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Arch Enemy 「Fields Of Desolation」

今日からまた日常がやってきた。
そんなときこそ、先月のArch Enemyのライブのことを思い出す。

原宿アストロホールでのライブのこと、今でも鮮明に思い出せる。
本当に楽しかった。心から楽しかった。自分のツイッター見ればその興奮が思い出せる。
自分が今まで見てきたライブの中でもベスト3には確実に入るライブだったと思う。
初めて見たSlayerのライブに匹敵するくらいのインパクトだったかもしれない。

原宿でのライブが実現した経緯は、伊藤政則様のラジオ音源聞けば分かります。
http://www.youtube.com/watch?v=0xeJEE56nwk

まとめると下記の通り。

4/15(日) 韓国で出演予定だったフェスが急遽キャンセル決定
4/16(月) クリマンとバンドとでミーティング、原宿アストロホールでのライブを決定
       セットリストは「Arch Enemyに演奏してほしい曲ベスト10をカウントダウン形式」に決定
       アンジェラが当日夜中にTシャツデザイン、発注
       ライブでやったことのない「In This Shallow Grave」「Fields Of Desolation」を     
       各自がこの日より練習を開始
4/17(火) 追加公演を発表
4/19(木) 原宿アストロホール 一日目
4/20(金) 原宿アストロホール 二日目

これ、どう考えても凄いでしょ。他のバンドだとちょっと考えられない。
普通のバンドなら、いつも通りのセットリストで追加公演もこなしそうだけど、
今までやったことのない曲の演奏というリスクを背負ってまで、
スペシャルなセットリストを組もうとした意気込みに関して、僕は凄く感銘を受けている。

シャーリーもクリスも当日は飲まずにホテル帰って練習してたってエピソードなんて
凄くファン想いのバンドっぽいエピソードで凄くいい感じだ。
アンジェラが会場限定のTシャツデザインして、しっかり当日までに仕入れ切るところも凄い。

そして宣伝実質2日という短期間であったにも関わらず、4/20(金)はソールドアウト。
キャパ400のハコとはいえ、これはかなり凄いことだと思う。
政則も言ってたけど、ツイッターなどのツールの力がきっと大きかったんだろうな。

企画といいチケット販売戦略といい、
今回の追加公演を実現させたバンドとスタッフの力は素晴らしいと思う。
予期せぬ事態に対する負の状況を一気に正の状況に好転させた彼らの行動に対し、
リーマンである自分にとっても大きく学ぶことがあった気がする。

迅速な行動とリスクを恐れない決断力。
僕も含めて多くの人間に欠けているところではないかな。

実際このライブは本当に良かった。
何といっても小さいハコであることにより得られる一体感。
まるで自分の地元で自分の知り合いのバンドが演奏しているような、
それくらいの錯覚を覚えるくらいの距離でバンドが演奏している。

こんな環境に興奮しない訳がない。
誰かがアットホームな空間と形容していたけど、でも当日は本当にそんな感じがした。

会場の雰囲気はこんな感じです。メンバーと観客、明らかに近いよね。
リードギターに合わせた観客のコーラス、ほんといいです…。音作りも良かった。


素晴らしい環境の中でアチエネのメンバーも素晴らしい演奏を見せてくれた。
懸念だった「In This Shallow Grave」だけど、昔から演奏していたような出来栄えだったと思う。
リードギターのフレーズではこの曲でも大合唱。これ、今後もセットリストの定番にしてほしいよ。
絶対盛り上がるって。

そしてライブではアウトロとして一部しか演奏されない「Fields Of Desolation」が、
完全バージョンで演奏された!僕が原宿のライブに行った目的はこれだった。
イントロからもう感激してしまって、とても言葉では表現出来ないような興奮状態に陥っていた。

