スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

65daysofstatic 「Radio Protector」

水曜日、65daysofstaticのライブに行ってきた。

恵比寿も久しぶりならリキッドルームも久しぶり。
たぶん、Back HornとGo Go 7188の対バン以来だった気がする。
恵比寿もリキッドルームも個人的にはかなり雰囲気が好きだったりする。
やっぱりその印象は今でも変わっていなくて、もっとここまで足を運ぼうと思った。

前座のKong、なかなか良かった。
変なメイクをしたメンバー。ベースは弛んだ腹を見せ付けるように、ボクサーパンツ一丁。
MCはモゴモゴしゃべっていて何言ってるかよくわかんないし、とにかく変なバンドだった。

変拍子使いまくりでノリずらい轟音ハードコアをひたすらに畳み掛けていく。
ただ、やっぱり65dosの客層とは噛み合わないところがあったみたいで、
「Be loud!」って煽ってもシーンとなってたし、客をステージに上げようとしても、
なかなか上がってくる客がいなかったりと、申し訳ないけど温度差にちょっと笑ってしまった。

でもなんだかんだでラストは客が数人ステージに上がってくれて、いい盛り上がりの中にライブは終了。
しかし、ステージに上がったお客さんたち、ノリずらそうだったなー。
あんな変則的な曲で狂えって、無茶でしょ。面白かった。


そんで65dosのライブ。

僕は最新アルバムを実は持っていないし、聴いていなかったので、知らなかった曲が多かった。
でもはっきり言って、曲なんか知らなくても、このバンドのライブは絶対楽しめる。
今回のライブを観て、僕はその思いを強くした。

なんか大分縦ノリでグイグイと客を煽って引っ張っていくような曲調の曲が増えたなーって思った。
客にオイ、オイって煽ってたし、このバンド、こういう直接的に客を盛り上がらせるような
ダンスチューンみたいのも好きなんだなーってちょっと意外だった。
勝手に僕はこのバンド、文学青年みたいな印象を持っていたので。

とはいえ、序盤で連打された「Await Rescue」「Retreat! Retreat!」は、さすがの素晴らしさ。
今のモードの彼らの曲も素晴らしいけど、僕はやっぱりこういう昔の雰囲気の方が好きみたいです。

静と動のコントラストを巧みにコントロールして、
静かに熱く感情が爆発していくこれらの曲は正に彼らの真骨頂ともいえるところで、
ギター、ベース、ドラム、そして電子音が渾然一体となって、クライマックスに達していく様は、
本当に興奮だった。一つ一つの音が本当に美しい。

音作りの面で、ギターの音が特に小さくて、全体的にも音が小さいという不満はあったけど、
逆に一つ一つの音の細かいニュアンスが丁寧に感じられるといういい面もあった。
もっと気持ちよく飛ばしてくれるなら、もっと轟音の方が良かったんだけど、
今回のライブは、一つ一つの音に耳に傾けさせるような、そんな側面があった。

前観たときもそうだったけど、このバンド、特にドラムが素晴らしい。
リズムの正確さもさることながら、フレーズ作りのセンス、
そしてなにより一つ一つのショットに対するメリハリが素晴らしい。

ドラムと言う楽器をメロディアスに聴かせるドラマーって、なかなかいない。
無機質なはずのブレイクビーツに命を吹き込むと、あんな強靭なグルーブが生まれるんだーって、
ドラマーの端くれとしてはすごく憧れの感を抱いた。

あっという間に本編が終わって、ちょっとはえーよって思ってたら、
アンコールで彼らが登場してからが凄かった。ガッツリと演奏しまくってくれた。

「Radio Protector」はやっぱり素晴らしかった。イントロのピアノのフレーズで大歓声。
あのフレーズにギターとベースが重なって、ドラムが重なって、
一気に沸点に達していくこの曲は、正にライブのクライマックスと呼ぶにふさわしい演奏だった。

ラストの「AOD」は、そんなライブの沸点を静かに身体の奥に再びしまい込んでいく様な、
荘厳な雰囲気の演奏だった。音の隙間に感じられる静寂がたまらなく心地よかった。
観客も彼らの一音一音に集中し、彼らが描く世界を壊さないように、彼らの音に耳を傾けていた。
ギターの残響が響く中、客席はほんとにシーンとしてたもん。凄かった。


彼らの音楽ってインストってこともあって、相当に文章力ある人じゃないと、
正確に彼らのライブの凄さを伝えることってムリじゃないかと思う。
とりあえず指の動くがままに、よく分からない文章を感想として綴ってきたけど、
それが彼らのライブを観た僕の感想です。

