スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Dizzy Mizz Lizzy 「Silverflame」

Dizzy Mizz Lizzyのライブに行く。素晴らしい体験だった。感動した。

ライブはバンドの演奏を聴き、パフォーマンスを目撃するために行くんだけど、
あのライブの空間を、あの場にいる人たちとで共有出来る事こそ、ライブの醍醐味であることを再確認した。
あの場に集まっていた方々、みんなDML待ってたんだなーって感激した。


Beatlesの「Dizzy Miss Lizzy」をSEにメンバーが登場。
やっぱりテレビで見ていた彼らよりも、老けていた。マーティンは特にそう思った。太ってたし。
メンバーの登場に興奮しながらも、時間の流れを実感した。

でも1曲目「Thorn In My Pride」が始まって、一気にスイッチが入った。
ティムはずっとソロでミュージシャンやってるから上手いのは当たり前なんだけど、
マーティンとソレン、上手かった。すっごくいいリズム作ってた。低音が気持ち良かった。
二人はプロのミュージシャンとしては引退してたんだけど、きっと音楽は続けてたんだろうな。

そして立て続けに「Find My Way」「Barbedwired Baby's Dream」と。もう感激です。
「Find My Way」はもっと盛り上がったときに聴きたかったけど、やっぱり良かった。
14年前にテレビで見ていた彼らの姿がフィードバックするようだった。あの映像よりも上手かった気がする。

「Barbedwired Baby's Dream」ではイントロが始まった瞬間に客がめちゃめちゃ盛り上がってた。
この曲のリフかっこいいもんなー。ティムのギターソロも最高だった。
ティムのキメに合わせて客がいちいち反応していて、すごくいい感じになってきた。

そしてファーストから「For God's Sake」「Mother Nature's Recipe」と続く。
16のビートが気持ちいい。マーティンとソレンのリズム隊がここでも光っていた。かっこよかったなー。

「赤坂ブリッツのライブに来た人はいるかい?」とMCを挟み、
そのときにやらなかった曲ということで「Hidden War」。美しいメロディがとても身に染みた。
ティム、歌めっちゃ上手い。昔観たライブ映像よりも、全然上手かった。
ミュージシャンとして積み重ねてきた歴史の重みを実感する。

「When the River Runs Dry」「And So Did I」とオルタナ風のヘヴィな曲が続いた後に、
個人的1回目のクライマックス。「Rotator」。この曲は客もかなり盛り上がっていた。サビかっこいいもんなー。

2回目のサビが終わってギターソロ始まるところで、ティムがこっちの方に走ってきた。
すっげー楽しそうな顔で。美しい旋律とドラマ性も相まって、思わず熱いものが込み上げてきた。
あの瞬間、僕にとっては過去のバンドではなく、現在のバンドだった。音楽でしか味わえない興奮があった。

セカンドから「Run」を挟み、「Love Is a Loser’s Game」。
バンドの演奏、特にティムのボーカルは素晴らしかったんだけど、
ティムが客に歌えって振って、客がそれに応えてちゃんと歌えてるのがとても良かった。
みんなすげーよって思った。あの場で一緒に歌えて、とても幸せな気分になった。

これまたバラードの名曲「11:07 PM」。ほんと名曲の多いバンドだと実感。ティム、ほんとに絶好調だった。
続いて「Wishing Well」。ここのキメをバンドメンバー全員で完璧に決めていた。
全くブランクを感じさせない。すげーや。

「67 Seas In Your Eyes」では間奏部でメンバー同士のセッションが延々と続く。
ティムに負けじとマーティンとソレンが食らいついていく。最終的にはソレンのドラムソロになっていた。
何であんなに叩けるんですか…、ブランクないんですか…、と驚き。
センスある人って、きっとブランク関係ないんですね。正に現役のバンドの演奏だった。

そして本編最後に「Waterline」「Glory」と名曲二連発。個人的2回目のクライマックス。
やっぱりこの2曲は客もめちゃめちゃに盛り上がる。前の人々、飛びまくってて、すごくいい光景だった。
14年前のライブ、もっと激しかったんだろうけど、同じように盛り上がってたんだろうな。
あのときにもやっぱり観てみたかったな。

しかし「Glory」のイントロはヤバかった。
あのギターフレーズはロック史に残ると個人的に言いたいくらい、素晴らしいフレーズだと思います。

本編が終わり、アンコール待ちなんだけど、このときも客の一体感が炸裂。
自分の周り、みんな手拍子してる。しかも他のバンドのライブよりも、息が合ってた気がする。
みんなリアルに出てきてほしいんだろうなって思った。もしくはメンバーに思いを伝えたいって気持ちか。
予定調和のアンコール待ちって感じじゃなくて、すごく良かった。