ヨハン時代の曲だけど、完全にアンジェラはこの曲をものにしていた気がした。
この曲でのアンジェラのパフォーマンス、めちゃめちゃかっこ良かった。

自分がArch Enemyを聴くきっかけになった曲。
自分がArch Enemyのファンになるきっかけになった曲。

今まで聴きたくても聴くことが出来なかった曲が、僕の目の前で演奏されている。

今まで数多くのライブに行ってきたけど、こんな感激は味わったことがなかった。
このバンドを今でも聴き続けてきて良かった。心からそう思った。

「The Immortal」「Bridge Of Destiny」の初期曲連打にも感激。
「Blood On Your Hands」での「りっ、めん、ばー!」大合唱にも感激。
本編締めの「Silverwing」にも感激。

ファンが選んだセットリストだけあって、本当に非の打ち所が無い贅沢なセットリストだった。
正にスペシャルな夜、そんな表現がぴったりな夜だった。

ライブの後にはサイン会&握手会なんてイベントが。
今までバンドのメンバーと話したことなんて、一度もないかもしれない。
正直サイン会は行かなくてもいいかなーって思ってたけど、あのライブ見てしまったら、
やっぱりバンドのメンバーと顔合わせたくなって、思わず参加してしまった。

このときの興奮っぷりもツイッターに残っている。
ドラムセットにしてもらったメンバーのサインは、今でも僕の部屋に飾ってある。


今回のArch Enemyの追加公演に行った人間は、きっと解散するまでバンドを応援するような気がする。
ここまでやってくれたバンドに対して、僕は不義理は出来ない。
アルバムはずっと買い続けるし、ライブはずっと行き続ける。

今自分にとってNo.1のメタルバンドはArch Enemyである。
MetallicaでもMegadethでもSlayerでもなくて、Arch Enemyなのである。


(セットリスト) 2012.04.19 原宿アストロホール

Enemy Within
In This Shallow Grave
Fields Of Desolation
Nemesis
Bury Me An Angel
Dead Eyes See No Future
The Immortal
Bridge Of Destiny
Blood On Your Hands
Silverwing

Revolution Begins
We Will Rise


B00003Q4AIブラック・アース
アーク・エネミー
トイズファクトリー 1996-10-02

by G-Tools



Arch Enemy 「Fields Of Desolation」
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Arch Enemy 「Burning Angel」

Arch Enemy、『Wages of Sin』完全再現ライブの感想。

自分がこのライブに懸けていた想いは下記の通り。
http://hogeisendan.blog63.fc2.com/blog-entry-346.html

毎度のことながら、自分でもよくこんな暑苦しい文章書けるなーと感心する。
それくらい自分にとって『Wages of Sin』は思い入れのあるアルバムであって、
またArch Enemyというバンドに対する思い入れは深い訳であります。


当日の会場、横浜ブリッツ。
ソールドアウトという状況が示す通り、とにかく会場は人で溢れ返っていた。
当然ながら熱気も凄い。開演20分前くらいに着いたけど、ロッカーは9割近く埋まっていたと思う。

前座のEngelのライブが終わって、ステージ転換の際にいつもの如く、ステージ前方にスタンバイ。
このライブの週は出張続きで精神的にヤケになっていたこともあり、
とにかく色んなものを発散したかった。狂いたかった。

SEにいかにもなスラッシュメタルナンバーが続き、いよいよステージは暗転。
『Wages of Sin』のオープニング「Enemy Within」のイントロが流れ出す。
メンバーが登場し、大歓声。ドラムのフレーズから始まり、イントロのツインリードが炸裂。
この瞬間に観客は「オイ、オイ、オイ」の大合唱。

いつもながらにかっこいい。
メタルのドラマ性が凝縮された最高のナンバーでライブはスタート。

アチエネのライブ、いつも音響に対して文句ありまくりだったんだけど、
今回のライブの音は素晴らしい。二本のギターの輪郭ははっきりとし、
硬質だけど「鳴り」が感じられるドラム、アタック感は控えめだけど低音をはっきりと聞かせるベース。
全ての楽器の響きが渾然一体となった、バランスに長けた素晴らしい音作りだったと思う。

