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無題

今回の選挙は自分にとって今までとは異なる想いを抱いた選挙だった。

ツイッターやるようになってから初めての選挙だったんだけど、
タイムライン上には様々な政治的なツイートが流れてくるようになった。

その中でツイッターの威力というのも凄く感じていて、
はっきりとした主義信条を一市民が不特定多数に表明することが出来るツールとして、
ツイッターというものは非常に有効な手段であることを実感した。

ただ、それが「快」であったかというと決してそれは心地良いものではなくて、
自分の考えとは異なる意見が流れてくると「許容」のキャパを超えて、
段々と「苦痛」を感じていく自分もいた。
自分と異なる考えを浴び続けるって結構辛いことなんだなーと実感した。

でもこれからは、そういった情報の洪水に耐えられる強い「個」が必要な時代になったということ。
もっと個々人は賢くならなければいけない。強くならなければいけない。
自分もまだまだ古い人間で、弱い人間なんだと実感した選挙期間であった。

でも会ったことの無い様々な方々の考えを知ることにより、
自分があらゆる事柄に対するスタンスを明確化するための、様々な視点をもらえたのは事実。
一個人がネット上で手軽に主義信条を表明できる時代になったのは、間違いなく進歩であると思う。

自分はパンク系の音楽を好んで聴くんだけど、自分が好きなミュージシャン達の
政治的な主義信条に基づく発言も容易に伝わるようになったのが今回の選挙だった。
影響力がある人達がそういった発言をすることは凄くいいことだと思うけど、
その考えを妄信的に受け止めるのではなく、自分の頭の中で消化することの重要さも感じた。

ぶっちゃけて言うと「脱原発」「徴兵制」に関しては相当考えさせられた。
ネガティブキャンペーンのような動きには閉口も少なからずあったけど、
でも、その中で自分はどう考えるんだっていう強さがやっぱり必要な時代になったんだなと思った。


自分は政党政治というシステムが良いなんて全く思っていない。

自分の考えに合致する政党を支持して、
自分の意思を政治家を通して反映させるってのは理想のように思えるんだけど、
その政治家が実際に自分の意図に基づき実行してくれるかが見えないからである。
仮に考え方が合致していても、そいつがポンコツで実行力がないなら全く意味が無い。

民主党が前回の選挙で掲げたマニフェスト。
僕個人としては反対の政策も多かったけど、でも実際に実行してくれれば面白くなると思ってた。
既得権益にメスを入れて、多くのしがらみに対するリセットをしてくれるんじゃないかという期待はあった。

でも結局は、政権取る前までは分からなかったことが分かってきて、出来ませんでしたという結果。
全く実行力の伴った組織ではなかった。

今回の選挙でも多くの政党からの立候補者があって、
特に第三極と言われる政党が新人を多数擁立した訳だけど、想像するに、ポンコツも相当数いたはず。
たぶん言っていたことの殆どは実行出来なかったんじゃないかと思う。

自分が理想とするのは、あくまで政党という枠組みに囚われず、
あくまで人物本位で政治家を選択できるような政治のシステム。

ただ、それは理想論に過ぎないのは分かってるので、もう少し党議拘束の制限を緩やかにして、
うちの所属する政党はこう言ってますが、自分はこの論点に関しては別な考えを持っています、
くらいは自由に言えるようにした方が、現実に沿うと思う。

てか選挙やる前から、例えばうちの党はTPP賛成だけど、自分は反対ですとか、初めからやれって話。
政権取ってからやり始めるから変なことになる。

党の考えの傘に守られずに自らの考えが晒される環境にあった方が、
政治家の方々も議論の中で鍛えられるし、
人物本位で自分の意思を託せる人を探すのに役立つんじゃないかと思っている。


今回の選挙、自分がどう行動したのかというと、
結局は実行力云々は抜きにして、自分の持つ考えに比較的合致している候補に投票した。
はっきり言って、全く自分の意思が反映されるなんて、一切思っていない。全く期待していない。
実際、自分が投票してもしなくても、選挙結果に対して何の影響もなかったと思う。

