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サニーデイ・サービス 「忘れてしまおう」

ダメな一日の見本。


技術者の仕事の一つとして特許出願というものがある。
特許法の第1条から抜粋。

この法律は、発明の保護及び利用を図ることにより発明を奨励し、
もつて産業の発達に寄与することを目的とする。

僕ら技術者は産業の発達に寄与するために、特許を出願するわけだけど、
正直な話、今は各社が何でもかんでも出願するから産業発展の観点から見れば、
害はかなりあるような気がしている。

どこの会社でも技術者には特許出願のノルマがあって、
ぶっちゃけ質の伴わない特許も会社目標の数合わせとして出願されているような印象。

いつかこの話もちゃんと書いてみたいんだけど、それはまた別の機会にやるとして、
このような背景があって、とりあえず僕も出願のノルマがあるんで、
その資料作りを、今日家でやろうと思っていた。


そんで、全然やる気が起きずに、今に至る。
今日やったこと。

・起きる
・ドバイの競馬で日本馬が勝っていることに驚き、ネットで情報収集
・飯作って食べる
・ネットで昔のプロレス動画見まくる
・眠くなったので、寝る
・起きる
・洗濯する
・ネットで色々なサイト訪問する(マジで中身覚えてない)
・風呂場洗って、風呂入る
・飯作って食べる
・今

人間として最低限の営みとネットしかやってない。終わってる。
少しは生産的なことやろうと、とりあえずブログの更新をやろうと思い、今に至る。


昨日書いた記事とリンクするけど、自分の青春時代に出会えて良かったと思えるミュージシャンに、
サニーデイ・サービスがいる。

僕は高校の頃に友達から借りた『愛と笑いの夜』というアルバムに非常に思い入れがある。
初めて聴いたときはとにかく衝撃だった。
高校の頃はとにかく激しい音楽を好んで聴いていたんだけど、サニーデイははっきり言って
「ダルい」部類の音楽になるから、自分でもここまで気に入るのは不思議だった。

実はその前後の『東京』『サニーデイ・サービス』も一緒に貸してくれたんだけど、
僕が気に入ったのはなぜか『愛と笑いの夜』だけだった。
今でもそれらのアルバムは聴くけど、『愛と笑いの夜』が一番ということは変わっていない。

理由はよく分からないけど、『東京』『サニーデイ・サービス』は、
サニーデイ色が濃すぎるんだと思う。
恐らく『愛と笑いの夜』はサニーデイにとって異色な作品で、だから僕でも気に入ったのかなーと。
あんまし異色って印象は受けんけどなぁ…。やっぱり分からない。

でもとにかくこのアルバム、はっきり言って全曲が名曲だと思う。
ここまで完成度の高い邦楽のロックアルバムって、正直あまり思い浮かばない。
別に演奏力が高いわけではないし、狂気じみたテンションがあるわけではない。
ただ、とにかくいい曲を作って、いい演奏をしている。ただそれだけである。

とにかく一曲目の「忘れてしまおう」が超名曲。
この曲の歌詞には何回救われたかは分からない。
著作権云々のことを考えたら歌詞は抜粋にすべきなんだけど、
この曲の歌詞は全文載せるべきだと思うんで、載せてしまう。


胸元を締めつける 重たくて熱いかたまりが
きみのこと思い出せ思い出せとうるさいんだ
ぼくはただ歩きつかれ ひび割れた真っすぐな道で
引きずった足休め 煙草をくわえ火を点けた

すると空に大きな黒雲が肩をいからせて
突然の大粒の雨がぼくを襲うよ
ここがどこかなんて 忘れてしまおう

ひとり飲むコーヒーは終わったばかりの恋の味
窓際にきみの写真 悲しみに暮れる日曜日
ぼくはただふらふらと だれも知らない海辺まで
風景と静けさの中 水平線を眺めてた