何よりアンジェラのボーカルの声も、楽器の音に埋もれずよく通っていたし。
今回のPAに関してはグッジョブとしか言いようがない。
いきなりの迫力に、一気にテンションは沸点に達した。

間を置かずに「Burning Angel」がスタート。
この曲はモロにMegadethの「Hanger 18」っぽいんだけど、
あの8分のコード上昇フレーズは、典型的なメタルチューンっぽくて、これまたテンションが上がる。

イントロのギターフレーズでは「おーーーおおおおーおーおーおーおーーー」の大合唱。
自分、ギターフレーズで合唱するのが好きなんです。
こうして合唱出来るようなギターフレーズを作ってしまうマイケルアモットは素晴らしい。
日本のファンも基本、ギター合唱好きだよなー。Unisonicの「I Want Out」でのギター合唱も凄かった。

普段のライブでは定番だけあって、鉄板の盛り上がり。

そして一方で普段聴けない「Heart of Darkness」へ。
今回のライブでArch Enemyのミドルテンポ曲の素晴らしさを再確認した。

このバンド、やっぱり早くて激しい曲が人気高いと思うんだけど、
切り裂くようなザクザクのギターリフに、硬質なリズムが追随するこの曲は本当に気持ち良かった。
モッシュは一旦止んで一気にヘドバンモードへ。

また雰囲気は一転し、誰しもが認めるであろう代表曲「Ravenous」へ!
当たり前のように再度のエグいモッシュ発生。狂った。
テレビのBGMでも使われるくらいの名イントロ。この曲でもギターフレーズに大合唱。

いつもライブでやる曲であるけど
「Heart of Darkness」の繋がりで聴けるのが本当に嬉しかった。
完全再現ライブという企画の素晴らしさを身を持って体感していた。

「Savage Messiah」は一転してへヴィなスローナンバー。
この曲はギターの不穏さがたまらない。
ダニエルとシャーリーのリズム隊も本当に光っていた。

彼らってテクニカルであるんだけど、凄く味のある演奏出来る人達なんだなーって思った。
今までのライブでは音響がイマイチなこともあって実感できなかった。
ダニエルのドラムって、機械のような正確さが持ち味なんだけど、
シンバル一発の打ち方にしても、タムの叩き方にしても、凄く色々な表現を駆使している。

昔はその冷静すぎるリズムが、
バンドの演奏の勢いを削いでいるような感覚を持ったことがあったけど、
そんな認識が明らかに間違いであったことに気付いた。

自分がドラムという楽器に深く入れ込むようになったこともあるんだろうけど、
ダニエルのドラムに対して、僕は今回のライブにおいて魂を感じることが出来た。

「Dead Bury Their Dead」の前にアンジェラがMC。
この曲は去年の震災で苦しい思いをした全ての人に捧げたい、
この曲は希望についての歌だ、なんてことを言っていたような。

アンジェラのMCって日本人向けにゆっくりはっきりと語っていて、
凄く観客に対して自分の思いを伝えたいという誠実さを感じる。
日本人らしく、みんな静かに聞き入って、思わず拍手して、歓声上げてと。

凄くいい空気がこの時に形成されていたように思う。心地よかった。

曲が始まるとスラッシュビートのパートでは、再度モッシュ発生。
この曲、結構リズムチェンジが激しい曲だと思うんだけど、
ミドルテンポのパートに移ると一斉に周りがヘドバン始めて、なんか笑った。

そして個人的に待ってましたーの「Web of Lies」!
この曲凄く好きだった。普段のライブではやらない曲。恐らくこんな機会がなければ絶対聴けない。
へヴィなんだけど、サビなんて物凄くキャッチーで、すごくいい。

ギターソロがこの曲はまた最高なのであります。
正に完全再現に感動。

また、この曲はベースが凄くメロディアスなラインを弾いてて、
それがこの曲の魅力であるんだけど、当たり前のように再現されていてこれまた感動。
ほんと良かった、この曲。アンジェラに合わせて思わず歌ってしまった。
「うぇーぶ、おーぶ、らーーーいず」って。