アンコールは軽快なリズムが印象的な「Love Me A Little」に続き「Silverflame」。
個人的に3回目のクライマックス。身体を動かすこともしないで、食い入るように演奏を聴いていた。
ここでもティムの歌、めちゃめちゃ良かった。
メンバーを見つめながら、14年前の自分のことを思い返すような気がして、ここでも胸が熱くなった。

この曲でもティムは客に歌わせてたけど、客もちゃんと歌ってた。
バンドと客とが完全に一体になっている気がした。双方が作り上げる感動的な空間があった。
いつまでも続いてくれればいいのになーって思った。

この曲が終わり、メンバーは観客をバックに記念撮影を実施。
記念撮影を終えた後のメンバーの表情は満足そうであり、感激しているようにも見えた。
あのときのティムの表情、今でも印象に残っているもんな。

アンコール2回目「Two of You」で本当にライブは終了。
欲をいえば「Rise And Fall」聴きたかったけど、全然それでも良かった。

最後にメンバーはピックやスティックを投げていたけど、
サンキュー、アリガトウって言っていて、すごく嬉しい気持ちになった。

メンバーがいなくなって客電付いて、ステージの撤収が始まっても前方の客はずっと残っていた。
拍手して歓声上げて。そんな光景を僕は遠めに眺めながら、今日のライブの余韻に浸っていた。
14年間待ち続けたんだもんな、僕達は。


今日のライブ、アナウンスされていた通りに、次を予感させるものは何もなかった。
新曲はなく、ファーストとセカンドから、昔の曲をひたすら演奏するライブだった。
メンバーにはメンバーの「今」があり、バンドは彼らにとって「未来」ではない。

寂しい気持ちもあるけど、でもそれが彼らの選んだ道。
14年前にDMLに触れた人たちも、その長い時間の中でそれぞれの道を進んできたはず。

でもそうやって分かれていった個々の道が、奇跡的にまた一つの道に戻ってきた、
今日のライブ、そして各地で行われた再結成ライブは、そんな空間だったんだと思う。

「過去」を振り返るのは後ろ向きなイメージが付きまとうものだけど、
今日のライブにはバンドのメンバーと観客との「現在」が交錯していたと思う。

今日のライブに行けたことによって、また僕は前に進んでいけるような気がした。


ティムは最後に「See You Again」と言っていたけど、それが本当に実現するかは分からない。
でもそれがまた数十年経ってもいいから、現実になったら嬉しいな。そう思った。

とにかく今日は最高だった。バンドのメンバー、そして観客の方々、ありがとう。
酔っ払いながらも、僕は今、その気持ちでいっぱいである。


(セットリスト:2010/5/9 川崎クラブチッタ)
Thorn In My Pride
Find My Way
Barbedwired Baby's Dream
For God's Sake
Mother Nature's Recipe
Hidden War
When the River Runs Dry
And So Did I
Rotator
Run
Love Is a Loser’s Game
11:07 PM
Wishing Well
67 Seas In Your Eyes
Waterline
Glory

Love Me A Little
Silverflame

Two of You


B0000087GUディジー・ミズ・リジー
ディジー・ミズ・リジー
EMIミュージック・ジャパン 1998-03-28

by G-Tools



Dizzy Mizz Lizzy 「Silverflame」 音のみ



Dizzy Mizz Lizzy 「Rotator」 PV
スポンサーサイト

テーマ : お気に入り&好きな音楽
ジャンル : 音楽

Dizzy Mizz Lizzy 「Find My Way」

あっという間に4月も終わり。
明後日からはうちの会社のGWが始まり、GWが終わればDIZZY MIZZ LIZZYの再結成ライブ。

すごく楽しみな反面、時間が経つのがあまりに早く感じられてちょっと寂しくなったり。
もう30なって半年経ってんだぜーって、信じられん。
この半年は仕事で色々な経験をしていて、それなりに有意義に過ごしているんだけど、
何となく、俺今まで何やってたんだ?、って思ってしまってもいたり。

まー、いいや。


ライブのチケット買ってから、DML聴く機会が多くなったんだけど、
ファーストは勿論、セカンドの『Rotator』をよく聴いている。

ファーストがあまりにも鮮烈過ぎて、セカンドが地味な扱い受けているバンドって多い気がするんだけど、
このバンドの場合もたぶんそう。でもファーストが気に入ったらセカンドも聴かないと勿体無いと思う。
逆にファーストがメロディアス過ぎて苦手な人は、このセカンドならいけるかも。

