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Aerosmith 「Legendary Child」

エアロスミス、11年ぶりのニューアルバム『Music from Another Dimension!』をリリース。
そのニュースを僕は耳にしていたし、BURRNのレビューで高得点を叩き出したことも知っていた。

でも僕は決して、彼らのニューアルバムを買うつもりはなかった。
というのも彼らの音楽を下手すればここ数年、全然聴いていなかったからである。

エアロスミスは高校の頃に凄くハマっていて、『Big Ones』は鬼のように聴いていた。
ギター初めたての頃は、フレーズ簡単だったこともあってよくコピーもしていた。
友人とエアロのCD貸し借りして、テープにダビングして、それもよく聴いていた。
大学時代に札幌ドームにエアロのライブも観に行った。

それくらい思い入れのあったバンドなんだけど、
段々とブルージーなロック全般が苦手になってきたこともあって、
彼らの音楽を聴く機会は減っていった。

このブログを始めてから一回もエアロの記事を書いていないのが不思議なくらいだったんだけど、
でも実際聴いてなかったんだから、書くタイミングがなかったということ。

そんな自分だったけど、ある日、会社帰りにGreen Dayの『¡Dos!』をCD屋に買いに行ったとき、
どこかしらで聞き覚えのあるボーカルが聴こえてくるのを耳にした。

「エアロだ…」

たぶんファーストシングルの「Legendary Child」だったと思うんだけど、
スティーブンタイラーの声に懐かしさを覚え、それでいてパワフルな彼の歌声に僕は胸を打たれた。
運命的といったら大げさだけど、あのCD屋でのあの瞬間が、僕の時計の針を戻した。

今まで味わったことのないような、不思議な気分だった。

僕はCDの内容に期待はしてなかったけど、
でも今のエアロスミスがどんな音をアルバムに封じ込めたのか。
今すぐにでも聴きたくなって、予定になかったけど、思わずCDを買ってしまった。

結果的に、僕は彼らのアルバムを買って良かったと思った。
2010年代にも「エアロスミスここに在り」という底力を見せ付ける会心作。
『Music from Another Dimension!』はそんなアルバムだった。


「LUV XXX」からして、エアロスミス節がいきなり炸裂。
スティーブンタイラーの声とジョーペリーのギターは、もうエアロスミスと言う他ない。

いきなり高らかにエアロスミス復活を宣言する、パワフルなナンバー。
自分はこの一曲目を聴いていきなり興奮。エアロスミス、今でもすげーーーって。
この曲は文句なしでかっこいい。

「Oh Yeah」はミドルテンポのロックナンバー。
女性コーラスも交えた「おーいぇー」の合いの手が凄く好き。
ホーンも導入されたゴージャスな雰囲気は正にスタジアムロックバンドのそれ。

「Beautiful」は「Walk This Way」風のラップ調ボーカルが入った曲。
それでいてサビにベタでキャッチーなメロディを配した、ちょっと変な曲。
エアロスミスじゃないと成立しないんじゃないかというギリギリさ加減がかっこいい。

「Tell Me」はスティーブンのボーカルが映える、エアロとしては十八番なロックバラード。
意外にもこの曲はトムハミルトンが書いている。セルフカバーとも言えるような曲。
ちょっと小粒感がある曲だけど、メロディはいいし、やっぱりかっこいい。

「Out Go The Lights」は雰囲気が一転して、
『Toys in the Attic』『Rocks』あたりを髣髴とさせるハードロックナンバー。
ハネるリズムとギターリフがこれまたかっこいい。トムとジョーイのリズム隊がいい仕事してる。

終盤にはセッションそのまま撮りましたーって感じの応酬があり。
まだまだ俺達はロックバンドとして枯れてねーんだって主張するかのよう。

「Legendary Child」はイントロのギターが印象的な曲。どうやって音作りしてるんだろう?
ファーストシングルになっただけあって、凄くキャッチー、それでいてパワフル。
この曲もギターリフがかっこいい。とにかくかっこいいとしか言いようがない。

「What Could Have Been Love」はこれまた一転して、エアロお得意のバラード。
「I Don't Want to Miss a Thing」の続編を意識して作った曲みたいだけど、確かにそんな雰囲気。

こういう曲やらせたら、エアロスミスは本当に凄い。
特にスティーブンのボーカルは素晴らしい。感動的に、ドラマチックに盛り上げて、歌い上げる。
この曲はまた新たな名曲として刻まれそうな気がする。