「The First Deadly Sin」はまた一転してスラッシュナンバー。
少し疲れの見える観客達もまた一斉にモッシュ開始。
この曲のアンジェラはかっこ良かった。確かMC前にバイオレントな曲だと言っていた気がするけど、
観客の暴虐性に火をつけるような獰猛なボーカルとパフォーマンスで観客を引っ張っていたように思う。

「Behind the Smile」ではまた雰囲気は一転し、陰鬱で重いギターリフが会場を覆う。
この曲でもダニエルのドラムに釘付けだった。
ツインリードのギターソロがこの曲も素晴らしかった。

続いてインストの「Snow Bound」へ。
この曲は普段のライブでも定番であるんだけど、予想もしなかった事態が発生する。

マイケルが完全に音を外した…。

会場の「えっ…」っていう空気。そして沸き起こる笑い。
もう一人のギター、ニックも苦笑い。何やってんだよマイケル…。
後で知ったけど、ドロップチューンペダルのミスだったみたい。すっげー音低かったもん。

当然の如くやり直しで、今度はちゃんとギターのキーが合っていて、拍手。
なんか子供のお遊戯会みたいな感じだった。次はちゃんと出来たねーみたいな。

ま、面白かったから許す。完全再現の中にある、不完全再現。だからライブは面白い。

ラストの「Shadows and Dust」がこれまた良かった。
正直感動したのがイントロ。スネアが入るところで、
思わず自分は「オイ!」なんて声が思わず出てしまった訳だけど、
そんな人間がかなりの割合でいて、ちょっと笑った。同じような習性の人達だなーって。

自分、なんでもかんでも「オイ、オイ」ってかけ声かけるのあんまし好きじゃないんだけど、
メタルのライブの場合は、そのダサさがいいと思うし、自然にやってしまう。
他のジャンルのライブではあんましかけ声かけようなんて思わないんだけどなぁ、不思議だ。
「オイ!」と叫んで拳突き上げるのは、最高のカタルシス。

この曲のギターソロがまた絶品で素晴らしい。
あまり注目度の低い楽曲であるけれど「Shadows and Dust」はもっとフォーカスされていい、
アチエネの魅力が詰まった素晴らしい楽曲だと思っている。

この曲のギターソロを見ていながら、思った。
あまりにも早い時間の流れ。自分が待ち焦がれていたライブが、もう終わってしまう。
狂っていたけど、でも冷静で、感傷的になっていた自分がいた。

この曲が終わって巻き起こる盛大な拍手。
『Wages of Sin』完全再現ライブは、完璧な形で終わった。
僕の期待を大きく超えるような、本当に素晴らしいライブだった。


僕はArch Enemyというバンドと出会ってから、ずっとアルバムを買い続けていて、
かなり熱烈なファンの一人であると認識してはいるんだけど、
でもライブに関しては、毎回楽しくはあるんだけど、少なからずの不満を抱えて帰っていた。

今回のアチエネのライブは、本当に僕が求めていたものだった。
彼らと出会って約15年。今でもファンでいて良かった。
心からそう思える素晴らしいライブだった。

早くも今年のベストライブは決まりかな…。


これで追加公演行けてれば最高だったんだけどさ。

「Fields Of Desolation(完全ヴァージョン)」これは聴きたいよ…。
ライブ行ける方はこの曲でめちゃくちゃ盛り上がって、
次日本来たときも完全バージョンやってもらえるようにお願いしたいです。

【追記:4/18 PM10:50】
これ書き終えた後、無性に追加公演に行きたくなってきました。
チケットまだあるの分かったので、思わず明日のチケット買いました。
仕事なんて、もう何とかするしかないです。
「Fields Of Desolation(完全ヴァージョン)」もう一生聴くチャンスないかもしれないし…。