『Rotator』は、とにかく通り過ぎるには勿体無いアルバム。
中古屋でありえない安値で取引されてるし、目撃したら捕獲をとにかくおすすめしたいです。


「Thorn In My Pride」はいきなり衝撃の1曲目。

小気味良い疾走曲なんだけど、様々な仕掛けが凄い。
イントロから歌メロに入るときにいきなり浮遊感のあるコードに転調。
ベースラインがメロディアスに動きまくってかっこいい。ワウのきいたギターソロもかっこいい。
ラストなんてキメのフレーズ入れまくりで、変則的なコード展開と相まってめちゃめちゃかっこいい。

「Run」は『Sgt. Pepper's…』を彷彿とさせる東洋風の楽器音から始まり、変拍子のイントロ。
この曲のコード展開も浮遊感漂う個性的なコード展開。やっぱりここもビートルズ風って感じがする。
間奏では変拍子交えて、ここでもキメを連発。

「Rotator」は変則的なリズム使ってはいるんだけど、前2曲と比較してオーソドックスな疾走曲。
でもサビのメロディはめちゃめちゃかっこいいし、間奏部でのリフの応酬、
そしてちょっと様式入ったようなメロディアスなギターソロがかっこいい。
この曲はリズム隊の鉄壁さがまた光っている。タイトなドラムが素晴らしい。

そしてジョンレノンに捧げた美しきバラード「11:07 PM」。
11:07 PMはレノンが亡くなったことを知ったとき、時計はこの時刻を指していたことに由来したタイトルだそう。
とにかくメロディが美しい。歌メロの裏で鳴るクリーントーンのギターがまた美しい。
ラストではギターが更に重ねられ、不思議なコード感がまた哀愁をそそる。

一転してギターリフで曲が展開していく、重さすら感じさせる「Back-Bone-Beat」。
この硬質なリズムと展開はファーストにはなかった新機軸なような。
もちろんこの曲でもメロディの美しさは立っているんだけど。

「When The River Runs Dry」「Break」「Riff Sang」も同系統のヘヴィなリフを絡めた曲。
「I Like Surprises」なんかはグランジっぽい雰囲気も感じられる。

どの曲もメロディと変則的なコード、そして変拍子のキメが映えていて、かっこいいんだけど、
個人的には中盤で似たような曲調の曲が続くのがマイナスポイントだったりする。
このアルバムの惜しいところはそこだなあ…。だからちょっと名盤とまでは言いたくなかったり。

「Take It Or Leave It」ではそれまでの曲のダークな雰囲気を引きずっているんだけど、
ダークさの中で美しい歌メロがすごく映える、ミドルテンポのバラード。

続いて炸裂するのが「Find My Way」。この曲は文句なしの名曲。
鮮烈なギターのリフとバッキング、動きまくるベースラインと引き締まったタイトなドラムが印象的。
スリーピースでここまで出来るのかーって驚きがあります。静と動の使い分けも素晴らしい。
高校の頃、この曲聴いたときは衝撃だった。切なくて激しくて。

3分の中でここまで展開作れるアレンジセンスには脱帽です。

「Two Of You」はこれまたヘヴィなリフを中心に据えた曲。
歌メロの裏で鳴るギターのアレンジがこれまたかっこいい。

ラストの「Rise And Fall」は、これまた美しい名曲。
アコギのフレーズとビートルズ風の浮遊感漂うコード展開が、独自の世界観を作っていて、とにかく素晴らしい。
ビートルズの雰囲気があるんだけど、どことなくダークな雰囲気を醸しだしているところが、
90年代の雰囲気を醸し出しているようで、興味深い。

「Outro」は何となく「I Am the Walrus」を彷彿とさせる。
こういうところでもいちいち仕掛けが利いていて、凄いなーって思う。


こうやって全曲振り返ってみると、聴き所満載の素晴らしいアルバムだと改めて思った。
特に楽器やってたり、作曲を試みた経験がある人だったら、
その曲作りと演奏の才能にため息が出るんじゃないかなーって思います。

絶対サードを作っていたら、世界的に影響を与えるようなバンドになったはずだ。
今でもやっぱりそう思っている。つくづく勿体ないバンドだったなぁ…。
きっと彼らは早熟過ぎたんでしょうね。もしくは彼等が登場するのが早すぎたのか。

