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The Wildhearts 「Inglorious」

先月ワイルドハーツのジンジャーが来日していた。
自分はワイルドハーツ初心者なのでセットリスト見て今回はパスしたけど、
昔からファンだった人には楽しめるライブになっていたらしい。
ジンジャーは日本好きみたいだし、また来日してくれるでしょ。

ワイルドハーツも高校の頃に出会ったバンドだった。
といっても当時はそんなに熱心に聴くバンドではなくて、
あくまで聴いたことがあるってバンドだった。理由はよく分からないけど。
ポップだけどハードなロックってなると、日本のバンドを当時は好んで聴いてたからかな。

時は流れ、自分が社会人になって30近くになった頃、
ドラムを始めてコピーのバンドやるようになった。
そのときにメンバーの一人がやりたいと言ったのがワイルドハーツの曲だった。

しかも彼がやりたいと言ったのが「Inglorious」。
『Earth Vs The Wildhearts』と『P.H.U.Q.』は持っていて、
それなりに代表曲は知っていたつもりだったけど、この曲は知らなかった。

なのでYoutubeで「Inglorious」を探して聴いてみた。
初めて聴いた感想。「長っ、覚えられねー」

ポップなハードロックってコンパクトにまとめられた曲構成ってのが定番だと思うんだけど、
このバンドの場合は、そういう曲もあるけど、長尺の曲もあることを知った。
でもコピーするには長くて覚えにくいけど、聴いている分には長さを感じさせない
スムーズな曲展開にジンジャーという人の才能を大いに感じた訳で。

興味を持った僕は「Inglorious」が収録されているアルバム『Fishing For More Luckies』を購入。
元々このアルバムはファンクラブ向けに作られたアルバムがベースになっているんだけど、
あまりにも長すぎる曲をシングルとしてリリースすることをレコード会社が許可しなかったせいで、
色々と紆余曲折あったアルバムになっているみたい。

詳しいことはこのサイト読むと分かります。
http://www7.plala.or.jp/tomikyu/wildhearts/fishing.html

『Fishing For More Luckies』で自分は完全にワイルドハーツにハマった。
「Sick Of Drugs」「Red Light - Green Light」
というシンプルでかっこいい曲に当然虜にはなったんだけど、
作りこんだ長尺の曲を聴いていて、こんな凄いバンドだったんだーって理解するようになった。
その中では「Inglorious」「Schitzophonic」「Sky Babies」の三曲がお気に入り。

コードワークは誰しもが指摘するビートルズの影響が如実に出ていると思う。
聴いていて、おーこんなコード進行するんだーって発見の連続。
コーラスもふんだんに入っていて、
メロディを気持ちよく聴かせるアレンジの力は本当に素晴らしいと思う。

そして、一つ一つのバッキングとリフはシンプルではあるんだけど、かなり入り組んだ曲構成。
ジンジャーって凄く神経質な人なんだろうなって思ってしまうほど、
かなり細かいところまで考えて作られているような印象。

これらの曲を実際にバンドでコピーしてみると分かると思います。
本当に発見の連続。ジンジャーのマジックを一つ一つ解体していく作業は楽しかった。
難しいフレーズってのはないからコピーはしやすいと思うけど、
一つ一つのフレーズを紡いでいく構成力に驚きを感じること請け合いです。

作曲やる人だったら勉強になるんじゃないのかな。
自分は出来ません。はい。


ワイルドハーツって、正直ポテンシャルのわりに
そんなに売れなかったバンドって印象を常に持っていた。

レコード会社との確執とかメンバーチェンジの連続とか、バンドを巡るゴタゴタが多すぎて、
多くの人にバンドを売り込むという露出の面で不利があったと思うし、
ブリットポップ全盛のイギリスに登場してしまったというタイミングも悪かった。

アメリカで起こっていたメロコアブームとリンクして、
このバンドがもっと評価される機会があっても良かったと思うし、
日本でもHR/HMという枠組みから離れた売り出され方をしても良かったと思う。

バンドとしても勝負のタイミングで『Endless Nameless』を出してしまったのが痛かったかな…。
ジンジャーらしい、体制に媚びない姿勢は素晴らしかったとは思うんだけど。
少なくとも『P.H.U.Q.』の延長線にあるアルバムをリリースしていれば、
このバンドを巡る状況も、ひょっとしたら音楽界の流れも変わったんじゃないかと思っている。

とはいえ彼らが残した音源の素晴らしさは、今でも変わることはない。
『Fishing For More Luckies』はきっとしばらく自分の愛聴盤であり続けると思う。
このアルバムこそ、ワイルドハーツの真髄が味わえる名盤なんじゃないかと思います。


B0000549SYフィッシング・フォー・モア・ラッキーズ
ワイルドハーツ
イーストウエスト・ジャパン 1996-05-25

by G-Tools



The Wildhearts 「Inglorious」
中盤、リズムチェンジしてからの怒涛の展開は素晴らしいです。濁流に流されるよう。
この曲は硬質なギターリフがかっこいい。



The Wildhearts 「Schitzophonic」
この曲はメロディアスなコーラスとコード進行が素晴らしい。
あっという間に最後まで聴けてしまいます。
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テーマ : お気に入り&好きな音楽
ジャンル : 音楽

プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

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