(セットリスト) 2012.04.14 横浜BLITZ

Enemy Within
Burning Angel
Heart of Darkness
Ravenous
Savage Messiah
Dead Bury Their Dead
Web of Lies
The First Deadly Sin
Behind the Smile
Snow Bound
Shadows and Dust

Yesterday is Dead and Gone
Drum Solo
Lament of a Mortal Soul

Silverwing
Guitar Solo
Intermezzo Liberté
We Will Rise
Nemesis
Fields of Desolation


B000063KPJWages of Sin
Arch Enemy
Century Media 2002-04-02

by G-Tools



Arch Enemy 「Burning Angel」
ギターフレーズでの合唱がたまらない。いかにも日本っぽい盛り上がりでいいです。
ライブ動画見てると、あの時の興奮が蘇ってくるのを感じます。



Arch Enemy 「Web Of Lies」 音のみ



Arch Enemy 「Shadows And Dust」 音のみ

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Arch Enemy 「Enemy Within」

自分の中で、リアルタイムで追いかけていたアーティストには思い入れがある。
Arch Enemyはそんなバンドの一つ。

割と息の長い流行りである、アルバム完全再現ライブ。
アチエネもとうとう『Wages Of Sin』の完全再現をやるらしい。
もう10年も経ったのか…、早いな。
http://www.creativeman.co.jp/artist/2012/04arch/


高校の頃に激しい音楽を追求していく中で出会ったのがCarcassだった。
しかし僕が聞き始めた頃にはマイケル・アモットは脱退していて、
彼が今どんな音楽をやっているんだろうということで出会ったのが、Arch Enemyだった。

アチエネを初めて聴いたのは、伊藤正則のパワーロックトゥデイで、
ちょうどCathedralとカップリングで来日して、ライブをやった頃だったと思う。
正則がライブの感想を色々と述べた後にかかった曲が「Fields of Desolation」だった。

この曲はとにかく変な曲だと思った。
ミドルテンポのリズムに、特長のあるデス声。唐突に切り込まれる哀愁のギターメロディ。
だけど妙に頭の中に残って、どうしても離れなくなって『Black Earth』を聴いた。

Carcassよりもよりメタル色を強くしたというか、
かなりドンシャリの音質が、当時の僕の志向にピタリと一致していた。

そして、巷で言われていたように、デスとメロディが完璧に融合したなんて感想はなくて、
メロディがかなりアンバランスに導入されている感じが、僕にとって新鮮だった。
いい意味での無理やり感というか。荒削りな感じが最高だった。

CDで聴く「Fields of Desolation」のアウトロのギターソロは、
本当に素晴らしいと思った。
あのギターソロ、何回も繰り返して聴いていた気がする。

アチエネは本当は単なるプロジェクトで終わる予定だったみたいだけど、
日本でのライブでの反響があまりにも高くてバンドの継続を決めたってのは有名な話。

そんな感じで彼らは『Stigmata』『Burning Bridges』を続けざまにリリース。
この二枚のアルバムはリアルタイムで聴いていた。

『Burning Bridges』は札幌の街中のCD屋まで発売日にチャリこいでアルバム買って、
帰ってきて食い入るように聴いていたのを思い出す。
今でも初回限定のパッケージが残っているし。

とにかく『Burning Bridges』の衝撃は凄かった。
これは名盤きたーっていう実感があった。
頭の「The Immortal」からインパクトありすぎ。ヨハンのボーカルが強烈過ぎるくらい強烈だった。
明らかに成長の跡が見えて、表現力も申し分ないし、何といってもブルータル度が一線を越えていた。

このアルバムはアチエネの代表曲ともいえる名曲が詰まった超名盤だと今でも思う。
とにかく激しい音楽を求めていた若き日の僕にとって、このアルバムにハマるのは必然だった。
頭4曲の流れなんて超絶もんだもの。

当然ながらアモット兄弟を初めとした楽器隊の、
ソングライティング、アレンジ、演奏は素晴らしかったんだけど、
このアルバムを名盤たらしめたのは、ヨハンのボーカルによるところが大きかったと思う。