文章や他の手段では表現できないものがきっとある。
音楽でしか表現できないものがきっとある。

そんなことを考えたライブだった。


(セットリスト)2011/1/26 恵比寿リキッドルーム
Go Complex
Piano Fights
Await Rescue
Retreat! Retreat!
Crash Tactics
Dance Dance Dance
Weak 4
Japan
Pacify
PX3
Mountainhead
This Cat Is A Landmine
Tiger Girl

Debutante
Radio Protector
AOD

B000EUMQOYOne Time For All Time
65デイズオブスタティック
Thomason Sounds 2006-03-19

by G-Tools



65daysofstatic 「Radio Protector」
何の予備知識もなく観た2009年のサマソニのライブ。
彼らのライブに衝撃を受け、以後彼らの音楽に触れるようになりました。
インタビュー聞いていても、すごく人柄的にも好感が持てます。
代々木公園をあそこまで褒める人は初めてですね。
スポンサーサイト

テーマ : お気に入り&好きな音楽
ジャンル : 音楽

65daysofstatic 「Mean Low Water」

めったにないことなんだけど、行きたいライブが重なっている。

3/23(火) 65daysofstatic 渋谷duo music exchange
3/23(火) eastern youth 渋谷O-EAST

なやましー。どっちも渋谷だし。神様がいたら恨みたいです。

とはいえ決断しなくてはいかんので、結局イースタンのチケットを買った。
普段だったら絶対65dos行くんだけど、
吉野が復帰してからイースタンとして東京1発目のライブだからな…。

色々と迷ったけど、今回はその瞬間に立会いたいと思った。
65dosはきっともっと大きくなって、今後も日本に来てくれるだろと。


とはいえ65dos、去年からかなり聴いています。
きっかけは去年のSummer Sonic。全然彼らの曲を聴いたことなかったけど、ライブは衝撃だった。
激しいステージングに身体が反応するというより、唖然とした感覚で突っ立って観てた。

だいぶ記憶が薄れてきてしまっているんだけど、とにかく静と動のダイナミズムが凄かったような。
静かに美しいキーボードとギターの旋律が鳴り響く一方で、
ノイジーなサンプリング音と轟音ギターが耳をつんざくように鳴り響く。

ライブを観る、というより、音を浴びる、といった感じだった。

ビートで踊らせるって感じでもなかったしなー。
バカスカとドラムの手数がやたら多かったのも覚えている。
全然的外れな形容かもしれないけど、解放の音楽だなって思った。魂の解放。抜け殻になっていくような。


サマソニで衝撃を受けた後に、CDを買ってみた。名盤と誉れ高い2nd『One Time For All Time」。
これがまた、完成度高くて衝撃。

1曲目の「drove through ghosts to get here」から掴まれた。
院生の頃、Aphex Twinの『Richard D. James Album』と『drukqs』をよく聴いていたんだけど、
そこら辺の音を思い返した。実際彼らAphex好きみたいだし。

攻撃的な打ち込みのビートと、ノイジーなサンプリングに乗せて、
美しい鍵盤のフレーズと轟音ギターが炸裂していく。
ありそうで今まで聴いたことなかったなって思った。

こんなセンスあるバンドがさらっと出てきてしまうのがイギリスの恐ろしいところ。

皆が絶賛するように「Await Rescue」、「Radio Protector」は当然のように素晴らしいんだけど、
一聴して地味に聴こえるような中盤の曲も好きだったりする。

特に好きなのが「Mean Low Water」。
この曲のドラム、かっこ良すぎ。ハイハットの刻みがたまりません。
ドラムのビートに絡みつくベースラインも素晴らしい。

他の曲と同様に美しい鍵盤とギターのフレーズもフューチャーされているし。
中盤からサンプリング入って、音が重なり合って渾然一体となって鳴らされる様は、壮絶。

わずか4分ちょっとでここまでクライマックスを作ってしまえるんだから、凄い。
はっきり言って並みのバンドではないと思います。
キャリアを積んでいくにつれて、音楽界において重要な地位を占めていくことは間違いないと思います。


ちなみにこのバンド、僕は圧倒的に夜聴くことが多い。
車の中で、もしくは夜道を歩きながら。なんか聴きながら、静かに燃え滾るような感覚に陥ります。

フジロックで観てみたい。
彼らのイメージって室内なんだろうけど、夜の野外で、彼らの音はかなり覚醒するんじゃないかな。

あー観たいー。


B000BML0U6One Time for All Time
65daysofstatic
Monotreme 2005-10-10

by G-Tools



65daysofstatic 「Mean Low Water」 音のみ

テーマ : お気に入り&好きな音楽
ジャンル : 音楽

プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
FC2カウンター
Twitter...A

hogeisendan < > Reload

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。