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ゆらゆら帝国 「午前3時のファズギター」

ゆらゆら帝国が解散してしまった。
好きなバンドがどんどん解散してしまっていく…、悲しい。
http://www.yurayurateikoku.com/

僕にとって彼らは、日本人が作るロックでもかっこいいんだと思わせてくれた存在だった。
世界広しといえども、あんな音を鳴らすバンドは、無かった。
とにかく個性的で、ライブではあまりに衝撃的な世界観で、僕に数多くのカタルシスを与えてくれた。

単独も行ってたし、フェスで出てれば必ず観てた。
いつでも彼らのライブは凄かった。


初めて彼らのライブを観たのが、Rising Sun Rock Festival2004のときだった。
後輩達があれは狂人のライブだって言ってたから興味持って、CD聴いたことなかったけど、ライブを観てみた。
会場のRed Star Fieldはそこまで収容人数は多くないせいで、会場に人が溢れ返り、
通路が通路として機能しない状態になっていた。とにかく熱気に溢れていた。

メンバーが入場し、やたらと長髪のベースとドラムのビジュアルが目に入った。
そしてギターボーカル、変な格好してるなあ…、と。

演奏が始まり、会場はバンド名通り、揺れていた。
想像以上にしっかりした演奏とグルーブに、自然と僕も体を委ねていた。

その中で演奏された「午前3時のファズギター」。これは衝撃だった。

ファズ踏んだのをきっかけに、文字通りギターボーカルにスイッチが入り、変な動きでギターを弾き始めた。
スケールとかそんなもの完全無視で、本能の赴くがままに、ギターをかきむしっていた。
挙句の果てに痙攣したみたいに飛び始めて、そして飛び過ぎて、ステージ上に飛んだ。
観客は大喜び。会場で観てた横の人も「とうとう出たか」とつぶやき、満足げだった。

何というか、全然意味が分からんかった。
頭がおかしい人が頭のおかしいギターを弾いている。

日本にもこんな凄いバンドがいたんだと、僕に強烈な印象を残し、僕の頭に彼らの名前は克明に刻まれた。


それ以来、僕は後輩にCDを借りて、彼らの音楽に触れ、その素晴らしさを実感することになった。
特に「グレープフルーツちょうだい」「発光体」「バンドをやってる友達」は、
僕のお気に入りとして、何回も何十回も再生されることになった。

歌詞もおかしければ、演奏もおかしい。とにかく、変。
独自の道を追求する彼らの姿勢は、がっちりと僕の心を掴んだ。

ほどなく僕は彼らのライブを観るようになり、観れば観るほどハマることになった。


一番良かったと思うライブは2008年のフジロック。White Stage。The Musicの前で、トリ前の出番。
日本人が2番目に大きなステージでトリ前を努めることに否定的だった人もいるかもしれないけど、
十二分すぎるほどに、そのポジションに見合う演奏を見せてくれた。

鬼神の如きグループの柴田のドラム、静かにしかし這うように指板を駆け巡る千代のベース、
そして闇の中に浮かび上がる、坂本の存在感ったらなかった。
赤い照明に照らされ、演奏する彼らの姿は、もうなんていうか、とんでもなかった。別世界だった。

あのときはギターロックのゆら帝というより、もうゆら帝ってジャンルの音楽って感じだった。
トレードマークであるギターなしで曲を成立させていて、とにかく凄いと思った。

木々に囲まれた森の中、漆黒の闇。
あのシチュエーションで、坂本がマラカス持って歌ってる…。

今思い出しても、鮮烈な印象が残っている。
僕らが生きる世界とは完全に別世界に、彼らは行ってしまったんだと思った。


彼らは解散の理由について、こう述べている。

しかし、完成とはまた、終わりをも意味していたようです。
解散の理由は結局、「空洞です」の先にあるものを見つけられなかったということに尽きると思います。
ゆらゆら帝国は完全に出来上がってしまったと感じました。

彼らは惰性でバンドを続けることを善しとしなかった。
彼らはアルバムごとに挑戦を続け、その都度新しい世界観を僕達に見せてくれた。
彼らは本当にストイックに音楽をやっていたんだろうなと、感服する。

過去最高の状態に到達できたから、解散する。
ファンとしては凄く悲しいことだけど、でも、たまらなくかっこいい。

ゆら帝の終わりとしては、彼ららしいといえる、完璧な終わり方だったのでしょう…。


ちなみに僕、バンドTシャツは買わない人なんだけど、彼らのTシャツは2枚持っている。
バンドTはゆら帝とSlayerしか持っていない。
坂本のデザインするTシャツは好きだった。バンドロゴも殆ど目立たないし、普段着として着て街歩いてた。

坂本がソロ活動しても、Tシャツのデザインは続けてほしいなあ…。


彼らの次の活動については、今後も追いかけていきたい。
そして今はとにかく彼らへの感謝の気持ちでいっぱいである。

かっこいいバンドだった。


B00005FE1Fミーのカー
ゆらゆら帝国
ミディ 1999-06-16

by G-Tools



ゆらゆら帝国 「グレープフルーツちょうだい(途中から)」「午前3時のファズギター」RSR2004
僕がまさにこの場にいて衝撃を受けたライブ演奏です。画面上で観てても、凄まじい。
こういう思い出の演奏がアップされているのは、すごく嬉しいことであります。



ゆらゆら帝国 「発光体」これもRising Sun Rock Festival。2000年の演奏です。
この曲によって、完全に僕はゆら帝にハマったと言えると思います。
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テーマ : お気に入り&好きな音楽
ジャンル : 音楽

プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

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