このアルバムをきっかけに、彼らがもっと世界的に羽ばたいていくことを期待した。
どう考えてもスウェーデンと日本だけで終わるバンドになるなんて、勿体ないと思った。
彼らのポテンシャルは、明らかに彼らが今生きるフィールドには留まらないと思った。


そんな彼らに対する思いは、意外な形で裏切られることになる。

ボーカル、ヨハン・リーヴァの脱退。
しかもマイケルが首を切る形での脱退だという。
情報媒体ははっきりと覚えてないけど、多分BURRNだったと思う。

これはショックだった。あんないいボーカリストを何で切るんだって。

同時だったか、間があったかは覚えてないんだけど、
続いて飛び込んできたニュースが、Arch Enemyに女性ボーカルが加入、というものだった。

これもショックだった。えぇーって。

どう考えても音楽性を変えるとしか思えないメンバーチェンジ。
HammerFallに女性ボーカルを乗せたような正統派メタル路線を想像した。
なんかそれだと彼らの魅力って全然発揮できないような…って思っていた。

そしてBURRNに新ボーカリスト、アンジェラの写真が。
いや、綺麗やん。ルックスだけ見れば、確かに彼女が新メンバーに選ばれたのも分かる気がした。

とはいえ思い入れの深いバンドだけに、いよいよリリースされるニューアルバムは聴かんといかん。
そう思って一切の視聴なしに購入したのが『Wages of Sin』だった。

一曲目は「Enemy Within」。荘厳なキーボードの音に切り裂くようなギターリフ。
特に音質が変わったなーって思った。凄くクリアで切れ味の良いミックス。
イントロは完璧やん、こっからボーカル入ってどうなるか…って思っていたら。

なんか口あんぐりな感じだった。

何これ、想像していたのと全然違うじゃないか…って。

アンジェラのボーカルの衝撃は凄まじかった。
とても女が歌っているとは思えない。
今でこそそんなに珍しくなくなっている気がするけど、当時はほんとにこんな女ボーカルいなかった。

彼女が影響を受けたというジェフ・ウォーカーばりのデスヴォイス。
カッチリとしたリズム感は、ヨハンとはまた違う魅力があった。

このアルバムも楽曲の良さも相まって一発で僕の心を虜にした。
これは歴史に残る名盤だって。

実際アンジェラの加入、そして『Wages of Sin』のリリースをきっかけに、
彼らは世界的にブレイクするようになった。
ヨハンには申し訳ない言い方になるけど、アンジェラがバンドのステージを
数段高みに上げたことは間違いない事実だと思う。


『Wages of Sin』はバンドにとっても重要な作品であるだろうけど、
僕にとっても凄く思い入れの深い作品である。
あの衝撃がもう10年も前のことになるなんて信じられない。
それだけ俺も年取ったんだなー。

そんな昔の思い出を胸に、僕はライブに行きたいと思う。
当日予定空いてるのなんか分からないけど、絶対にチケットは取る。

きっと僕と同じような気持ちでチケット取る人って多いと思う。

この前のラウドパークでのライブも素晴らしかったけど、
やっぱり昔の曲をあんまりやってくれなかったのは物足りなかった。

ライブ一発目に「Enemy Within」なんて最高過ぎるでしょ。
もう今からライブ会場の状況が目に浮かんでくる。


B005M38GNSウェイジズ・オブ・シン
アーチ・エネミー
(株)トゥルーパー・エンタテインメント 2011-10-12

by G-Tools



Arch Enemy「Enemy Within」
アンジェラ、日本初来日時のライブ。このライブ動画も初めて見たときは衝撃だった。
ライブでもすげーじゃんって。イントロでいきなり走って登場ってインパクトありまくり。
beastfeastではアンジェラの喉の病気で見れなかったのが、ほんと残念だった…。



Arch Enemy「Enemy Within」
このライブもかっこいいです。アンジェラ、気合入りすぎだろ…。
ま、動画より実物の方が数倍インパクトあるけど。

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Arch Enemy 「Bury Me An Angel」