ただ、決断を迫られたから、自分の中で現段階で一番マシだと思える選択をした。
投票した政党も候補者も、全く応援していないし、期待もしていない。

ただ、国民として逃げたくなかったから、真摯に選挙というものに向き合った。
今の時点ではそれが最も良い結論だと思って、自分は投票行動を起こした。

別に選挙に行くのは国民の義務だとは思わない。僕はただ、プライドの問題だと思った。
自らと社会との接点になりうる選挙という制度に対し、
例え自分の一票が社会を変える訳でないと知っていても、その爪痕を残しに行きたいと思った。

自分はそういう考えを持っていたから、投票率が低いという報道は本当に残念に思う。
これははっきりと言うけど、日本人としてのプライドが足りないと思う。

政治的な主義信条、どのような考えを持っていても僕は良いと考えている。
どんなに過激で、エクストリームな主張を持っていようが構わない。
社会がどうあるべきか、真剣に考えた結果であれば、その思想は尊重されて然るべき。
右翼だろうが左翼だろうか、開国だろうが鎖国だろうが、別に構わない。

特に若い人間は自分達の投票率が低いから、若い世代を配慮した政治になっていないことを自覚すべき。
票にならないことに、政治の側から歩み寄ることなんてことはあり得ない。
賛否あれど、自分は白票でもいいと思う。投票率を上げるという視点で行動してほしかった。


僕は選挙結果についてとやかく言うつもりはない。
結果は国民が決めたこと。それは事実だからである。

ただとにかく、投票率が低いのが残念だった。
去年不幸な出来事があってから初めての国政選挙。
今後の日本の未来を方向付けるような、重要な選挙だと思っていた。

そんなんでいいんかね。みんな。なんか凄くモヤモヤするわ。
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無題

本当はPCを付けているのもやめるべきなんだろうけど、
自分の今考えることは記録に残しておきたい。

部屋の電気は一箇所しかつけないし、エアコンと電子レンジはしばらく使わない。
だからPCの電源を付けることは許してください。
自分にそう言い聞かせて、今僕はPCの画面に向き合っている。

何だかんだで僕が直接的に知り合いにあたる被災地の方々については、今日の時点で安否は確認できた。
でも恐らく、知り合いの知り合い(友人の実家とか)を含めると、
恐らく被害に遭われた方がきっといると思う。

あと、僕の地元は茨城なんだけど、震災後は電気も水道も止まって、
大変な状況になっていたみたいだ。


正直、今回の震災って他人事とは思えなかった。
自分は安全な場所にいるくせに。凄く偽善的だと思うけど。

自分の知り合いが巻き込まれているって実感が無いと、自分の胸って痛まないんだってことに気付いた。
悲しいニュースなんて毎日のように世の中に溢れているし、
本来はその都度、胸を痛めるべきなんだろうけど。

僕は悲しいけど、そこまで出来た人間ではない。改めてそこを実感した。
でも、そんな出来た人間でなくても自分に出来ることって何だろうって思った。

被害に会った友人に対し、返事は無用とした上で、励ましのメールを送ること。
被害に遭われた方々に必要な物資を供給できるように、義援金を送ること。
電力不足の状況を前にして、不要な電気を使わないようにすること。

今すぐに僕が出来そうなのは、これらのことくらいだ。
でもやっぱり考え抜いた上に、僕が一番やるべきことはこれだと思った。

被災地の復興に対して役に立てるように、僕の今の仕事に対して今以上に真摯に向き合うこと。


自分が今開発している製品が世の中に出せれば、少なからず僕は社会に貢献できるはず、と思っている。
モノを作るためのエネルギーは必要になってしまうけど、
従来よりも機能としては同一であるにも関わらず、消費エネルギーの少ない最終製品が実現できる。

