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Thin Lizzy 「The Holy War」

最近になって、レスポールの音がまたたまらなく好きになってきた。
あのギターの独特で骨太な音って、代わりの利かない音だと思う。

レスポール使ったことある人なら分かると思うけど、
あのギターって凄く重たいし、ネックも太いし、ハイポジション弾きにくいし、
扱い難いギターであるんだけど、あれを豪快に弾ききってしまうギタリストが世の中にいる訳で。

といっても最近のレスポール使いのギタリストってあまり思い浮かばなくて、
昔のギタリスト、ゲイリー・ムーア、ジョン・サイクス、ザック・ワイルドってところになるんだけど。
この三人の特徴って、とにかくピッキングが豪快なところ。
そしてチョーキングも、ヴィブラートもとにかく豪快に決める。

最近思ったんだけど、ジョン・サイクスとザック・ワイルドって、
かなり系譜として近いと思っている。ザックは特にジョンの影響を公言してはいないようだけど。
低音域でのピッキングハーモニクスだったり、フルピッキングでペンタのフレーズを
強引に弾ききるところなんて、かなりスタイルとして近い。

技術的にはザックの方が後の世代ってことで上だと思うけど、
ギタリストとしての個性って面では、甲乙付け難いなーって思っている。


Thin Lizzyは『Black Rose: A Rock Legend』を高校の頃に聴いて、
正直あの哀愁のハードロックが当時は受け入れられずに敬遠していたアーティストなんだけど、
歳を取った最近はかなりしっくり来るようになった。
『Jailbreak』『Black Rose』、かっこいいと思うようになった。

そしてジョン・サイクス在籍時の『Thunder and Lightning』を聴いてみた。
このアルバムはそれまでのシン・リジィとはちょっと違うなーって感じで、
最初は違和感あったけど、ジョン・サイクスの素晴らしいギタープレイと相まって、
かなりお気に入りのアルバムとして繰り返し聴くようになっている。

当時ジョン・サイクスは23歳。若い。若いのにギターはめちゃめちゃ上手い。
正にゲイリー・ムーア直径のギタリストと言えるんだけど、
あのマシンガンピッキングを更に進化させた、新たなギターヒーローって感じ。
当時は衝撃的だったと思う。ザックの登場時、もしくはそれ以上のインパクトだったんじゃないのかな。

このアルバムで好きな曲は「Thunder and Lightning」と「The Holy War」。

「Thunder and Lightning」はシンプルなリフでひたすら押しまくる、
シン・リジィっぽくない曲であるんだけど、これがレスポール特有の音の厚みと相まって、
非常にかっこ良く仕上がっている。
フィル・ライノットのボーカルも、凄く男臭くて力入っててかっこいい。

スコット・ゴーハムとジョン・サイクスのギターソロがそれぞれ入っていて、
そのがっぷり四つの力比べ感がたまらない。

この曲でのジョンのギターソロのピッキングは凄まじい。はえーよ。
どうやったらレスポールであんなに早く弾けるんだよって感じ。
多用されるピッキングハーモニクスも、フレーズのアクセントとして効いていて素晴らしい。

ジョン・サイクスのスタイルがこの時点で確立されていることが、何よりも驚き。


「The Holy War」はイントロのベースリフがかなりかっこいいんだけど、
そこにツインリードのフレーズが絡んでくるところで一気に雰囲気が変わる。
これぞ哀愁のシン・リジィって感じ。初めてこの曲を聴いたとき、イントロだけで名曲だと思った。
当然ながら歌メロも秀逸。彼らにしか出せない、独特の雰囲気がこの曲には宿ってる。

そしてやっぱりこの曲もギターソロが素晴らしい。
マイナースケールのメロディをチョーキングとヴィブラート効かせて
ネバっこく聴かせるってのがコンセプトなんだけど、
20代前半の若者がゲイリームーアばりの表現力で弾ききってしまうところは、ほんと凄いと思う。

ゲイリーじゃないけど、演歌に通じるコブシがある。
日本人に人気あるのも、分かるわ。

ただし合間にさらっと挿入される早弾きのフレーズ。やっぱり早い。
彼の場合はでもそれが嫌味な早弾きじゃなくて、感情の高揚を音の詰め込みに表現しているというか、
必然性の感じられるフレーズだから、すんなりと感動的に受け入れられる。
ただの超絶技巧の披露って感じが全くしない。

ちなみに、クリス・インペリテリとか、もう超絶的に凄いとは思うんだけど…、
やっぱりそこに必然性が感じられないから、僕はあまりハマれなかったクチであり。

ライブ動画初めて見てみたけど、この人かなりピッキングも独特。初めて知った。
早弾きのときにピックが上向きになっている気がする。
そこが彼独特のアタック感に繋がっているのかなーと。深い。


久しぶりにギター取り出して弾いてみようかと思ったけど、
レスポールの重みに耐え切れず、あっさりとギターを持ち替えた自分がいる。
レスポール持てなくなるほど、僕は軟弱になったみたいだ。

でも温故知新、レスポールの音って、ロックの原点って感じがして、
聞いてる分にはやっぱりいい。


B005S1Y3TUサンダー・アンド・ライトニング
シン・リジィ
USMジャパン 2012-01-18

by G-Tools



Thin Lizzy 「The Holy War」
ジョン・サイクス加入後、初めてのライブの動画らしいです。
しかしバンドの演奏、めちゃめちゃ上手い…。この頃のライブ観てみたかった。



Thin Lizzy 「Thunder And Lightning」 音のみ
この曲はジョンのパートが削られたライブ動画しかなかったので…。



ついでに、Whitesnake「Crying in the Rain」でのパフォーマンスを。凄すぎだ…。
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テーマ : お気に入り&好きな音楽
ジャンル : 音楽

プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

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