Arch Enemyの再録アルバム『The Root Of All Evil』を聴く。

昔さんざん聴いた曲ばっかりだから、ボーカルが変わっても、アレンジが多少変わっても、
あーやっぱりいい曲だなー、それ以上の感想は出てこなかった。
当時初めてオリジナル音源を聴いたときの衝撃って、二度と味わえないもんだなと、再確認。

これ、でも駄作かというと決してそうではなくて、
今のArch Enemyの音で録ってるから、音質がとてもクリアになって、
楽器のアレンジの細かいニュアンスまで感じることが出来るようになった。
聴き所は満載。

昔のアルバムってチューニングもかなり低いし、
音の輪郭がはっきりしないほど歪んだドンシャリサウンドだったからなあー。
あれはあれでB級臭さがあって好きだったんだけど。

特に、ダニエルのドラムとシャーリーのベース。
やっぱり上手いし、表現力もあるなー。


そして今回のアルバムの聴き所は何といっても、アンジェラのボーカル。
ヨハン時代の曲をアンジェラがどう歌いこなすかってのが、今作のテーマだったと思うんだけど、
かなり、いい仕事していると思う。

「The Immortal」あたりは、正直ヨハンの方が合ってるなーなんて思ったけど、
殆どの曲、自分のスタイルで、自分の歌のように歌いこなしている。
ここにきて、大分歌唱の幅が広くなったように思える。

重低音の王道的なデス声から、Carcassのジェフばりの下水道系ボイス、
そして女声交じりの絶叫スクリーム。時にメロディをなじるようにシャウトしたり。
すっごく表現力が増した。ここにきてまだ進化するなんて、すごいっすね。姐さん。

「Diva Stanica」なんて、アンジェラの歌声が入ってきた瞬間、ゾクっときた。


僕にとってのArch Enemyの魅力って、獰猛な演奏と美しいギターメロディのコントラストなんだけど、
クリアになった「Bury Me An Angel」の再録を聴いて、その想いを強くした。

高速のツーバスに乗せて刻まれる高速のギターリフ。物凄くアグレッシブ。
そんな中で唐突に挿入されるツインリードのフレーズ。完全に力業なんだけど、たまらない。
吐き捨て系のボーカルもかっこいい。

そしてこれまた唐突に導入されるスローテンポのパート。
どっしりしたリズムと、これまたどっしりしたギターリフ、
そして2本のギターで奏でる低音のメロディが、またたまらない。

そして紡がれるマイケルのギターソロ。ビブラートがすごく良い。
誰しもが認めるであろう、泣きのギター。

曲の間中ずっと、頭を振りたくなってしまう名曲。


Arch Enemyの全ての歴史はこの曲から始まった。
オリジネイターとしての地位を確立した彼らだけど、更にどんな進化を遂げていくのか。
本当に今後が楽しみなバンド。

Loud Parkではヨハン時代の曲、いっぱいやってくれることを願います。


B002H16WDEThe Root Of All Evil
アーク・エネミー
アール・アンド・シー 2009-09-30

by G-Tools



Arch Enemy 「Bury Me An Angel」 LIVE
ライブだと、この曲、めっちゃ高速です。ダニエルのドラム、すごい。てゆーか、みんな、すごい。
かっこいいライブ動画です。



Arch Enemy 「Bury Me An Angel」 ヨハン時代のPVです。ヨハンの声も好きでした。



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Arch Enemy 「Nemesis」

Arch Enemyの再録アルバム『Root Of All Evil』の先行音源として
「Beast Of Man」がアップされていた。

ヨハン時代と比較してチューニングが上がっていて、音質がシャープになっている。
あとギターソロがちょっと変わっている。
やはり当時の良くも悪くも胡散臭いドンシャリサウンドとは違う印象。