とにかく、ライブ楽しみ。すっげー年齢層高いんだろうなー。
再結成と来日を待望していた方々と、盛り上がりたい。


B00005636Sローテイター
ディジー・ミズ・リジー
EMIミュージック・ジャパン 1996-05-24

by G-Tools



Dizzy Mizz Lizzy 「Find My Way」
1996年のライブ動画(音小さいですが…)。高校の頃、深夜に伊藤政則がDMLの特集番組やってて、
そこで見たのがこのライブ映像でした。曲の素晴らしさもさることながら、
ティムのギターに驚いたのを覚えています。あんなに指ストレッチしてアルペジオして、歌ってるんだもんな…。
最もライブで聴きたい曲です。15年越しの待望です。



Dizzy Mizz Lizzy 「Thorn In My Pride」 音のみ。目まぐるしい展開がたまらなくかっこいい名曲。



Dizzy Mizz Lizzy 「11:07 PM」 ジョンレノンが登場するPV。とにかくメロディが素晴らしい名曲。
http://www.youtube.com/watch?v=hUBxyDb2SYI

テーマ : お気に入り&好きな音楽
ジャンル : 音楽

Dizzy Mizz Lizzy 「Glory」

Dizzy Mizz Lizzy、まさかの再結成。しかも来年の春に来日決定…。
伊藤正則のラジオで発表されていたとのこと。

これは絶対に行かねばならんな…。来年で一番楽しみなライブになりそうだ。


Dizzy Mizz Lizzyは、高校の頃、ハマっていたバンド。
メタル系の媒体を初めとして、それ以外の音楽雑誌でも多少なりとも話題になっていたような。

ファースト『Dizzy Mizz Lizzy』は1994年、セカンド『Rotator』は1996年。
この時代って、特にアメリカではダークなバンドが多かった。グランジの影響。
ハードロックやメタルのバンドも、無理してダークな雰囲気のアルバム作ったりして大コケしていた時代。

日本にいては実感できなかったことだけど、
あの時代、シリアスでダークでなければロックにあらず、といった雰囲気があったのは確か。

そんな時代、思いもよらないところから、グランジブームに風穴を開けるような才能が現れた。

デンマーク。
今でこそMEWみたいなバンドがいるけど、
世界的に影響を与えるようなミュージシャンは、少なくとも当時はいなかったと思う。

そんな国から突然変異的に彼らは登場した。
歪んだギターとリズムに、ポップなメロディとひねくれたコード展開。
変幻自在に繰り出される変拍子や転調。

こんな音楽は聴いたことがなかった。
当時、グランジとビートルズを掛け合わせた次世代バンドみたいな紹介されてたような。
確かにビートルズが引き合いに出されるくらい、アレンジセンスには天性のものがあったと思う。

ロックの衝動を失わずに、ここまで作りこんでアレンジしてしまうのは素晴らしい。
ファースト発売時、若干20歳。恐ろしい。


物凄く期待されていたバンドなんだけど、わずか2作アルバムを作っただけで、惜しまれつつ解散。
この人達ずっとバンド続けてれば、世界的なバンドになれたんじゃないかなって思う。

グランジの先を示したロック。立ち位置としては、このバンド、MUSEと被る。
音楽性やキャラは全然違うにせよ、グランジの影響を昇華しながら、
新たなロックを追求する姿勢は大いに共通項がある。

彼らに関しては登場が早すぎたって言われてるけど、同感。惜しい。ほんと勿体ないバンドだったな…。


Dizzy Mizz Lizzyの代表曲といえば、やっぱり「Glory」。
一度聴いたら忘れられないイントロのギターのメロディ。
簡単なコード分解フレーズなんだけど、なんであんなに物憂げに響くんだろう…。美しい。

この曲のアレンジ、冴え渡ってると思う。よくもここまで出来るなあと。
個人的にはラストの転調がたまらない。ものすごくメランコリックで、胸が熱くなる。
ベースのフレーズもメロディアスでかっこいいし、硬質なドラムもかっこいい。

あー、ライブ観たい。観たいー。

B0000087GUディジー・ミズ・リジー
ディジー・ミズ・リジー
EMIミュージック・ジャパン 1998-03-28

by G-Tools



Dizzy Mizz Lizzy 「Glory」 音のみ



Dizzy Mizz Lizzy 「Glory」
ライブは正直、そこまで凄いって印象は動画を見る限りはありません。
でも、あのギター弾きながら歌うのは、めっちゃ難しいと思います。
まだ若かったし、色々とムラのあるバンドだったんじゃないかと、想像。

テーマ : お気に入り&好きな音楽
ジャンル : 音楽

プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
FC2カウンター
Twitter...A

hogeisendan < > Reload

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。