すると海に真赤な太陽がザブンと飛び込んで
突然の冷たい水しぶきが目を覚まさせる
ここがどこかなんて 忘れてしまおう

夕立ちが黒くアスファルト濡らす
この道がどこへ行くかなんて忘れてしまおう
忘れてしまおう

すると空に大きな黒雲が肩をいからせて
突然の大粒の雨がぼくを襲うよ
すると海に真赤な太陽がザブンと飛び込んで
突然の冷たい水しぶきが目を覚まさせる
ここがどこかなんて 忘れてしまおう


とにかく切ない失恋の曲。
「ひとり飲むコーヒーは終わったばかりの恋の味」なんて、本当に素晴らしいフレーズだと思う。
何でこんな歌詞を書けてしまうのか本当に不思議。曽我部恵一って天才だと思う、ほんとに。
ライブだと本当に暑苦しい小太りのおっさんなんだけど。

なんか、こう、この曲って自分の境遇を重ねやすいわけで。
自分もそれなりに失恋した経験はあって、
「胸元を締めつける重たくて熱いかたまり」と格闘する日々もあった。

そんなときに、僕はこの曲を聴いて「ここがどこかなんて忘れてしまおう」と思って、
日常生活にまた戻っていく訳である。
その度、自分ってあまりにも単純で、やっぱ欠陥品なんじゃねーかって思う訳なんだけど。

メロディも歌声も素晴らしい。アコギのカッティングも素晴らしい。
自分の人生において、決して切り離すことは出来ないだろう曲。


シングルカットされた「白い恋人」「サマー・ソルジャー」は当然のように素晴らしいし、
「96粒の涙」「雨の土曜日」「海岸行き」は特に好き。
自分が泣き上戸だったら思わず泣いてしまいそうな切ない歌詞とメロディに彩られた名曲の嵐。
アルバムを通して全く飽きを感じさせずに一気に聴かせてしまう。

『愛と笑いの夜』。僕はやっぱり日本のロック史に残る名盤だと思う。
この作品に高校時代に出会えたことは、僕の人生にとって幸せな出来事だった。

○○君、ありがとう。正直、名前も思い出せないや…。向こうもそうなんだろうけど、ごめんね。
今どこにいて何をしているんだろうなぁ。
彼とはよくUKロックについてよく語り合ったもんだ。


さて、仕事するか。
その前に外に出て散歩しよう。

この道がどこへ行くかなんて忘れてしまおう


B00005FE0K愛と笑いの夜
サニーデイ・サービス
ミディ 1997-01-15

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サニーデイ・サービス 「忘れてしまおう」
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ジャンル : 音楽

サニーデイ・サービス 「サマー・ソルジャー」

昨年の夏、ライジングサンロックフェルティバル。
僕は石狩の地にいた。

夜明け前、彼らはステージに立った。
8年ぶりの再結成。
まだ暗く、肌寒い中、
彼らは観客とメンバーと対話を始めるが如く、演奏を始めた。

サニーデイは高校の頃に『愛と笑いの夜』をよく聴いていた。
曽我部恵一の作る歌詞、そしてメロディにやられていた。

恋愛をテーマに歌詞を書くと、想いが先行してしつこさが出てくるものだが、
彼の書く詩はそういったしつこさを感じさせず、
小説を書いているかのように言葉が紡がれていた。

自分が恋をしたとき、失恋したとき、
そんな気分のときはサニーデイの歌詞と自分を重ね合わせたりしてきた。

解散前の彼らをライブで観たことはなかったが、
石狩でサニーデイのライブを観ていて、
自分の高校時代、大学時代の頃の思い出が頭を巡っていた。

そして「サマー・ソルジャー」が始まった。

その唇 染めるのは 彼方に沈む夕陽なのか
ぼくの心つかまえて 青ざめさせる恋の季節

想いが溢れ、目頭が熱くなった。

彼らのライブが終わった後、朝日が顔を出した。
その朝焼けはため息が出るほど美しく、そして力強かった。
新たなスタートを祝福するが如く。


B00005FE0K愛と笑いの夜
サニーデイ・サービス 曽我部恵一
ミディ 1997-01-15

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サニーデイ・サービス 「サマー・ソルジャー」


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ジャンル : 音楽

プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

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