まあ、これはこれでいいかもって感想。
わざわざセルフカバーするレベルなんかな…、って気もしたり。
買うけど。

聞き比べてみたいなんて奇特な方がいれば聞いてみてください。
メタラーじゃなきゃ、どっちも騒音なんですが…。
僕にとっては思い入れのある名曲なのです。何といってもギターがかっこいい。

ヨハンボーカルの旧バージョン。
http://www.youtube.com/watch?v=oahr7ixN3DQ&feature=related

アンジェラボーカルの再録バージョン。
http://www.youtube.com/watch?v=XzEZ5D07BVg


アーク・エネミーは、デビュー当初からずっとアルバム買って追いかけている数少ないバンドで、
とてもとても思い入れのあるバンドである。間違いなく5本の指に入る。3本かな。

やっぱりこのバンドの一番の思い出といえば、
ボーカリスト、ヨハンの脱退、そしてアンジェラの加入である。
このときの衝撃ったらなかった。

名盤『Burning Bridges』でのヨハンのボーカルが気に入っていた僕にとって
彼の脱退はショックだった。
それにもまして新ボーカリストは女!っていう報道には、よりショックを受けた。
何考えてんのマイケル…、って思った。あのときは。

そしてこれまた名盤『Wages Of Sin』にて、アンジェラのボーカルの全貌が明らかに。
信じられなかった。こんな凄い声を出せる女がいたなんて…、って。
曲の良さも相まって、凄いアルバムになっていた。
もう解散するまでずっと付いていくって思った。それぐらいの衝撃だった。


ボーカルがアンジェラに変わって以降、
日本でしか人気の無かったバンドは、世界的にブレイクすることになる。

それも頷ける。やっぱりかっこいいもん、アンジェラ姐さんは。
音楽的には多少の変化はあったけど、
日本以外の国々でのブレイクは、この人の影響が大きいと思う。

とにかくライブが観たくて観たくてたまらなかった彼らを、去年ようやく観ることが出来たんだけど、
間近で見るアンジェラにはオーラがあった。スターのそれ。
ボーカルやっぱり上手いし、客の煽りも上手い。
結構いい歳の気がするんだけど、スタイルいいしルックスも良い。とにかく華がある。

かっこいい女の人。

フジで観たパティ・スミスもかっこ良かったけど、
かっこ良さという観点でみれば、アンジェラも個人的には匹敵するレベル。
あーいうスタイルで男社会に殴り込みをかけた革命者。


今年「Loud Park」で来日するけど、これは観にいきたい。
初期の名曲いっぱい聴けそうだし。
「Bury Me An Angel」聴きたい、「The Immortal」聴きたい、「Pilgrim」聴きたい。聴きたいー。

でもやっぱり「Nemesis」も聴きたい。アンジェラ時代の集大成的な曲だと思う。
とにかくライブ栄えするこの曲。
高速リフにギターソロがふんだんに散りばめられて、泣きのギターで高揚。
アンジェラのシャウトも冴えまくりで、メンバーの見せ場も多数。

起承転結がはっきりして、どの楽器にも聴き所の多い、メタルのお手本のような曲。
マイケル・アモットはやっぱり分かっている。天才。

この曲のライブで感動的だったのが、ギターのフレーズを客がコーラスしているところ。
アイアン・メイデンのライブなんかだとよくある光景らしいんだけど、
それがアーク・エネミーのライブで観られたことにまた感激。
後日インタビュー読むと、メンバーも非常に感動していたらしい。

日本のメタラーは素晴らしいと思った。みんなあのギターフレーズ好きなんだなって。
ほんと日本で愛されている、このバンド。そしてバンドも期待に応えてくれている。
相思相愛とはこのこと。


Arch Enemyは解散するまで、ずーっと追いかけるんだー。


B0009WPLM6Doomsday Machine
Arch Enemy
Century Media 2005-07-26

by G-Tools



Arch Enemy 「Nemesis」
2008年日本でのライブです。この動画、すっごくすっごく好きです。アンジェラ、男前過ぎ。



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プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

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