「Street Jesus」は、曲の途中でテンポが上がって疾走するハードロックナンバー。
70年代エアロ好きな人は、この曲こそ待ってましたって感じになるかもしれない。
自分はこの曲はそこまで…って感じだけど、ライブだとかなりかっこ良くなりそう。

「Can't Stop Loving You」はこれまたバラードなんだけど、
キャリー・アンダーウッドとのデュエット曲。この方はオーディション上がりで
グラミー賞新人賞も受賞している、恐らくアメリカでは有名人な方。

自分、この曲のサビのメロディがめっちゃ好き。
初めてこの曲を聴いたときは思わず引き込まれて、聴き入ってしまったのを思い返す。
スティーブンの声ってコーラスに回っても新たな味があっていいなーって思った。

何か中間部分は「We are the World」みたいな雰囲気なのも御愛嬌。
この曲はロックリスナー云々ではなくて、
音楽を聴く人全てに訴求出来る力を持った曲なんじゃないのかな。

「Lover Alot」はイントロからしてまたかっこいい。
このアルバムはバラード多い気がするけど、要所にこういうハードロックナンバー入れて、
上手くバランス取ろうという狙いが垣間見える。
個人的にはもう少し盛り上がりが欲しいところだったけど。

「We All Fall Down」はこれまたバラード。
ただ、この曲はピアノとストリングスがメインのアレンジで、
壮大な雰囲気の中でスティーブンが歌い上げる曲。決してロックバラードではない。

いい曲だけど、正直自分は、あまり掴まれなかった。
もう少しギターも前面に押し出してくれたらなーって思う。

「Freedom Fighter」は、ジョーペリーがボーカルを取った曲。
ジョンの声、渋い。シブーい。そんで、歌があんまし上手くないのが微笑ましい。
いかにもなロックナンバーでかっこいいんだけど、ボーナストラック感ありまくりな曲。

「Closer」では、更にそんなシブーい路線を受け継ぐかのようなスローな曲。
ただ、サビに行くといつものエアロのバラードって雰囲気になる何とも不思議な曲。
かなりメンバーは粘っこい演奏していて、キャリアの為せる業って印象。
自分にとってはあまり好きな雰囲気ではないんだけど…。

「Something」はイントロのオルガンの音色がまず耳を惹く。
そしてヘヴィなリフと共に入ってくるのは、またジョー様のシブーいボーカル!
ジョーペリーボーカルの曲が2曲も入ってる。何か完全に別なバンドになっている。
正直、スティーブンのボーカルで聴きたい…ってのが本音。決して悪いって訳ではないけど。

「Another Last Goodbye」はラストのこれまたバラード。
あの盟友、デスモンドチャイルドが作曲にクレジットされている。
当然期待…だったんだけど、バンド演奏は一切なしの、ただのスティーブンソロ曲って趣き。
これがラストってのが残念。


あくまで僕個人の感想と断っておくけど、
はっきり言ってしまえば、ラストの5曲は自分にとって不要の曲だった。
10曲でしっかりまとめてくれた方が、アルバムとして良かったんじゃないかって思う。

ただ、このアルバムは11年ぶりのオリジナルアルバム。
本人達が楽しみながら作り上げることが必須だったんだろうし、
ジョーがボーカル取った曲にもそういう雰囲気が感じられるし、
そこは許容してあげなくちゃいけないのかなと思う。

決して『Music from Another Dimension!』は完璧なアルバムなんて言うつもりはないけど、
でも2010年代にも「エアロスミスここに在り」という底力を見せ付ける会心作だと思う。
何といっても、かっこいい。とにかくかっこいい。それしか言いようがない。

ロック史において、彼らみたいに波乱万丈を繰り返すバンドって、
もう出てこないんじゃないのかな。
エアロスミス、やっぱり彼らはロックの伝説。

またあのかっこいいライブを観に行きたいと思った。
自分の中のエアロ熱が、また再燃してしまったみたいだ。


B0085RQLXKMusic from Another Dimension
Aerosmith
Sony 2012-11-06

by G-Tools



Aerosmith 「Legendary Child」
もう還暦過ぎてるおじいちゃんなのに、かっこいい。
スティーブンタイラーとジョーペリーは、最高のコンビだと思う。



Aerosmith 「Can't Stop Loving You」
とにかく「いい曲」としか言いようの無い名曲。
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テーマ : お気に入り&好きな音楽
ジャンル : 音楽

プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

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