消費者が喜んでくれて、供給側もそれに見合った対価を得ることにより、
お金が循環して、仕入先にも得意先にもうちの会社にも、利益が出る。
利益が出れば、税金をより多く納めることが出来る。
結果的に税収が増えれば、日本の復興のための予算は増えるし、日本を元気にすることが出来る。

とても飛躍のある、限りなく理想的なシナリオであるけど、
でもこんな考えで自分は仕事をするんだって思わないと、なんかやり切れない。

会社のためではなくて、社会のために、日本のために仕事をする。
もっと壮大なスケールで語るならば、人類のために、仕事をする。

僕の想像だけど、奇跡的とも呼ばれる高度経済成長が、戦後に実現したのは、
「私」ではなく「公」のために身を捧げた方々の尽力と思えてならない。


昨日、菅総理がすごくいいことを言っていた。
以下、抜粋。

私は今回の地震、そして津波、そして原発の今の状況など、
戦後65年間経過した中で、ある意味で、この間で最も厳しい危機だと考えております。
果たして、この危機を私たち日本人が乗り越えていくことができるかどうか。
それが一人ひとり、すべての日本人に問われていると、このように思います。

私たち日本人は過去においても厳しい状況を乗り越えて、
今日の平和で繁栄した社会を作り上げてまいりました。
今回のこの大地震と津波に対しても、私は必ずや国民の皆さんが力をあわせることで、
この危機を乗り越えていくことができる。このように確信をいたしております。

どうか、お一人おひとり、そうした覚悟をもって、
そして、しっかりと家族、友人、地域の絆を深めながら、この危機を乗り越え、
そしてよりよい日本を改めて作り上げようではありませんか。

そのことを心から全国民の皆さんにお訴えをし、私の皆さんへのお願いとさせていただきます。
どうか、よろしくお願いします。


僕は総理のことは全然好きじゃないし、今回の政府の対応もベストであるとは思わない。
このときの会見でも序盤は相変わらずしょうもないこと言っているな、位に思っていた。

でも先に引用した言葉を、相変わらず頼りなさげにではあったけど、
総理は精一杯に国民に対して、真摯に訴えていると思った。
自分の言葉で、精一杯に語りかけていると思った。

そして僕は総理の言葉を胸に、自分が出来ることを、精一杯やらなければいけないと思った。


電車が止まったり、停電予告があったりと、
今日実は僕は会社に行けずに早くも腰を折られてしまった感はあるけど、
でも僕は今の気持ちを、今自分が抱く気持ちを、大事にしようと思った。

人間は絶対に忘れる生き物で、僕がこんなことを思っていても、
またすぐに頭の中からすっかり無くなってしまうときが来ると思う。

でも、今僕が考えていること、これは間違いなく現実である。
この瞬間を記録しておくことで、きっと自分はまた立ち返ることが出来る。

極めて私的な文章であるけど、自分のブログに今の自分の気持ちを残しておくことは有益だと思った。


福島の原発の件、僕は何にも出来なくて、ただ画面を見つめているだけだけど、
本当に願いでしかないんだけど、でもあの美しい土地が汚染される悲劇は、目にしたくない。

自分にとって、日本という土地の尊さを実感している。

決して偏屈なナショナリズムなんかではなくて、
ただ僕は先人の方々が築いてくれたこの土地に対して、感謝の気持ちを抱いているだけなんだと思う。

はっきり言って、この国にも救いようのないバカがいるっていうのを実感しているのも
昨日今日のことなんだけど、そんな奴らは放っておいて、
自分がやるべきことに真摯に向き合える人間でありたい。


正直、今は音楽のことに関しては語る気持ちにならないので、
更新は少し時間をおいてからになると思います。
プロフィール

捕鯨船団

Author:捕鯨船団
1979年生まれ。
東京都町田市在住。
電子部品の技術開発に従事。

30超えにも関わらず、
楽器をドラムに替え、
学生時代以来のバンドを始めた
今日この頃。

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