイロウズの曲って、出た当初は複雑な気持ちだった。
意味が分からない歌詞、メッセージ性の無い歌詞。
でも曲と演奏は明らかに最高。

こんな曲たちを前にして、少年時代の僕はどういう立場を取っていいのか分からなかった。
単純な二分論に傾倒しがちな少年は、
ブルーハーツは好き、でもハイロウズはメッセージ性がないから好きじゃない。
そんなスタンスをとってみようと気取ったのであった。

でもそれは間違いだった。
好きなものは好きなんだ。その感情はそのままにしておいていいものなのだ。
大学時代のあるとき、そんな結論に至ったのである。

時間だけは湯水のようにあった時代に。


B00005FDP2Tigermobile
THE HIGH-LOWS 甲本ヒロト 真島昌利
キティ 1996-12-06

by G-Tools



THE HIGH-LOWS 「ロッキンチェアー」
どっかの番組の収録ライブのようです。かっこよすぎ。
ブルーハーツでは出来ないギターリフ主導のロックンロール。
鉄壁なリズム隊の上で、マーシーのギターと白井さんのキーボードが踊ります。




THE HIGH-LOWS 「ロッキンチェアー」
Mステ動画のようです。
TV収録は「カラ演奏」であることを逆手にとった素晴らしいパフォーマンスです。
パンク精神を感じます。




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THE HIGH-LOWS 「十四才」

今日は同期の送別会だった。
寂しさは勿論あるんだけど、将来に向けて決断することが出来たことにうらやましさも感じる。

ジョナサン 音速の壁に
ジョナサン きりもみする
ジョナサン 人生のストーリーは
ジョナサン 一生じゃ足りないよな

僕が21歳のとき、札幌ファクトリーホールで僕はこの曲を聴いていた。
まだ自分がどうなるか想像もつかなかった頃、
この曲に込められたメッセージのように生きたいと思った。

何か今の自分はいまいちである。
もやもやの中でただ立ち尽くすだけで、決断が出来ない。

一生じゃ足りないとのメッセージは、逆説的に俺たちの人生は一回しか無いことを示している。
ヒロトとマーシーは、そのメッセージを背中で示してくれている。
リアルな生き方なんだろう。

この曲は札幌時代のテーマソングの一つだった。
あの時、一緒に歌っていた友達はリアルを生きているのだろうか。
たまに会えばそんな話もするのだろう。

あの日の僕のレコードプレーヤーは
少しだけいばって こう言ったんだ
いつでもどんな時でも スイッチを入れろよ
そん時は必ずおまえ 十四才にしてやるぜ

十四才とは言わないが、あの頃のことをもう一度思い出そうと思う。
まだまだ人生なんてこれからなんだし。


B00005MMKSHOTEL TIKI-POTO
THE HIGH-LOWS 真島昌利 甲本ヒロト
キティMME 2001-09-05

by G-Tools


THE HIGH-LOWS 「十四才」


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プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

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